ルソーといえば、このようなジャングルの絵をイメージする方が少なからずおられると思います。
しかし、彼は実際にジャングルに入ったことはなく、もっぱらパリ植物園に出向いていたとか。
下手さ加減や稚拙さが魅力だと言われ、独学の日曜画家などと呼ばれていますが、徹底的に単純に描くこと自体が、その内面にあるものを輝かせる、という考えも持っていたようです。
平面的で稚拙な絵は、多くの批評家から見くびられたそうで、日本ではヘタウマ、などと言われていますが、彼の絵は、へたくそ、ではないですね。
絵に目覚めたのは、40代前半と言います。
彼の極端な無邪気さや絵画に対する熱意は、人々を引き付け、かのピカソが彼の絵を好み、絵を買ったという話もあります。
これが代表作だそうですが、彼の絵、物語が作れそうなものが多いな、と感じます。
緻密に描かれた絵も感心しますが、イマジネーションが膨らむような絵が好き。
稚拙さが魅力といえば、こどもたちの絵です。
絵にはその子の精神状態が表れると言います。
パパとママと手をつないで、お家の前にいる。
頭上には赤い太陽が輝いて、お花が咲いて。
というような絵はよく見かけますよね。
何のためらいもなく、紙の上にクレヨンを滑らせる。
こどもの絵は最高です。
孫が最初に描くのは、さて何の絵でしょう。
孫が息子に似れば、多分お絵かきは得意です。
すっかり、グランマな今日この頃(苦笑)
今日もつつがなく過ぎますように
感謝をこめて
つる姫
私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。
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