雷雨注意報の出ていた青森でしたが、電車が下北を出て八戸へ向かう頃には
外は激しい雨になりました。
電車の窓を水平に流れていく雨粒を目で追いながら、実際恐山でこの大雨が降ったら大変だったろうな、と
晴れ女であることに、改めて感謝したものです。
この旅は行き当たりばったりのつもりで、家の者にも2,3日出かけてくると言ってありました。
いい身分です。お仕事の皆様ごめんなさい。
そもそも読者の皆様も、つる姫はまた旅?一体何考えてんだ?と思ってらっしゃるはず。
色々あるんです。事情が。
さて、「スマホ」がある!と気が大きくなっていた私も、一日目の宿だけは予約していたので、
八戸から青森へ向かい、駅近くのホテルにチェックインしてから、近所のお店で晩御飯を食べました。
思えば早朝家を出て初めてのまともなご飯。
朝も昼も、適当な時にパンを食べたきりです。
地元のお酒も飲んでみたくて、
飲みやすいものを、と田酒という銘柄を頼んだのですが、すきっ腹だったこともあり飲み切れず、
お店のお父さんとお母さんに手伝ってもらいました(笑)
ったくすっかり弱くなったもんだ。
中トロ丼は美味しかったです。当然大間産でしょうか。
慣れないお酒でほろほろながらホテルに戻ってしばらくすると、急に雨が上がりました。
ホテルの窓から橋のようなものが見えていたので、腹ごなしにそちらの方に行ってみる事にしました。
以前ならコンビニでビールを買い込んで、二度と外には出なかったでしょう。
神様、ありがとう(爆)
雨上がりの青森港。見えている船は青函連絡船でしょうか。写真はスマホで撮った物。
ピンクの夕焼けが海に映えて綺麗だったのですが、この後また雨が落ちてきたのでホテルに戻り、
交流戦の始まったカープの試合を観ていたら負けそうなので、頭に来て
テレビを消して、翌日の計画を立てました。
弘法大師様は、青森から長崎まで歩かれたと聞いたような気がして、青森にゆかりの場所はないかと
「スマホ」で調べると青龍寺というお寺があるのを発見。
明日はまずそこに行ってから、その後三陸の方へ回ってみようと考えました。
これが、ずっこけの始まりだとも知らず。。
この日は12000歩ほど歩いていましたが、疲れたという感じはありませんでした。
血圧も全く変動はなく、あの巡礼の旅がいかに厳しいものだったのかを改めて感じたのでした。
つる姫にはやはり一人旅。人と会うのは好きだけど、団体行動は二度と無理だぁ。
みちのく~~ひとり~~たび~~~zzz
おまけ。
恐山にある三途の川にかかる太鼓橋。
悪人はこの橋が針の山にみえて渡る事ができないそうです。
もちろんつる姫は針になどは見えず、ハリキッテ渡りましたが、
思いのほか急勾配なのでお年頃の方は手すりを持ってね(笑)
つづく
合掌
つる姫