
本日、2012年9月16日(日曜日)
早朝なのに二度目の投稿。
数日前「ダークナイト ライジング」の記事をアップした際の前文で…
『ここ数日、実家の目の前(本当に目の前)で、映画の撮影をしているらしい』
『どうもホラー映画のようです。』
という事を書きましたが、一部にガセ情報が紛れていたことが判明しました

“ホラー映画らしい
”という情報は、娘がどこかから仕入れてきたのですが(書道教室の先生からの情報とか言ってた)…
実際にはホラー映画でも恐怖映画でも無く
、田中慎弥の小説「共食い」の映画化、それの撮影という事のようです…確かにホラーっぽいタイトルとは思いますし
、最近出た同名、別作家の小説はホラーとか表紙に書いてあったけど…世の中の人はそれほど芥川賞とかに興味が無いようです。
監督は「サッド ヴァケイション」(※私は未鑑賞)の青山真治監督…まぁホラーじゃないのなら観てやらない事も無い
。実家の前以外にも知ってる場所が数か所出てくるみたいだしね。
で、以下は上記とは全く関係ない映画の観賞記録
です。
…自分では、意外とヤッツケでも無いかも
とか思ったので、今回はヤッツケ記事カウント外
「猿の惑星:創世記」
(監督:ルパート・ワイアット、出演:ジェームズ・フランコ、アンディ・サーキス、フリーダ・ピントー、2011年アメリカ合衆国)
TSUTAYA DISCASさんから「コンテイジョン」と一緒に届いた1本。2012年3月11日(日曜日)の夜に観賞しました(BD)。
あらすじ&概要
1968年の映画「猿の惑星」の前日譚を意識して作られた映画(新しい「猿の惑星」シリーズの起点となる話との事)。
アルツハイマー型認知症の治療薬を研究していた薬物研究者ウィル・ロッドマン(ジェームズ・フランコ)は、実験台であるメスのチンパンジーに新薬の試作品を投与していた。チンパンジーは目覚ましい知能の向上を見せるが、突然凶暴化し警備員に射殺されてしまう。チンパンジーは死ぬ直前に出産していたことが分かり、ウィルはその赤ん坊を引き取り、シーザー(モーションキャプチャー:アンディ・サーキス)と名付け育てる事にする。数年後成長したシーザーは人間に近いような知性を身につけていき、新薬の効果を確信したウィルは、その薬をアルツハイマー病の父、チャールズ(ジョン・リスゴー)に投与する。
詳しくは(公式ウェブサイト)…http://www.foxmovies.jp/saruwaku/

ピロEK的感想&点数
アルツハイマー治療薬を作っていたら、猿の進化と人類の衰退両方の原因になって行く…というSF映画。
SFとして面白かったです
もちろん、今後「猿の惑星」っぽい世界になって行くということが前提の映画で、そこを含んでの楽しさがある映画である事も否定はできないのですが、その本家「猿の惑星」がらみの設定がちょびっと邪魔にも思えましたかねぇ(控え目ではあったけど)。
今後、人類に蔓延する殺人ウィルス(?)とかも、映画の流れからすれば、ちょっとズレてる感がある
し(というか、なんか唐突…ラストシーンとかね
)、行方不明になる惑星探査船
とかも、有人惑星探査船という設定自体が、現代劇っぽいこの映画を現実世界とはパラレルワールドでしかないものに格下げもしてたりして。で、その有人惑星探査船
が行方不明になっている間に、ウラシマ効果だか、他の何かの拍子だかで未来の地球に行っちゃう
…なんて想像すると、この猿が賢くなっていく過程の映画とはベクトルの違うSF設定での話だなぁ
とも。
単なる、賢くなる猿の話に絞る事が出来れば、もっと締まった感じになったかもなぁ
(「猿の惑星」と銘打つ以上、それは無理でしょうけど
)。
「猿の惑星」の枷が全く無ければ、更に好みの映画だったかもしれないし
、そうじゃないかも知れません
…
出演は、モーションキャプチャーといえば声がかかるアンディ・サーキスがシーザー役。
モーションキャプチャー演技の善し悪しが分かるほど私の眼は肥えておらず、良く分からない部分。
昨今のCGは進化しましたね。賢く無い猿を同じ技術で描いたら、もしかしたら作りモノの絵と気がつかないかも知れません。
ジェームズ・フランコはTSUTAYAレンタル映画としては「127時間」から連続して観させてもらった俳優。
最近、ノッて来てるようですね彼。もっと箔が付いて来ても意味不明なカメオ出演は止めないで欲しいところ
フリーダ・ピントーは、見え方によって好みだったり
、そうじゃ無かったり
するんだけど、この映画の中では好み寄り。
という感じで、色々とチャチャは入れましたが、面白くて概ね満足だった映画

