驚いたときに「心臓が止まるかと思った」「心臓が止まるわ」と言いますよね。
びっくりしてドキッとするので、心臓が止まるように感じるのでしょう。
今回、心室性期外収縮(不整脈)を経験して、多いときには1分間に10回ぐらいに脈打たない状態になっていました。
ホルタ心電図では、24時間で11万回の脈拍数で7千回も脈が飛んでいたのです。
手首で脈拍を測っても脈が弱いし、脈もトントン・トン・トントンのように不規則になりました。
脈打たないときは、胸が詰まったかのような感じになり、再び脈打つことの繰り返しです。
夜寝るときがすごく怖くて、このまま止まるのではないかという恐怖は今までに経験してことのない感じでした。
死の恐怖ってやつです。
寝てしまうと、声も出せずに心停止してしまったらという恐ろしさがありました。
肺塞栓症の時も、もう駄目なのかという恐怖がありましたが、今回の心室性期外収縮は、それを超える恐怖でした。
私はこの恐怖を味わってから「死にそう」などの言葉を容易く使うことはなくなりました。
本当に死にそうなときは、恐怖で言葉は出ないと思います。
検査をした結果、心室性性期外収縮という一般的な不整脈という診断で、10年生存率は健常者と同じということで、特に心配することはないとのことです。
というより、これといった治療の必要もないのです。
私は動悸がきつかったので、心臓の働きを弱める効果のあるメインテート錠を服用することになりました。
心臓が興奮状態なので、その興奮状態を緩和する効果のある薬剤です。
メインテート錠の服用で動悸は治まり、心室性期外収縮(不整脈)も治まったような気がします。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます