ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】ドント・ルック・アップ…ブラックユーモア映画と地球滅亡映画双方の最高峰

2021-12-30 22:05:39 | 映画
本日2021年12月30日(木曜日)3回目の投稿。

本日は深夜3:00過ぎに「キング」の記事を投稿。
その後寝て起きて、早朝に「デアデビル」の5話を鑑賞し終え(6話も前半ちょびっと見た)た頃に、息子から風邪症状と発熱があり帰省できなくなったと電話
(息子は、病院に行ったけど結局PCR検査を受けなくて良いと言われたようです…大丈夫なんかな)
その後、昼前に「デアデビル」2話のブログ記事をアップ。

公開から1日遅れで「Disney+」のドラマ「ボバフェット/The Book of Boba Fett」第1話も観ました。

あとは、夕方までにホームセンター「ナフコ」やら「ニトリ」やら家電量販店「コジマ」スーパー「サンリブシティ小倉」、業務系スーパー「ファーディ」やらを巡って…

そういう感じの1日でした。

2022年1月2日 23:44追記:この日2021年12月30日は「ドント・ルック・アップ」の記事をアップした後の深夜、「ラブ&モンスター」を鑑賞しました)



以下は映画鑑賞記録です
2021年の映画鑑賞記録記事としてはもしかして最後かも…まだわかりませんが明日、大晦日は忙しいだろうからね💦



「ドント・ルック・アップ」☄️
監督 :アダム・マッケイ
出演 :ジェニファー・ローレンス、レオナルド・ディカプリオ、メリル・ストリープ
制作年:2021年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Don't Look Up



2021年12月26日(日曜日)の午後、「Netflix」日本語吹替版で鑑賞しました。



概要
ミシガン州立大の天文学グループに属する大学院生ケイト・ディビアスキー(ジェニファー・ローレンス)は、すばる望遠鏡による観測で未発見の彗星を発見する。指導教授のランドール・ミンディ博士(レオナルド・ディカプリオ)はケイトからの報告後、彗星の軌道を調べ続けていると、ケイトの指摘もありあることに気づく…ディビアスキー彗星と名付けられた直径5~10kmほどの彗星は地球衝突コースをとっていた。惑星防衛調整局(実在の組織らしい)局長クレイトン・オグルソープ博士(ロブ・モーガン)に連絡したケイトとランドール博士は、ワシントンDCのホワイトハウスに出向き、ジャニー・オルレアン大統領(メリル・ストリープ)に会うことになるが…





感想
前情報が殆どない状況…レオナルド・ディカプリオジェニファー・ローレンスが出る映画ぐらいしか情報を持たずに「Netflix」でチョイスして観たのですが…

全くもって期待以上

とっても面白かったです「映画ってこうじゃないと」っていう映画
これ配信だけなんかなぁ(勿体無いなぁと思って調べたら劇場公開されているところもあるようです)

「Netflix」に入っていてよかったと思える映画
また人類が滅亡するクラスの隕石衝突ものの最高峰が更新されました。
(そのジャンルに括るべきかどうかは、以下のように議論があるかと思いますが)

観初めて直ぐにディザスター系SF映画なのか…と思うんだけど…いや違うコメディだこれ…となります。
この冗談なのか実は本気なのかわからない塩梅のコメディが滅法面白く
流石に滅亡がかかった事態で、大統領周辺のあんな反応は無いかと思うけど😅
それ以外の深刻な事態では、ガチでこういう事例もあるんじゃないかとか思わされて、空恐ろしさと面白さが共存する絶妙なブラックコメディネタが連発。
ごく最初の小ネタかと思っていた、無料の水とスナックを10ドルで売りつけたものをずっと引っ張ったりもするのが面白いんよね…あー全然上手く説明できないんだけど💦…

金持ちや成功者が、それ以外の人たちのことなど全く考えていないってのとか、
一般ピープルたちも自分に都合よく物を考えるというか、
そのあたりが根幹にあるネタの数々なのですが、それでいて嫌味ばかりではなく愉快

で、最後の方に向けて変な感動さえ覚える脚本です

途中急に、ティモシー・シャラメが出てきたのも…登場の仕方が脇役だったのと、ちょっと前に主演作を観ていたのでビックリしました。
なんというキャスティングの無駄遣いなのかと…
結局は脇役じゃなかったですけど、ここも、そういう反応まで意図してのセッティングなんじゃ無いかな。

キャラクターは全員狂っていて、各々が美味しい役目。
キャスティングの話も絡めて話していきますが…というか凄い豪華キャストですこの映画。
(とはいえ、決して豪華キャストばかりがウリでは無いと思うんよねこの映画。)

主人公のレオナルド・ディカプリオは、一応イケメンではあるけど冴えない大学教授という役。
しかも、面白いように立場がフラフラするんよね…このキャラ。
またもやレオナルド・ディカプリオが選ぶ脚本にハズレなしです。

ジェニファー・ローレンス演じるもう一人の主人公は、劇中では一番キレたキャラ扱いだけど、観ている方からすれば一番まともという役柄。
…逆に言えば、あんまり美味しい役回りでもなかったのかも。

いや、ロブ・モーガン演じる博士の方がもっとまともか…
ロブ・モーガンって方は、最近たまたまよく見かけます。
「消えない罪」にも出てたけど、Netflix専属とか

バカ大統領役のメリル・ストリープは、とてもハジけてて…今まで観たメリル・ストリープの中で一番良かったかも。
この大統領は、共和党なんですかね、民主党なんですかね…クリントンと抱き合ってる写真が執務室にあったけど…あえて分からないように両方の政党の特徴つけてんのかな
「ブロンテロックに食われて死ぬ」というネタは途中で先行きが容易に想像できる伏線です。

そのさらにバカな息子…有権者も何もかもバカにしているバカの役を演じるジョナ・ヒルが一番美味しい役かな、メリル・ストリープとのコンビが最強
ポストクレジットシーンも彼だし。

次に美味しいのが「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」ばりに変な話し方の(原語はよくわかんないけど)マーク・ライアンス
偏屈で勝手でキチガイじみた天才金持ち…まぁ描きたいものは分かります。

ケイト・ブランシェットの人をバカにしたセレブ系キャスターも面白いかな。
この手の有名人に対しての偏見()が凝縮されたキャラ。

ロン・パールマンは英雄のくせにロクでも無い発言とかする役。
英雄の死に際だったら、差別発言とか、LGBT偏見発言していいとかいう感じの描写が…笑って良いのかイカんのか。

アリアナ・グランデも、ほぼ自分みたいな役を…名前が違うからと行って、あんな自分を揶揄するみたいな感じの役を良く受けたな…と。
彼女だけ、この名作への出演で得していないような気がします。

他には…そこまで面白い役割じゃ無いけど
前述のティモシー・シャラメ
「イエスタデイ」 「TENET テネット」ヒメーシュ・パテル
等々が出演。

映画監督デヴィン・ピーターズ役は、クリス・エヴァンスだったのね。
彼はここのところカメオ出演にハマっているようです。


…なんかね、私ら観客も含めてバカにされている映画なのに面白いから腹が立たないという映画です。
(私より頭の固い人は怒るかもしれないけど)


ということで点数は5点強(5点満点中)
映画を紐解く能力が薄く、上手く説明できたとは思えないのですが💦、兎に角オススメ映画です



では、このあたりで



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