昨日も、ぽかぽか陽気。
こたろうのお散歩では、近隣の3~4個の公園や広場を巡ります。
こたろうくんは、この公園の噴水の周りを囲んである、ベンチにもなるブロックに乗るのが好きです。
「平和」と書かれたモニュメントを背景に、何枚かの写真を撮ってなごんでいますと、
後ろから、公園管理で清掃などをしていたお兄さんが、マスク越しでもわかるほどニコニコしながら近寄ってきました。
しかし、何か言いたげだったので、ふと見ると、噴水のそばにカラーコーンが置いてあったので、あれ?ここは入ってはいけなかったのかな?
と思っていると、私には目を向けず、こたろうをみたまま
「なるべく早くリードを持ってくださいね~~」と。
実はこの時、ほんの3分ほどか、高い所に乗っているのもあり(こたろうはこの高さでも飛び降りない)、リードを手から離して写真を撮っていました。
「何かあったら、犯人扱いされちゃいますからね~~」。
やんわりと、笑顔のまま、しかし、私から目を背けて告げるお兄さん。
私はこたろうの性質を把握しているし、この状況だし・・・と瞬時に
「この子はいきなり走ったりしませんから」。
この言葉が口から出た瞬間、ああ、私はなんということを!と思いました。
そのあとすぐに、「ありがとうございます、すいませんでした」と、お兄さんに告げてその場を去りました。
私が、即時に反省したのは「この子は大丈夫」的な事が口から出た事。
最低の言い訳、これだけは言ってはいけない言葉だと思っていたのに、「この状況みれば、それはないんじゃない?」という思いが先に立って、怒りの気持ちが出てしまったのです。
この言葉は飲み込んで、すぐに謝って、心の中で「この子はだいじょうぶなのに」と思ってればよかったのです。
確かにこの公園では、大勢の飼い主さんとわんこが集まって、リードを離している方もいて、こたろうの方に走ってきて嫌な思いをしたこともありました。
広場でノーリードで遊ばせている飼い主さんがいると、そこは避けて通りますし、腹も立ちます。
今回のこたろうの状況は違いますし、そのようなノーリードを私は絶対にやりません。
しかし、そういうことより、自分の言い訳に自分でがっかりして、もやもやして、気分が落ち込みました。
それでも、こたろうくんとの早春のお散歩は、続きます。
ほんの一部ですが、桜も咲いたし、
私は一生ボケませんが、ボケの赤が綺麗です。
白くてかわいいお花の集合体、ユキヤナギも満開。
帰宅後も、気持ちの切り替えができず、やり場ない想いでワンコ友達に、先ほどの件ラインしちゃいました。
友達の返信は、実にスマートで的確で、私のもやもやが晴れました。
彼女は、最近は「ノーリードポリス」が多い、と書いていました。
そいうえば、〇〇ポリスって言葉、聞きます。マスクとネットとか。
自分の正義?を言う人。
実はこの辺りの公園には、近隣によほどわんこの嫌いな住民がおられるのか、と感じるような記載をされた札のようなものが、以前から沢山あります。
「みんなの公園なので、犬を連れた人が集まると犬の苦手な人が困るので控えてほしい」、というようなものを見かけた時は、みんなの公園なんだから、そのいい方はないのでは、と思ったこともあります。
ただ、確かに、ワンコを連れた方たちが集まっておしゃべりに夢中で、園路などを塞いでいるのを見かけたこともあります。
わんこの好きな私でさえ、不愉快な光景です。
それこそ、ワンコポリスが、区に苦情を言って、そのような札がかけられているのだろうと感じた事もありました。
あのお兄さんも、何かしら苦情を受けた事があったのかもしれません。
こたろうの性格など知る由もなく、ひとくくりに「ノーリード」というキーワードで、対応されたのでしょう。
わんこを飼っていた(彼女のわんこは、虹の橋を渡ってしまいました)彼女が、過去に経験したことなどを書いてくれ、それを読んですっきりしたのです。
冷静な対応を読んで、何かあると、そこから自分の悪いところを、過去の事まで穿り出して、落ち込んでいき、自滅に至るわたしを、冷静に分析できました。
私が反省すべきは、ほんの数分でも、外でリードを離したことと、あの言い訳が口を突いて出た事だけ。
それ以上でも以下でもない、それだけ。
猛省と心の分析の日でございました。
それにしてもあのお兄さんは、いつの時点でこたろうがノーリードなのを知ったのでしょう。
まああの状況でノーリードという言い方には、私はまだ納得はしていないのですが(爆)
掃除しないで、見張っていたのかしら。
こたろうは、近づいたお兄さんに尻尾を振って、それこそ、今にも段から飛び降りそうになりました。
あの高さでも、滅多な事では飛び降りる子ではないですが。
私の目を見て注意してほしかったです。お兄さんは、間違ったことを言っているわけではないですから。
帰宅後
足を洗ったので、まるでぼろ雑巾。
足はあまり洗わない方がいいと言われていますが、町には色んなものが落ちているし、この時期は静電気で埃がびっしりで、
洗わないわけにはいきません。
見たな~~!と、にらむこたろうくん。
そして、なんとも気持ちよさげに眠るこたろうくん。
寝たまましっぽ降ってたので、楽しい夢でも見ているのでしょう。
知らない人にとっては、わんこも飼い主もひとくくり。
飼い主の躾は犬の責任で、犬の責任は飼い主にあります。
?
あ!WBC侍が勝ちましたね!
マイアミに行ける~~♪
長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