ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

映画記事も散在報告も停滞中…ですが、自分が飽きない程度のマイペースで運営中。良かったら読んでいってくださいませ。

【映画】ブーリン家の姉妹…ちょっと昔「とんでブーリン」ってアニメありましたよね?

2009-08-22 23:55:59 | 映画・DVD
いやはや、お仕事も我が家もなんだか最近は忙しいです

17日(月曜日)は、週の頭から6時間とかの残業
…(チョイ愚痴ですが)私の計画通りだとこんな残業は発生しないんですけどねぇ…人の後始末みたいな残業でしたわ

18日(火曜日)は、仕事自体はそこまで逼迫しなかったんですけど、ソコソコに忙しく残業も少し。
で、この時点で延滞してたレンタルDVDを返却に行ったりして、翌日は早朝に起きないといけなかったので少しでも早寝もしないと…と、自分の時間は皆無

19日(水曜日)は、早朝(AM5:00起床)から就職試験を受ける先の職場見学で神奈川まで行くという息子を駅まで送ってから、自分の会社に出社。仕事量もソコソコ沢山。
ついでに毎週楽しみな「あらびき団」の録画も忘れていました(※8/31追記:後で気がついたのですが、この週「あらびき団」の放送は無かったみたいです)

20日(木曜日)は…今度は深夜に息子を迎えに行かないといけなくて

翌日21日(金曜日)は寝不足気味
仕事も沢山ありましたよ

で、本日22日(土曜日)も出勤でした。お仕事はヤッパリ沢山

来週から変則的なシフトで働かないとイカンかったり、通常の業務以外での仕事も持ってたりと…休み明けも少し憂鬱ですわ



そんな珍しく(?)書いてみた愚痴はさておき
本日は溜まった映画鑑賞記録消化です。



「ブーリン家の姉妹」
(監督:ジャスティン・チャドウィック、出演:ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン、エリック・バナ、2008年アメリカ/イギリス)

TSUTAYAさんで「ICHI」「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE~総統は二度死ぬ~」「ミーアキャット」と一緒にレンタル。
2009年7月26日(金曜日)集中豪雨の夜に鑑賞。



ストーリー
フィリッパ・グレゴリーの小説の映画化。
16世紀のイングランド。国王ヘンリー8世は世継ぎとなる男児に恵まれていなかった。そんな頃野心家のブーリン卿(マーク・ライアンス)は聡明な長女のアン(ナタリー・ポートマン)を愛人候補に仕立てる。しかし王はアンの妹メアリー(スカーレット・ヨハンソン)を見染め後宮に招く。やがてメアリーは王の子を身籠るのだが、姉のアンは王妃の座を狙って策略を巡らせていた。
詳しくは…http://blog.cinemacafe.net/boleyn/(公式ブログしか見つかりませんでした)





ピロEK的感想&点数
比較的間口の広い単純な娯楽作品ならまだしも、こういう文学作品だか歴史作品だかみたいな少し重めの作品の場合、鑑賞から一ヶ月経過しての記事アップってのは多少キツイものがありますね

そこは何とか頑張って思い出しつつ記事にしてみようかと思います


この時代のイングランドって…王様ともなれば下半身で物事を判断してもよろしいみたいです
…現代人のセンスで見れば、ブーリン家や母方のナンヤラ家の策略はさておき一番の混乱要因は王様の暴虐無人な下半身だと思うんだけどねぇ
あてがわれてもいない人の嫁を求めたかと思えば
次に気になったお姉さんの方の言いなりになって王妃様を出家させ
で、そのお姉さんも最後は斬首刑に…ってねぇ
再婚がらみで国教までも変えたんだよね

こいつは私の勝手な思いなんですけど…
中世でこのように…性欲に根ざした権力の乱用が大っぴらになされるのはイングランドぐらいに思えるのですが、お国柄なんですかねぇ(あくまでも私が観た他のコスプレ映画等の範疇です)。たしか「ブレイブ・ハート」でも初夜権なんてものが出てきますしねぇ。世界中に同じような性モラルがあったとしても映画の中ではイングランドだけが特に目立つような印象です…(逆にフランスとかイタリアあたりが舞台の話になると男色とかが目立つ気が…そう考えるとイングランドは比較的普通なのかな


映画としてのつくりですが、
長い期間の話を2時間前後の尺にまとめているせいか、なんだか話が飛ぶような印象も少し。
そのくせ出演者が老けメイクをしてくれるわけでもないので、時間経過がピンと来ません元々中世ヨーロッパが舞台のコスプレ劇は嫌いじゃない私なので、脳内で補完できないレヴェルではないんですけどね。

