今日は啓蟄だそうです。
啓蟄は年によって日にちが変わるようで、私は昨日だったかなって思ってたけど、一日遅れで話題にしようと思って調べたら、まさに今日でした。
ご存じの通り、啓蟄は二十四節気のひとつ、土ごもりしていた虫たちが、気候が暖かくなって外に出てくる時期。
今年はいつまでも寒いので、虫たちもどうしようか迷っているんじゃないかな。
去年は不作だったつる姫城のアゲハの幼虫も、結局は秋前に6匹が越冬蛹になって、冬を越しています。
うち一匹は、実家から持ってきたクロアゲハ。今回は珍しく半分の3匹がクロアゲハです。
実家の方から来た、おのぼりさんのクロちゃん。新天地で新しい命をつないでほしいものです。
無事な羽化を願っています。
越冬の子は、半年ほども蛹の姿でじっと春を待つ。我慢とか辛抱とかの意識はなく、ただありのまま。
いや、ちょうのままか?
そうそう、今年は蝶以外に、家の裏側を掃除していて出てきた幼虫を一匹捕獲しています。
多分ハナムグリですが、土に埋めて保管しているので、出てくるのが楽しみ。
怖い虫だったらどうしよう。(笑)
コロナが本格的になって早2年。
辛抱我慢に心を砕かれつつ、それでも前を向いて必死に頑張っている人間たちをよそに、生き物たちは命を生きています。
彼らの必死とわたしたちのそれの違いは何なのか。
ただ、私たちは彼らのようには生きられないんでしょう。
私は虫じゃない にんげんだもの。
みつこ
去年のクロちゃんです。3月28日に羽化したみたい。
羽化したての美しい事。
産卵する頃にはボロボロになっているものもいますが、私にはそれもまたとても美しく見えます。
いまも明日も、私が笑顔でいる事が大切だと思って今日も頑張ります。
ご訪問ありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