久しぶりに更新です
というか、年内ってもう少しなのに、まだ4月の映画記事…これから忙しい年末に突入なのに…困りました。更には選挙とかまであるんでしょ…困りました
まぁ、とりあえず映画観賞記録です。
「4デイズ」
(監督:グレゴール・ジョーダン、出演:サミュエル・L・ジャクソン、キャリー=アン・モス、マイケル・シーン、2010年アメリカ合衆国)
TSUTAYA DISCASさんから「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」と一緒に届いた一本。2012年4月30日(月曜日・振替休日)の夜に観賞しました。
この時期の観賞順としては…
「アナザー プラネット」で、この「4デイズ」
次は既に記事にしている、「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」、「ミッション:8ミニッツ」、「パーフェクト・センス」
その次が次回記事にする予定の「リアル・スティール」という順番。
どの映画を観たっていう記録のつもりが、アップの順番を守らなかったお陰で自分でも混乱する事態になっちゃってます
あらすじ&概要
ある日、アメリカの主要三都市に核爆弾を仕掛けたという犯行声明が送りつけられる。FBIは捜査線上に浮かんだ容疑者として、かつてイラク戦争に従軍経験を持つ元デルタフォースの男、スティーブン・アーサー・ヤンガー(マイケル・シーン)の身柄を拘束するが、彼は爆弾を仕掛けた場所を決して白状しなかった。そこに尋問スペシャリストでHと名乗る男(サミュエル・L・ジャクソン)が送り込まれてくる。Hは非人道的な拷問でヤンガーの尋問を行い、FBI捜査官のヘレン・ブロディ(キャリー=アン・モス)は、Hのやり方に反発するが…。
詳しくは(公式ウェブサイト)…http://4days.jp/
ピロEK的感想&点数
チョイ前に記事にした、ラッセル・クロウ主演「スリーデイズ」に便乗した邦題が付けられている事は、ほぼ確実なこの映画。そんなパチ臭さゆえにイマイチ作品かと覚悟して観始めたのですが…
意外と面白かったなような気も…まぁ途中までは割と引き込まれる部分もあったような…。
でも(以下は)ダメ出しだけの記事になってますけどね
まず、映画のメッセージが良く分からず。
テロリストに対し、容赦ない拷問をするHと、あくまでも容疑者の人権を考えるブロディ捜査官。
人権なんて考えてたら、もちろん解決せず。
非道に徹しても、結局解決せず。
拷問を否定しているのか、肯定しているかのは全く分からず。
…普通、どっちかに寄せるよなぁ
ならば、アメリカの中東政策やテロ行為のどちらか(あるいは双方)を批判しているのか、もしくは部分的にでも肯定的な内容なのか、と言うと、これもどちら側の状況もうっすらと描いてて、ハッキリせず。
…中道を気取った、その実、主張の無いものにしか思えず。
結局、状況だけ描かれてる映画なんだよなぁ。
だからナンだ…と思ってしまう感じ。故にオチ…はモヤモヤする構造。
更にアメリカでは、もう一個の核爆弾がすぐ後ろにあるというシーンまでカットされているらしいから、さらに日和見的というか
とにかく投げっぱなしのテーマで、製作側の考えがイマイチ。
拷問されているテロリストが主役と考えれば納得でき無くも無いけど…
仮に尋問・拷問で4個目の爆弾の場所が知られても、場所は3か所にしてたから、作戦勝ち…みたいな薄いオチで良いのなら。
もっと(多分主人公である)Hの“人となり”が明かされれば、もっと普通に面白かったのかも知れません。最後の子供の拷問を本気でやるつもりだったかどうかを明確に匂わせるとか…。
(子供への拷問が描かれないのも、結局はコードを気にしてのことで、またもや日和見)
全て解決オチ…としても見応えが減るとも思わなかったんだけど…何故が何も落とさず、何も訴えない映画…と私は思っちゃいました
出演は、怖い顔を生かしたサミュエル・L・ジャクソンと、怖い顔なのに優し目な役柄のキャリー=アン・モス。最近は性格俳優的(?)な活躍が目立つマイケル・シーン…とまずまずのキャストでB級映画という位置づけでもなさそう
ということで点数は3点(5点満点中)
…最近、4点がダボついているので微妙に辛い配点にしようかと調整中。そんな中の3点。
補足・蛇足
「5デイズ」にもそのうちチャレンジですが、戦場ジャーナリストものって、楽しめる確率が低めなんだよなぁ
では、このあたりで
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というか、年内ってもう少しなのに、まだ4月の映画記事…これから忙しい年末に突入なのに…困りました。更には選挙とかまであるんでしょ…困りました