最後は家の野望に付き合わされた挙句、公平とは言い難い裁判を受けて死刑になっちゃうアン・ブーリン。
彼女の描写というかキャラクター設定というか、はたまたナタリー・ポートマンの演技力ゆえなのか、アン・ブーリンが悪なのかそれとも普通の人なのか…ってな描写がイマイチハッキリしないようにも感じて、なんだかモヤモヤってな印象も(どううけとったら良いのかモヤモヤ)。
まぁ…近親相姦はしていなくても他人の人生は随分と狂わせた人物なので、時代に翻弄された不幸な人というよりも、人を呪わば穴二つとも言いますし、ああなっちゃうことが順当な人物で…ああいう生き方は良い評価できませんよ…という教訓と受け取るべきなんでしょうね。ラストには他の策略か連中も罰受けたように言ってたしね。

…ただ、教訓だとすれば下半身王はどうなんだよ…ってところに話は戻っちゃうんですけど



あとは主役の姉妹が双方とも私の好みの女優さんで無かったのでその点でのテンションアップならず
まだ観ていない映画ですが「ある公爵夫人の生涯」の予告のキーラ・ナイトレイなんか凄くきれいでキーラ・ナイトレイって最初はナタリー・ポートマンの影武者役だったのに、今ではスッカリ元影武者の方が高ランク女優な気がします
そんなナタリーはさておき、スカーレット・ヨハンソンってのも実はあんまり好みじゃなくて…彼女の美人度って正直微妙じゃないですかい


ということで乱文乱筆甚だしい記事になっちゃいましたが、上手く再構築する時間も無いのでこんな感じです


ここまで書いていないことも含めてまとめる(?)と…
コスプレ劇としては衣装や舞台で楽しめず
歴史物というよりも、愛憎劇、昼のメロドラマ的な展開は…個人的に好みとは言えない
割と好きな俳優エリック・バナも、今回はあまり魅力的な役柄でもなく。
女優さんらもあんまり好みじゃない…マイナスポイントは主にそんなところ。
…要は全体的に私の好みとはチョイずれてる感があったという事かな。

逆に良かったところは、先に書いたように話が飛ぶような気がしたり、時間経過がピンとこない部分があるとはいえ(あるにもかかわらず)ストーリーは破綻無く、わかりやすかった事…ですかね。
歴史も原作も知らないから正確なところはなんとも言えませんが、歴史の事件を正確に追いかけてしまってストーリー展開を停滞させたり混乱させるようなことは省いてあるような感じ…なんじゃないですかね。多分。



点数は4点(5点満点中)というところでしょうか。
ここまで何故かほとんど褒めてはいませんがキチンと作られてる良作かとてなわけで総合的にはそんなに小難しい事もなく、普通に楽しみやすい一本だとは思います



補足・蛇足
ブーリンって…
なんかこの姉妹、スーパーヒロイン的なブタに変身しちゃいそうな名前ですナァ。
そっちのコミカルな少女漫画の方が、ブーリン家から取ったんでしょうけどね



今日はこのあたりで





★当ブログ内映画DVDレビューの検索はこちらで★


goo 映画goo 映画


最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは♪ (ミチ)
2009-08-29 21:03:44
一ヶ月前にご覧になった割にはかなり詳細にいろいろ覚えておられますよね~。
記憶力抜群ー!
私は翌日になるともうダメです。

下半身王には呆れますが、なんせ「王」ですから何でもアリ。
世継ぎを残すためにはなんだって許せるんでしょうね。

>キーラ・ナイトレイって最初はナタリー・ポートマンの影武者
懐かしいですね~。
そういえばそうだった!
ナタリーはちょっと背が低いので、キーラの方がコスプレが映えます。

>スカーレット・ヨハンソン
金髪で得してますよね。
彼女もグラマーなんだけど体のバランスが悪いというか、スタイルがいいってかんじじゃないの。
お顔は、口元に品のない感じが好き嫌いを分けるかも~。
返信する
下半身王!! (sakurai)
2009-08-31 08:43:43
中世ヨーロッパのイギリス国教会の設立過程というのは、その辺りの中では一番劇的、面白く、私も授業やってて、力の入るとこなんですが、なんか覇気のない、下半身王・・・にされてましたね。
ま、いまどきの女性目線の話の作りだなあ・・とも感じましたが。

初夜権というのは、中世の封建領主が持っていた権利の一つで、イングランドだけの固有のもんでもないです。
ひどかったのは、ドイツの領主あたりだったようですよ。
ちょっと衝撃的な権利ですから、クローズアップさせたくなりますが、他にもとんでもない権利を持っておりおりました。まあ、農奴といわれる所以ですな。

息子さん、遠くに行っちゃうんですか。
まだ決定ではないか。でも、さびしいですね。うちのも、遠い名古屋で、滅多に帰ってこないです。
返信する
TBありがとうございました (にゃむばなな)
2009-09-04 20:46:55
「とんでブーリン」に反応しておられる記事にやっと出会えました。

「ブーリン」と聞いて「とんでブーリン」を思い浮かべる人はいないかと思っていましたが、「とんでブーリン」もそこまでマイナーではなかったんですね。

ちょっと嬉しくなってコメントを残させていただきました。
返信する
TBありがとうございました (KGR)
2009-09-06 09:36:21
エリザベス1世の母として名を遺すアン・ブーリンに比べ、
メアリーは姉とも妹とも言われ、誕生年すら定かでない。
そんな姉妹にもドラマがあったと言うところでしょうか。

