☆つる姫の星の燈火☆

#318 転がる白球

おかげさまで、医者に行くこともなく咳も鼻水もほぼ収束いたしました。

今朝のお熱は36.2度。

何十年ぶりの熱とは言いましたが、さほどの高熱でもなかったので、ありがたかったです。

 

昨日は、こたろうのお散歩を再開。

かわいいお花くんくん。

くんくんくん

くんくん

しつこくクンクンした後は、お気に入りの場所でまったり。

冬場は冷たいのよね、石だから。

まんまるおちり。

さて、次の公園に行きましょうと、青空を眺めたりなんかしながら歩きつつ、ふと思う。

散歩の嫌いなこたろうですが、足腰は鍛えてあげないと、いやいやこたろうもそうだけど、私自身のためにもなるし。

なんやかや、私もいい年じゃけえ。

歩くようにはしてるけど、思った以上に反射神経とか筋肉とかが衰えているかもしれません。

家の中では階段から落ちないように意識することも増えた。

落ちて死ぬのも嫌だけど、大けがして不自由になるのも困る。

私は気の長いところがあるけど、せっかちなところもあって、娘にまで歩くの早いよ、と言われる。

そういえば、昔から歩くの早かったかな。

前を歩く人が携帯をみながらダラダラ歩いているとイライラする。

その人がご高齢の方ならいらいらはしませんよ。

 

信号がピカピカしたら走らないようにしよう、信号待ちが一時間もあるわけではない。

不注意で痛い目にあったり、怪我をしたりしないよう、余裕を持った行動をしよう。

高齢者の方が、色々な場面でお急ぎになられている姿を見ると、生き急いでいるように見えて悲しい。

もちろんそれも、コントロールできない脳の部分のなせることなのかもしれませんが。

意識することができるうちは、意識して暮らそう、落ち着いた大人の女性になる!といまさらの一大決心をして、ふと前方を見ると、歩道の横の公園から野球のボールが飛び出し、歩道を突っ切って車道に向かって転がっていくのが見えた。

あっ!!

思わず身体が動いてしまった。

猛ダッシュ!!

車道に飛び出す寸前のガードレールの真下、手では間に合わないので足で止めた。

セーフ!

この時、野球のボールを足で止めるとは・・と少し心が痛んだA型の私。

右手にこたろうのリードを持っていたので、左手で純白の球をつかみ、

すいません!と駆けてきた少年のグローブ目指して、利き手ではない手でボールを投げる。

ボールは美しい軌道を描き、バウンドすることなく、まっすぐに少年のグローブに吸い込まれ、少年がボールより白い歯を見せて、ありがとうございますと頭を下げる。

一緒に遊んでいた友達も、遠くで頭を下げている。

なんて、さわやかな野球少年たち♪

 

でちなみに猛ダッシュ、5歩、ボールはアンダースローで、距離はおよそ1.5メートル。

球速は計測不能

しかし、この数十秒の出来事の間、こたろうくんはどうしていたのかと後になって考えた。

リードを離すことはもちろんしないけど、この間こたろうくんから意識が離れてしまっていた。

いかんいかん。

私はこたんぽのときには、足元に何か危険なものが落ちていないか気にしたり、通行人などの邪魔にならないように気を遣うし、スマホなどは絶対に見ない。

だから、こたろうとの散歩は、楽しいけど気疲れもする。

ボールに目がくらんで一瞬でもこたろうの存在を忘れたことを反省しました。

ああ、A型のさが。まつゆきやすこもさが。

 

思わず身体が動くことはありがたいことでもありますが、やれやれ転ばなくてよかった。

一大決心をしたまさに直後、私ってなんなん、と思った出来事でしたが、まあそれが、どこやらの山道でタヌキのタクシーに乗ったり、高速の入り口の方に迷い込んだりするような私の本性なのでしょう。

良くも悪くも、頭と体は別物な部分もありますから、意識して行動するように努力します。

 

今日の言葉

年よりの冷や水

高齢者といわれるより、年よりといわれる方がなんか嫌だなあ。

 

ついこないだ夏至だなあと思ったら、もう冬至。

そしてもうすぐクリスマス。

サンタさんの来るクリスマスが懐かしいなあ。

 

ご訪問頂きありがとうございます。

感謝をこめて

つる姫


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

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