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【映画】バケモノの子(映画鑑賞記録棚卸88)…私が10年前書いた「是非ジブリと世代交代してください」はそういう意味ではなかった

2019-07-20 01:22:44 | 映画
昨日2019年7月19日(金曜日)の夜は「サマーウォーズ」地上波放送をやっていました。この映画は面白くて、つい観ちゃいますね(放送で観ずとも観る方法があるのですが)。
今回は地上波では初のノーカット版だったとのこと。
エンドロールはカットしていましたけど



以下は「サマーウォーズ」と同じ細田守監督作品の映画鑑賞記録棚卸です。



「バケモノの子」🐋
監督 :細田守
出演(声):宮崎あおい、染谷将太、役所広司
制作年:2015年
制作国:日本🇯🇵
アニメーション

TSUTAYA DISCASから「ジョン・ウィック」と一緒に届いた1本。
3年強前、2016年3月29日(火曜日)の夜までに鑑賞しました(ブルーレイ)。



概要
両親の離婚で父親と離れて暮らし、母親も交通事故で亡くしてしまった9歳の少年・蓮(声:宮崎あおい)は、親戚に養子として養われることになるが、親戚の元から逃亡し、彷徨っていた渋谷の街から、人間ではないバケモノが住む渋天街へ迷い込んでしまう。蓮は、バケモノ界の長老(声:津川雅彦)の後継者候補の一人、熊徹(役所広司)に弟子として育てられることになる。熊鉄に対し自分の名前を言い渋った蓮は、その年齢から九太と名付けられ、熊徹と啀み合いながらも修行をはじめる。
8年が経過し、逞しく成長した九太(声:染谷将太)は、偶然、渋天街から人間界の渋谷に戻る道を見つける。図書館で進学校に通う楓(声:広瀬すず)と出会った九太は、渋天街と人間界を行き来しながら楓に学校の勉強を教わるようになる。楓の勧めで高卒程度認定試験を受けることに決めた九太は、住民票を調べる内に、実の父親の住所を知り、父親(声:長塚圭史)と再開する。



感想
この映画の事も、あんまり詳細は覚えていないのだけど…草稿によれば
「おおかみこどもの雨と雪」よりも面白い」
と、書いてあった。
…何が良かったのかは書いていないのでわからないのと、今記憶を探ると
「ん「おおかみこどもの雨と雪」の方が記憶に残ってんだよなぁ…記憶に残る=それなりの評価できた作品って事ではないのだろうか
という感覚もある。
映画の評価はその時のテンションも大きく影響するのでなんとも言えませんが

この映画の大筋は、
小さな頃行方不明になった少年が化け物に育てられていて、成長し人間の世界に急に現れる話。
テーマがテーマだけに、主人公のいない人間界では割と大変な何がが起こっていたんじゃないか、いやいや引き取ろうとした親戚とはいえ、そりゃあ真剣に探すだろうし、見つからなかったらなかったで神経衰弱しちゃった人とかもいたんじゃなかろうか
「おおかみこどもの雨と雪」もそうだけど、なんかこういう引っかかる部分入れたがるんだよね細田守は
そういうのが、だんだんエスカレートしている感もあります
(この後の「未来のミライ」でも、子供が行方不明になってしまう話なのではないかとハラハラさせられる部分がありました

裏を読ませて、
観客の深層心理か何かに訴えようとかいう手法とか
そんな感じなのかもしれませんが、うーん
比較して「サマーウォーズ」はスッキリした話で良かった。
(あちらでは侘助が妾の子供っていう件ぐらいか嫌な部分は)

これ、
実は、長期誘拐された結果心壊した人の話とか
実は、そもそも統合失調症の子供の話とか
じゃないよね
…同じ疑惑は「おおかみこどもの雨と雪」にも抱いていますが


…と、この神隠し設定の部分では色々思うけど、以降はなんとなく観終わっちゃう映画。
一郎彦が実は、九太と同じ神隠しにあった人間という設定にも、驚くことも思うこともない。
熊徹が最後の方で神になるやらならないやらみたいな部分もよくわからない。


草稿では、点数は5点(5点満点中)と書いているけど…そうかな。
記憶に残っていないだけで、観直せば面白いのかもしれない
…BSとかで放送されないものだろうか
…すぐにブログ記事にせんと、何も記録に(も記憶にも)残らないですね
…ともかく草稿を信頼し、暫定5点(5点満点中)



蛇足
10年前に書いた「サマーウォーズ」の記事では、
「良作、是非ジブリと世代交代してください」と評した私。
…「バケモノの子」は「千と千尋の神隠し」みたいな異世界に行っちゃう話。
「未来のミライ」は「崖の上のポニョ」みたいな意味不明ストーリー。
「ジブリと世代交代してください」はそういう意味ではなかったのだけど…。



では、このあたりで



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