時間軸や細かい部分ではかなり脚色があるようで、
エリザベス1世の面倒を見たのはメアリーではないようです。
アンの処刑時はエリザベスは赤ちゃんじゃなかったし。

「とんでぶーりん」は全く知りませんでした。
「なーんとなくブーリン」と言う漫画もあるんですね。
(Wikiで知りました)
返信する
とんでブーリン・・(笑) (tsurubara)
2009-09-23 18:01:37
こんにちは。
いつもTBをありがとうございます。

「とんでブーリン」!
そんなマンガありましたよね!(笑)
乙女チックな顔立ちのピンクの豚だったような・・?(記憶さだかでないですが)
でも、それでブーリンって聞いて、なんか懐かしい様な気分になった訳だぁ~(爆)

王室の特権とか、イマでは信じられない様なのってありますよね。
私はちょっと興味わいて、この後にビデオで「1000日のアン」見たんですけど、
描き方が、より個人に向けられていたので、
「ブーリン・・」よりも、王やアンの感情が理解出来て良かったですよ。
返信する
★★コメントありがとうございます★★ (ピロEK(ミチさん、sakuraiさん、にゃむばななさん、KGRさん、tsurubaraさんへ))
2009-10-25 09:35:42
★ミチさんへ★

いつもコメントありがとうございます

>記憶力抜群ー!
>私は翌日になるともうダメです。

記憶力はさておき、本来はミチさんのように即日レヴューってのが正解なのでしょうねぇ。そこで思った感動なんてものも時間が過ぎれば変わっちゃうだろうし、このブログも本来は「今日はこんな映画を見たよ」ってな覚書きが趣旨だったわけだし。
一ヶ月後に…ってのは何とか改めないとだめですねぇ。
…そんな事言いながら、このコメントの返事もどれだけ放置だよという感じでスイマセン。

>下半身王には呆れますが、なんせ「王」ですから何でもアリ。

“王”と“玉”って漢字は似てますからねぇ(って下ネタ!?)

では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願い致します。




★sakuraiさんへ★

いつもコメントありがとうございます

>中世ヨーロッパのイギリス国教会の設立過程というのは、その辺りの中では一番劇的、面白く、私も授業やってて、力の入るとこなんですが

そうなんですね。
sakuraiさんのお勉強コーナー楽しく拝見させていただいております(そこのカテゴリーだけ個別におきにいりに入れさせていただいております)。私は今後もあのコーナーの更新希望をする一人でありますよ。

>初夜権というのは、中世の封建領主が持っていた権利の一つで、イングランドだけの固有のもんでもないです。

ためになるコメントありがとうございます。
サルの群れのボスと感覚的に変わらないですなぁ初夜権なんて…。
なんて否定しながら、私が最高権力者であれば行使しないかどうかは保証できませんけどね(領民の美人度合いによるかなぁ)

>息子さん、遠くに行っちゃうんですか。

sakuraiさんからは息子に対してお祝いのコメントなどいつも頂き、嬉しく思っております。
息子は結局遠くに行っちゃいますが、今の世の中で長男が親と一緒に暮らしてゆくゆくは面倒みるなんていっても厳しい時代。
受け継いでやるべき家督なり財産なりなんて無い私が一方的な要求をする事も出来ず、ここは祝福のもとに送り出してやるのが筋なんでしょうねぇ。

では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願い致します。




★にゃむばななさんへ★

いつもコメントありがとうございます

>「とんでブーリン」に反応しておられる記事にやっと出会えました。

私もくだらない蛇足に反応してくれる方がいらして嬉しいです。
今後もこのようなツマラナイ事をたくさん書いていきますので、気になったらコメントくださいね。

では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願い致します。




★KGRさんへ★

いつもコメントありがとうございます

>時間軸や細かい部分ではかなり脚色があるようで、

私もウィキや上記コメントを頂いているsakuraiさんのブログなんかで読んだのですが、そうみたいですね。
これはこれで単なる創作小説の映画化だと考えた方がいいのかなぁ(?)

>「なーんとなくブーリン」

「なーんとなくブーリン」を原案にした…ということに後でした…アニメ化作品が「とんでぶーりん」って事みたいですね(このあたり何かややこしい事情があるようですなぁ)。ウィキによると。

では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願い致します。




★tsurubaraさんへ★

いつもコメントありがとうございます

>乙女チックな顔立ちのピンクの豚だったような・・?(記憶さだかでないですが)
>でも、それでブーリンって聞いて、なんか懐かしい様な気分になった訳だぁ~(爆)

皆さんが割と「とんでぶーりん」に反応してくれたので嬉しいですなぁ。
そんな私ですが当の「とんでぶーりん」の事はあんまり憶えていなかったりして。
既に大人だったので、あんまり真剣には観ても居なかったですしね

>1000日のアン

ちょっと興味が湧きました。
機会があったら観たいと思います。

では、また来てくださいね。今後とも宜しくお願い致します。
返信する

コメントを投稿