ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】マルタのやさしい刺繍…スイスで老人な「フットルース」みたいなもの?

2009-09-06 00:44:45 | 映画・DVD
すでに昨日の9月5日(土曜日)に観た「めちゃイケ」
サンミュージック所属の鳥居みゆきとカンニング竹山に対し岡村隆が…
「尿検査するぞ」
みたいな事言っていました…いいんですかねぇ
(笑ったけど
…再放送の時は多分無音ですねこの部分



さて、以下は溜まった映画鑑賞記録です。



「マルタのやさしい刺繍」
(監督:ベティナ・オベルリ、出演:シュテファニー・グラーザー、アンネマリー・デューリンガー、ハイジ=マリア・グレスナー、2006年スイス/アメリカ)

TSUTAYAさんで「宮廷画家ゴヤは見た」「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II ~私を愛した黒烏龍茶~」と一緒にレンタル(前回の映画記事でも書きましたが、このあたりは曖昧
2009年8月2日(日曜日)の午前中に鑑賞しました。



ストーリー
スイスの小さな村トループに住む80歳のマルタ(シュテファニー・グラーザー)。数ヶ月前に最愛の夫に先立たれ意気消沈の中毎日を過ごしていた彼女は、部屋を整理するうちに出てきた若い頃自分で制作したランジェリーを見て若い頃の夢を思い出す。その夢を改めて実現させようと友人らとともに村に自分でデザインしたものを売るランジェリー・ショップをオープンするマルタだったが、保守的な村の住民たちは、彼女の店に拒否反応を示す。
詳しくは…http://www.alcine-terran.com/maruta/





ピロEK的感想&点数
スイスでは「ダ・ヴィンチ・コード」「パイレーツ・オブ・カリビアン/デットマンズ・チェスト」を抜いて動員数一位になった凄い作品との事。&いろいろなレンタルDVDに予告が入っていて少しだけ(ほんの少しだけ)気になっていた作品。
嫁さんがTSUTAYAでコレをチョイスしたからといって特に反対はしませんでした


保守的な村で、先進的(?)な事をやろうとする主人公ですが、
最初は上手く行かず、でも少しずつ理解が深まっていく…
という、
ザックリとカテゴリー分けするなら「フットルース」型映画(乱暴ですか
とはいえ、若者がロックを普及させるような内容では無くて、
少しセクシーな下着を売るのがハレンチか否かという内容(正直そんなにセクシーでも無い)。

登場人物は主に設定上は平均寿命を上回っている方々
ほのぼのした内容ではありますが、ある意味ハラハラ要素も含んだ作品
現に途中お一人の方は…。

ほのぼのした内容ではありますが、
主人公マルタの息子さん(牧師)が浮気してたりします。
…私が思うに、この映画の中でこの浮気が一番の事件です

で、お爺さんお婆さんの恋愛。
お爺さんお婆さんのインターネット。
お婆さんの運転免許取得(これもハラハラ)。
あとナニ党だか知りませんが党員云々、活動云々…にうつつをぬかし親の世話もしないバカ息子の登場で物語を少し引き締め
…等、盛り沢山

定年後で60歳なら…そこからまだまだ自分のやりたいこと出来るなぁ
なんて普通に思わせてくれる作品でした
ただそんなポジティブメッセージを感じさせてくれたとはいえ、面白いかといえば…微妙
まだまだこのような作品を堪能する年齢には至っていないようです私


なので点数は2点(5点満点中)
とにかく地味な作品ですね。スイスでは何故大ヒットに…って感じです。
こういうのがヒットする国民性なのかなぁ
…だとすれば品行方正で信頼できる感じも受けるけど面白みは無さそう…先日スペインには住みたくないという記事を書きましたが、別の意味でスイスにもあんまり住みたくはないなぁ



補足・蛇足
スイスの映画作品って観たの初めてかも知れません。
スイスって永世中立国で、いろいろな国際機関の本部とかが多くあって、銀行と自動車保険の国ですよね(後半はテキトー)。
地名も知ってるような場所が多くてよく聞く国だけど…実際はあんまり詳しく知らない国ですなぁ
…私の中のスイスの印象や雰囲気は、今のところこの映画が全てかもね