まぁ、とりあえず映画観賞記録です。
「4デイズ」
(監督:グレゴール・ジョーダン、出演:サミュエル・L・ジャクソン、キャリー=アン・モス、マイケル・シーン、2010年アメリカ合衆国)
TSUTAYA DISCASさんから「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」と一緒に届いた一本。2012年4月30日(月曜日・振替休日)の夜に観賞しました。
この時期の観賞順としては…
「アナザー プラネット」で、この「4デイズ」
次は既に記事にしている、「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」、「ミッション:8ミニッツ」、「パーフェクト・センス」
その次が次回記事にする予定の「リアル・スティール」という順番。
どの映画を観たっていう記録のつもりが、アップの順番を守らなかったお陰で自分でも混乱する事態になっちゃってます
あらすじ&概要
ある日、アメリカの主要三都市に核爆弾を仕掛けたという犯行声明が送りつけられる。FBIは捜査線上に浮かんだ容疑者として、かつてイラク戦争に従軍経験を持つ元デルタフォースの男、スティーブン・アーサー・ヤンガー(マイケル・シーン)の身柄を拘束するが、彼は爆弾を仕掛けた場所を決して白状しなかった。そこに尋問スペシャリストでHと名乗る男(サミュエル・L・ジャクソン)が送り込まれてくる。Hは非人道的な拷問でヤンガーの尋問を行い、FBI捜査官のヘレン・ブロディ(キャリー=アン・モス)は、Hのやり方に反発するが…。
詳しくは(公式ウェブサイト)…http://4days.jp/
ピロEK的感想&点数
チョイ前に記事にした、ラッセル・クロウ主演「スリーデイズ」に便乗した邦題が付けられている事は、ほぼ確実なこの映画。そんなパチ臭さゆえにイマイチ作品かと覚悟して観始めたのですが…
意外と面白かったなような気も…まぁ途中までは割と引き込まれる部分もあったような…。
でも(以下は)ダメ出しだけの記事になってますけどね
まず、映画のメッセージが良く分からず。
テロリストに対し、容赦ない拷問をするHと、あくまでも容疑者の人権を考えるブロディ捜査官。
人権なんて考えてたら、もちろん解決せず。
非道に徹しても、結局解決せず。
拷問を否定しているのか、肯定しているかのは全く分からず。
…普通、どっちかに寄せるよなぁ
ならば、アメリカの中東政策やテロ行為のどちらか(あるいは双方)を批判しているのか、もしくは部分的にでも肯定的な内容なのか、と言うと、これもどちら側の状況もうっすらと描いてて、ハッキリせず。
…中道を気取った、その実、主張の無いものにしか思えず。
結局、状況だけ描かれてる映画なんだよなぁ。
だからナンだ…と思ってしまう感じ。故にオチ…はモヤモヤする構造。
更にアメリカでは、もう一個の核爆弾がすぐ後ろにあるというシーンまでカットされているらしいから、さらに日和見的というか
とにかく投げっぱなしのテーマで、製作側の考えがイマイチ。
拷問されているテロリストが主役と考えれば納得でき無くも無いけど…
仮に尋問・拷問で4個目の爆弾の場所が知られても、場所は3か所にしてたから、作戦勝ち…みたいな薄いオチで良いのなら。
もっと(多分主人公である)Hの“人となり”が明かされれば、もっと普通に面白かったのかも知れません。最後の子供の拷問を本気でやるつもりだったかどうかを明確に匂わせるとか…。
(子供への拷問が描かれないのも、結局はコードを気にしてのことで、またもや日和見)
全て解決オチ…としても見応えが減るとも思わなかったんだけど…何故が何も落とさず、何も訴えない映画…と私は思っちゃいました
出演は、怖い顔を生かしたサミュエル・L・ジャクソンと、怖い顔なのに優し目な役柄のキャリー=アン・モス。最近は性格俳優的(?)な活躍が目立つマイケル・シーン…とまずまずのキャストでB級映画という位置づけでもなさそう
ということで点数は3点(5点満点中)
…最近、4点がダボついているので微妙に辛い配点にしようかと調整中。そんな中の3点。
補足・蛇足
「5デイズ」にもそのうちチャレンジですが、戦場ジャーナリストものって、楽しめる確率が低めなんだよなぁ
では、このあたりで
スタッフはもう少し核爆弾の勉強をすればよかったのに。
いつもコメントありがとうございます
>スタッフはもう少し核爆弾の勉強をすればよかったのに。
私も本物の核爆弾とかは観た事が無いので、ちっとも気が付きませんでしたが、そうなのですね。
私は知識が少なくて幸いでしたが、映画って細かなディテールで急に冷めちゃったりしちゃうから、気をつけて欲しい部分ですねぇ。
では、また来てくださいね。今後ともよろしくお願い致します。