子守りのおばあちゃま、10日目。
昨日夕方、ついに孫の想いがあふれました。
お風呂から出た時に、ふと、洗面所の外が暗い事に気づいたらしい孫。
子どもは闇が怖いものですが、それがきっかけで、孫の様子が変わりました。
元々、お昼寝しない時は、晩御飯を食べたら、即寝てしまうので、昨日も眠くなったんだろうなと思っていたのです。
ただ、昨日は、好きな物だけ、半分やけくそのようにお口に突っ込んで、自らエプロンを外して、ソファに上がりました。
見ると、泣きそうな顔になっています。
眠たくなった?
と、顔を覗き込んだ時
「ままにあいたい・・・」
小さな声で一度だけそういい、持ってきたタオルケットを握りしめました。
ママと離れて10日。
たまに、「ままなんじにかえってくるかなあ」と、つぶやくこともありましたが、この環境を自分なりに考え、ママに会いたい、と言えずに我慢していたのではないか・・・。
わずか二歳の子が、いやいや期ではありながら、何があっても、ママを呼んで泣くことはなかったのに。
それでも、涙をこらえている孫を見て、こちらの目がウルウル。
大好きなミカンを持ってきても、「そこにおいといて」と大人の口調で対応してくる孫。
私は、涙をごまかし、鼻の穴にティッシュペーパーを詰めて、鼻息で飛ばして、孫を笑わせました。
他の誰にも見せられない光景ではありますが。
子育て必死の時には見えなかったものが、沢山見えてきて、またも感慨深い夜でした。
先日も書きましたが、持って生まれた性格という事もあるでしょうが、日々の暮らしの中で、子どもは家庭での生活や、テレビなどからの情報から、驚くほどの学習力で沢山の事を学び取っています。
言葉使いにも気を付け、与える情報もしっかりと管理してあげないといけないなと、気を引き締めました。
孫にとって、この二週間が与える影響がどのくらいの物か、知る由もありませんが、ママと再会した時の孫は、喜ぶのか泣くのかも気になるところです。
こたろうも、かなり気を遣っているようです。
みんながんばっています。
とても大切な時間をいただいている事に、ますます感謝。
大変だけど、辛くはない。
孫が寝てから、一人と一匹の時間に飲むワインの味は、最高ですし。
笑
孫たちの使っているお布団も干したし、大量のお洗濯ものが、真っ青な空の下、風に揺れています。
さあ、今日も頑張りましょう。
ご訪問いただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