猿絡みのシーンは、良く出来ていたと思うし、枷がある脚本にしては良くまとまっていると思うし、退屈すること無く観れる映画でした
…ティム・バートンのアレより断然良い
点数は…まぁ5点でいいや(5点満点中)
で、続編があったら…観たいか観たくないかは微妙。
この映画の雰囲気が妙に崩れるようだったら、封印した方が良いかもね。
(突然
世紀末になる「マッド・マックス2」みたいな雰囲気ならば特に味わいたくないなぁ
…と)
補足・蛇足
【ブロンド】
映画の舞台は現代的で、主人公の男性が、ちょっと人種のちょっと違うっぽい彼女と付き合ったりする多民族国家アメリカンな雰囲気。
でも、イカルス号が戻って来る未来の地球では、ブロンド白人中心に生き残ってたりして。
続編では、金髪グラマー美女はウィルスに感染しづらい…みたいな設定があると評価したいです。
【猿の軍団】
チンパンジーは本来凶暴な生き物なので、パン君にも注意。
そういえばツイッターでshinopooさんが、パン君は犬の方だと思っていたと言ってた
…「猿の軍団」の話は色々、書いたけど面白く無かったので、ほぼ割愛。アレでもチンパンジーが凶暴気味だったなぁ多分
今日はこのあたりで
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数日前「ダークナイト ライジング」の記事をアップした際の前文で…
『ここ数日、実家の目の前(本当に目の前)で、映画の撮影をしているらしい』
『どうもホラー映画のようです。』
という事を書きましたが、一部にガセ情報が紛れていたことが判明しました


“ホラー映画らしい

実際にはホラー映画でも恐怖映画でも無く



監督は「サッド ヴァケイション」(※私は未鑑賞)の青山真治監督…まぁホラーじゃないのなら観てやらない事も無い

で、以下は上記とは全く関係ない映画の観賞記録

…自分では、意外とヤッツケでも無いかも


「猿の惑星:創世記」

(監督:ルパート・ワイアット、出演:ジェームズ・フランコ、アンディ・サーキス、フリーダ・ピントー、2011年アメリカ合衆国)
TSUTAYA DISCASさんから「コンテイジョン」と一緒に届いた1本。2012年3月11日(日曜日)の夜に観賞しました(BD)。
あらすじ&概要
1968年の映画「猿の惑星」の前日譚を意識して作られた映画(新しい「猿の惑星」シリーズの起点となる話との事)。
アルツハイマー型認知症の治療薬を研究していた薬物研究者ウィル・ロッドマン(ジェームズ・フランコ)は、実験台であるメスのチンパンジーに新薬の試作品を投与していた。チンパンジーは目覚ましい知能の向上を見せるが、突然凶暴化し警備員に射殺されてしまう。チンパンジーは死ぬ直前に出産していたことが分かり、ウィルはその赤ん坊を引き取り、シーザー(モーションキャプチャー:アンディ・サーキス)と名付け育てる事にする。数年後成長したシーザーは人間に近いような知性を身につけていき、新薬の効果を確信したウィルは、その薬をアルツハイマー病の父、チャールズ(ジョン・リスゴー)に投与する。

ピロEK的感想&点数
アルツハイマー治療薬を作っていたら、猿の進化と人類の衰退両方の原因になって行く…というSF映画。
SFとして面白かったです

もちろん、今後「猿の惑星」っぽい世界になって行くということが前提の映画で、そこを含んでの楽しさがある映画である事も否定はできないのですが、その本家「猿の惑星」がらみの設定がちょびっと邪魔にも思えましたかねぇ(控え目ではあったけど)。
今後、人類に蔓延する殺人ウィルス(?)とかも、映画の流れからすれば、ちょっとズレてる感がある







単なる、賢くなる猿の話に絞る事が出来れば、もっと締まった感じになったかもなぁ


「猿の惑星」の枷が全く無ければ、更に好みの映画だったかもしれないし



出演は、モーションキャプチャーといえば声がかかるアンディ・サーキスがシーザー役。
モーションキャプチャー演技の善し悪しが分かるほど私の眼は肥えておらず、良く分からない部分。
昨今のCGは進化しましたね。賢く無い猿を同じ技術で描いたら、もしかしたら作りモノの絵と気がつかないかも知れません。
ジェームズ・フランコはTSUTAYAレンタル映画としては「127時間」から連続して観させてもらった俳優。
最近、ノッて来てるようですね彼。もっと箔が付いて来ても意味不明なカメオ出演は止めないで欲しいところ

