関係者の皆様の歓喜の様子や、お子さんが目をキラキラさせてインタビューに答えていたり、我が子のように見守っていた、というご婦人もおられ、
ロマン、という言葉を思い出しました。
幼い頃、夜になれば当たり前に広がっていた星空。
同じ時刻に移動する人工衛星を見つけては、その小さな光が山の影にさえぎられるまで、見上げていました。
東京に来てから、空の星の数は大幅に減りましたが、仕事の帰り道にたまたま見上げた空に流れ星を見つけて、元気をもらった日もありました。
宇宙に関する雑誌を買って、宇宙の成り立ちを理解しようと思い、頭がよかったら宇宙飛行士になりたかったなあ、なんて思っていた私。
最終的には、星は見上げるものだ、という結論で締めくくりました。
頭は完ぺきなロマン系。
それにしても、リュウグウから持ち帰った玉手箱を落とした後、再び踵を返し10年の旅に出たはやぶさ2。
家に帰って風呂に入りたいとも、お寿司やラーメン食べたい、とも思わないのでしょうが、なんとも健気なこと。
コロナ禍で里帰りを控えたとかではなさそうです。
また、小さな町工場などで作られた部品を使って、何十年もの宇宙の旅に耐えうるロケットが完成するという、これもロマン。
下町ロケット、を思い出します。
この世界も、私たち一人ひとりが精密な部品のようなものなんじゃないかな、なんてことも思いました。
いや、なくてはならない部品のひとつにならなくてはいけないんじゃないかって。
たまに使うロマンという言葉
改めて調べてみると、
理想的、感情的に物事をとらえることで、夢などに強烈な憧れと理想を持つこと。
夢や冒険に強いあこがれを持つことというような意味だそうです。
ううむ、なんだか曖昧な答えですよね。
ロマンとか、地球に帰りたいとか、誰かに会いたいとか、コロナがどうのとか、はやぶさは何も考えていないんだな、と思ったとき、ふと隣にいるこたろうがうらやましくなりました。
この子が思うことは、ごはんがほしいとか、トイレに行きたいとか、遊びたいとか、そういうことだけ。
明日世界がどうなろうと、この子には関係ないんだなって。
いまを生きるこたろう、なんてかっこいいんだろう!
私も犬になりたい。
あ、これはロッキーです^^
トラの威を借る犬。
今日もつつがなく過ぎますように
感謝をこめて
つる姫
私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。
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