では、このあたりで





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5 コメント

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こんにちは♪ (ミチ)
2009-09-07 22:04:43
確かにとても地味な作品でしたよね。
マルタの作る下着って全然いやらしくないし、むしろ清楚な方なのに、殿方の考えることといったらホントにもー!!
下着イコール嫌らしいって思い込みが強すぎです~。

こういう空気のよさそうなところに住んでみたいけれど、住民同士隠し事もできなさそうなところはちょっとパスかな。
返信する
低!! (sakurai)
2009-09-08 08:21:44
あははは。
こういうのに、高い点つけて、礼賛したら、ピロさんっぽくないかな。
いやーーー、よかったですよ。
男のあほさ加減が、いい塩梅にでてて。
やっぱ、あくまでも女性の映画すたからね。
スカッとしましたよ。
「フット・ルース」から、「フラッシュ・ダンス」を思い出しました。
ああいう単純なの、よくありましたね。

BM、恐縮です。?マークが効いてます。
私も貼らせていただきますが、事後承諾で。
返信する
Unknown (Ageha)
2009-12-02 01:30:50
ランジェリー一枚で
アルムの山を
ハイジが駆け回る国ですからね。(笑)
おばあちゃんが下着作ったってええやんと思うんですが、これがむっちゃ保守的。
かわいいって言う年ではないけどお茶目で
そのくせ信念曲げない、やるじゃんって思いましたよ。

この町の日常生活は
とても楽しそうには見えないけど
老女のちっちゃな反乱(笑)にほくそ笑んでしまうのは
それだけ年取ったからかな…。
返信する
★★コメントありがとうございます(1)★★ (ピロEK(ミチさんへ))
2009-12-29 16:17:17
★ミチさんへ★

…このコメントがミチさんのお目に触れているといいのですが(時間開けちゃったからなぁ)
いつもコメントありがとうございます

>確かにとても地味な作品でしたよね。

こういった地味なヨーロッパの作品が、輸入されて我々の目に触れやすい状況にあるのってめずらしいですよね(?)
まぁ私の場合、地味過ぎてイマイチだったわけですけど。

>下着イコール嫌らしいって思い込みが強すぎです~。

下着というのは本来イヤらしいものでも何でもない訳ですが、
イヤらしいと思っていたい部分も男性としてはある訳で…それをお婆さん連中が云々とやると“萎え”です。
あの村では下着では萌えない、イヤらしい事を妄想しない男子が増えたりして、キリスト教的なモラル上ではむしろプラスだったりして(?)

では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
返信する
★★コメントありがとうございます(2)★★ (ピロEK(sakuraiさん、Agehaさんへ))
2009-12-29 16:18:05
★sakuraiさんへ★

いつもコメントありがとうございます
お返事が遅くなってしまい申し訳ありません

>こういうのに、高い点つけて、礼賛したら、ピロさんっぽくないかな。

逆にどういうのが私っぽいのか非常に気になりますが…
まぁ、この作品は私としては背伸びしちゃった感がありました。
娯楽より文芸に近い印象と申しますか、未だお子様なんでしょうねぇ私って

>私も貼らせていただきますが、事後承諾で。

今更ではありますが、相互リンクにしていただきありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします。

では、また来てくださいね。




★Agehaさんへ★

いつもコメントありがとうございます

>ハイジが駆け回る国ですからね。(笑)

ハイジといえば…低燃費少女のCMって面白いですなぁ(既にあんまり流れていない気もしますけど

>おばあちゃんが下着作ったってええやんと思うんですが、これがむっちゃ保守的。

スイスがどんな保守的なところなのかは知りませんが、下着を製造販売するのに破廉恥だなんて日本で言ってたら逆にキ○ガイ沙汰な気がしますね。
ある種の人には理想の国たる永世中立国ですが、あんまり住みたい国じゃ無いですねぇ…特にあの村。

では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願いいたします。
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