フリーダ・ピントーは、見え方によって好みだったり


という感じで、色々とチャチャは入れましたが、面白くて概ね満足だった映画


猿絡みのシーンは、良く出来ていたと思うし、枷がある脚本にしては良くまとまっていると思うし、退屈すること無く観れる映画でした

…ティム・バートンのアレより断然良い

点数は…まぁ5点でいいや(5点満点中)
で、続編があったら…観たいか観たくないかは微妙。
この映画の雰囲気が妙に崩れるようだったら、封印した方が良いかもね。
(突然


補足・蛇足
【ブロンド】
映画の舞台は現代的で、主人公の男性が、ちょっと人種のちょっと違うっぽい彼女と付き合ったりする多民族国家アメリカンな雰囲気。
でも、イカルス号が戻って来る未来の地球では、ブロンド白人中心に生き残ってたりして。
続編では、金髪グラマー美女はウィルスに感染しづらい…みたいな設定があると評価したいです。
【猿の軍団】
チンパンジーは本来凶暴な生き物なので、パン君にも注意。
そういえばツイッターでshinopooさんが、パン君は犬の方だと思っていたと言ってた

…「猿の軍団」の話は色々、書いたけど面白く無かったので、ほぼ割愛。アレでもチンパンジーが凶暴気味だったなぁ多分

今日はこのあたりで

いいなあ。
もともと九州が舞台の映画を撮られるようですから、ありですねえ。
ぜひ見てみたい。
「サッド・バケイション」は、普通・・でしたが、その前の「ユリイカ」はすさまじかったですね。
機会があればどうぞ。
意味不明なカメオにさらっと出るフランコ君は粋ですよね。
大好きです。
このシリーズに出る主人公は、やっぱサル系?
いつもコメントありがとうございます
>よりも、青山監督の映画撮影の方に興味深々。
>いいなあ。
今回の映画は、私が子供の頃から毎日見ていた風景が出てくるようなので、観てみようと思っております。
撮影に使ったというアパートも、噂では、多分チョイ遠い親戚が大家さんの所。そこには今は亡くなった父親のお兄さん(オジサン)が老後に住んでたりもした場所(と思う)っぽいです。
ただ、青山監督の映画ってのは今まで観た事が無く、私にとって未知数。好みだと良いのですが。。。
>「サッド・バケイション」は、普通・・でしたが、その前の「ユリイカ」はすさまじかったですね。
>機会があればどうぞ。
「Helpless」「EUREKA」「サッド ヴァケイション」で北九州サーガ、三部作というらしいですが、どれも未見。
多分、北九州はバイオレンスな都市に描かれているんでしょうねぇ…まぁ、そうだとしても、嘘でも無いのですけど。
>意味不明なカメオにさらっと出るフランコ君は粋ですよね。
>大好きです。
>このシリーズに出る主人公は、やっぱサル系?
カメオ王がダスティン・ホフマンならば、カメオ王子はジェームズ・フランコですからね。今後も急に出てきて欲しいところ。
って、ジェームズ・フランコってサル系?
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
オリジナルに上手く繋げている内容は、本物と見間違うほど不気味なデジタルモンキーズの力もあってか個人的には凄く面白かったんですけども、ただ上手く繋げようという狙いが制約のようにもなっているのは確かかもしれませんね。作品の自由度が狭まっていると言いますか・・^^;
でもやっぱり猿の惑星というタイトルを抜いたとしても、その猿が活躍するとなると映画ファンの方々が往年の名作を比較対象として思い浮かばないはずもないとは思いますから、どっちにしろ猿をを扱った時点で方向性は決まってたのかもしれませんね(おろ~^^;
一作目に猛烈に思い入れがあるので、この作品に対して思うところも色々とあったのですが・・・
観たら観たで思ってたよりもずっと面白かったです^^
思うところは未だに色々とあるんですけどねw
少なくともバートンのアレよりは数倍楽しめました(^^ゞ
ではでは~、これからもよろしくお願いします♪
いつもコメントありがとうございます
>でもやっぱり猿の惑星というタイトルを抜いたとしても、その猿が活躍するとなると映画ファンの方々が往年の名作を比較対象として思い浮かばないはずもないとは思いますから、
映画の出来不出来に関わらず、「猿の惑星」の関連作という事で製作が決まった映画なのでしょうから、私の意見は本末転倒ですね。
似た感じの作品でヒットして、数本続編を作っているうちに、実はこの話、猿の惑星だった…とか出来ればカッコイイのかも知れませんが、それは難しいだろうなぁ。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。
★Aki.さんへ★
いつもコメントありがとうございます
>観たら観たで思ってたよりもずっと面白かったです^^
>思うところは未だに色々とあるんですけどねw
>少なくともバートンのアレよりは数倍楽しめました(^^ゞ
ファンの人に認められるって事は、本物の良作なんでしょうね。
では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願いいたします。