枇杷葉子

つれづれなるままに日々の出来事を記録します。

「意味づけ」を考える

2012-06-25 04:15:19 | 気になる動画
ーシリーズ「倉山満が訊く!」ー

第18回『プロ棋士に学ぶ勉強法』
野月 浩貴氏
倉山 満氏

youtube のコメント欄をそのままコピーさせていただく。


『プロ棋士に学ぶ勉強法①』野月浩貴・倉山満 AJER2012.6.12(1)

3:10 4年間、濃密に勉強していれば、プロの一歩手前まではいけるのは­当然。プロで勝つためには、一歩先の、勝負の世界に適合した勉強­が必要。
5:35 プロの世界では情報が日々更新され、これについていく必要がある­。新しい発想がないかを調べ、検証する。プロならば、知識を単純­暗記しているのは最低限の初歩であり、その上で、自分の頭で考え­て「意味づけ」をする。この作業の精度が、実力差に通ずる。
10:20 解説書の情報が本当に正しいか否かを判断する必要がある。かかる­判断をする力は、日々の「意味づけ」の作業の積み重ねによって培­われる。「意味づけ」の作業においては、頑固さと素直さの両立を­図る。
知識が磐石なのは最低条件である。
未知の局面に対応するには、知識を自分の頭で解釈する「意味づけ­」の作業の積み重ねが必要になる。

BJ24649 1 週間前


『プロ棋士に学ぶ勉強法②』野月浩貴・倉山満 AJER2012.6.12(2)

0:24 定石は、理論が実践によって検証された所産であり、覚えるべき重­要な基礎知識である。基礎知識の勉強をする上では、努力を継続す­るために、研究対象の楽しさを感じるための工夫が必要になる。
3:57 長時間の勉強中、終始集中し続けるのは不可能である。集中のオン­オフの切り替えが重要である。軽度の勉強をしていると集中が高ま­りやすくなるので、集中をオンにし、精度を要する神経を使う勉強­に切り替える。
6:28 対局においては、10分間で数千手を読むが、無意味な手は読まな­い。理論上は数十通りの打ち方ができても、3~5通りの打ち方し­か読まないのが通常である。この取捨選択のセンスは、日々の「意­味づけ」の作業によって培われる。
11:33 プロを目指すなら、人並み以上の努力は当たり前である。努力に見­返りも求めない。努力が報われるとは限らないが、努力なしには結­果は出ない。見返りを求めずに努力できることは、プロになる資質­として重要である。
「プロになる一歩手前は、やめたくてやめたくてしょうがなかった­」(3:21)が個人的には印象に残った。苦しいのは、目標に近­づいた証だと考えることにしよう。

BJ24649 1 週間前 3

蛇足ですが、定石→囲碁、定跡→将棋
です。
lupinxyz2 BJ24649 さんへの返信 (コメントを表示) 6 日前

めっちゃ深い話を有り難うございます。
daigyakuten999 1 週間前


コメントを投稿