本日は2022年9月25日(日曜日)
車(ポルテ)の点検と、小倉北区の「ホビーボックス」に雑誌を買いに行った以外は、家で孫👶の面倒を見ていただけの連休最終日です。
(2022年10月15日 7:45追記:この日、2022年9月25日は、深夜から日付が変わって0:20頃までにかけて「Disney+」で「バズ・ライトイヤー」を鑑賞しました。)
以下は映画鑑賞記録
「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー」👏
監督 :曽利文彦
出演 :山田涼介、本田翼、新田真剣佑
制作年:2022年
制作国:日本🇯🇵
2022年9月23日(金曜日・秋分の日)の夜までに数回に分け「Netflix」で鑑賞しました。
概要
荒川弘の漫画「鋼の錬金術師」の実写映画化2作目。2017年の映画「鋼の錬金術師」の続編で、次回作「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」との前後編の前編。
“銀の錬金術師”の二つ名を持つ国家錬金術師ジョリオ・コマンチ(岩崎ひろし)は、顔に傷のある男スカー(新田真剣佑)に襲われ戦闘になるが、スカーの人体破壊の技の前に殺されてしまう。
国家錬金術師の査定を受けるため列車で移動中の“鋼の錬金術師”エドワード・エルリック(山田涼介)とアルフォンス・エルリック(声:水石亜飛夢)のエルリック兄弟だったが、そこで行き倒れていた外国人リン・ヤオ(渡邊圭祐)と出会う。シン国から来たというリンは“賢者の石”を探しており、賢者の石の正体を知っているエドとアルは言葉を濁すが、リンの質問は執拗に続く。列車に過激派が現れ、この列車に乗っている重要人物を狙ってテロ行為を始めるが、これに反撃するリンと、今まで隠れていたリンの護衛ランファン(黒島結菜)、フー(筧利夫)ら、エルリック兄弟、更には生きていたホムンクルスのエンヴィー(本郷奏多)までが現れ、乱戦となる。計画が上手くいかない過激派は、最後の手段で機関車の一部を爆破破壊しブレーキが効かない状態にし終点であるセントラル駅に衝突させようとするが、エドは錬金術で線路を上方に傾斜させ列車を停めて惨事を防ぐ。セントラル駅では“焔の錬金術師” ロイ・マスタング(ディーン・フジオカ)の出迎えで、エドたちが乗っていた列車から、アメストリス軍大総統キング・ブラッドレイ(舘ひろし)が降りてくる。
感想
前作への批判に対し“中途半端”に反省し、“中途半端”な改善を試みた続編。
前作にあったような、微妙な変更(改悪)は形を潜め、基本原作準拠路線になりました。
とはいえ、前作の改悪を回避しつつの展開にせざるを得ず。
また、長い原作を盛り込もうとするあまりに映画だけを見ている人にとっては唐突な付け足し感も多々…このあたりは、よくあるダメな原作付き映画レベルに落ち着いた感かな。
(前作がダメすぎて、普通のダメ映画レベルになっても良くなった印象の意)
キャラクターはガンガン追加され(コミックガンガンだけに💦)供給過多です。
スカー(最近観る新田真剣佑はいつも復讐者)
ブラッドレイ(泣かないで)
リン一派
メイとパンダ🐼
キンブリー
(山田裕貴と新田真剣佑は筋肉でしか見分けがつかない私なのでやや混乱)
アームストロング
(酷い特殊メイクで誰だかわかんなかったんですが、山本耕史でした「ザ・マスクド・シンガー」の時の方がわかりやすかったわ😅)
あと、ピナコ
(風吹ジュンとか個人的には最近観ていなかったのに、なぜか「真夏の方程式」と連投で鑑賞)
等々
原作未読者に対し、ヴァン・ホーエンハイムとお父様に関するミスリードは良いんだろけど…原作を読んでいないと、誰が何の役割かは理解できず、スカーの腕の事とかまずわかんないだろうね。
このあたり、原作知っている人に対しては、つまんないトレース展開、逆に原作知らない人に対しては、情報不足というバランス。
あと、今回もCGはびっくりするぐらい酷い出来
ハリウッドだったら、使うか使わないか検討中なので仮に置いている(ソフト買った時のおまけで入っている未公開映像レベルの)CG映像は実に冷める部分。
総じて、
前作よりも随分良くなりはしたけど、
決して面白いというわけでも、良い映画になったというわけでもないのがコレです。
映画作りのコンセプトとかが未だに見えんのよね。
例えば、実写映画版「るろうに剣心」シリーズだったら、原作テイストを壊すことなく、しかし大人になった観客に観せるべく、ドラマ重視に偏らせた、バランスを目指していて、概ね上手くいっている(少なくとも頑張ってはいる)映画ですよね。
この実写映画版「鋼の錬金術師」シリーズは、そんな“思い”が伝わってくることもなく、やっぱり「作れと言われたから要望をできる範疇でなぞりました」みたいな映画なんよね
1作目…
とりあえず実写映画作れって言われたけど、映像化するのに難しかったり、展開が長引きすぎたりする部分は排除しよう…何とか仕上がるでしょ。
2作目…
前作で結構批判受けたよね…みんな映画の作り手でも無いのにこっちの苦労も知らないで勝手なこと言うよね。
特に「原作と違う」が多かったから、取り敢えず、原作準拠にシフトしちゃおう。
予算あるからCGはキツいんだけど、取り敢えずそこも原作準拠で映像化しようかね…もちろん予算はないから、映像が安っぽくしかならないのは至極当然よね。
みたいな作り手の声が、漏れ聞こえてくる気がするのがこの映画なんですよね
批判ばかりは簡単なので、誉めるべきポイントも記載しておきます。
追加キャラクターの役者さんたちは、全員ではないけど、割と頑張っていて良い感じ
渡邊圭祐とか、黒島結菜とかは、キャラクターに愛のある演技で良かったんじゃないかな
…年配の方々の“やらされている感”が伝わってくるのは否めないものの、全体的に前作の学芸会レベルよりも随分向上
前作から引き続きの方々は、基本相変わらず
本田翼だけは、多少良くなったような気もします。
(逆におもんない演技で、棒読みだった前作のままに感じるのはディーン・フジオカですかね。)
と言うことで点数は2点強(5点満点中)
前回よりアップです。
続編には全く期待していませんが、配信されたら一応観る予定です。
(当ブログ内の関連記事)
2015年03月22日 【映画】鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星(の記事をやっつけた)
2022年09月18日 【映画】鋼の錬金術師…本田翼は恥ずかしい演技力を魅せて変な人気を獲得している可能性に気づいた件
では、このあたりで
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車(ポルテ)の点検と、小倉北区の「ホビーボックス」に雑誌を買いに行った以外は、家で孫👶の面倒を見ていただけの連休最終日です。
(2022年10月15日 7:45追記:この日、2022年9月25日は、深夜から日付が変わって0:20頃までにかけて「Disney+」で「バズ・ライトイヤー」を鑑賞しました。)
以下は映画鑑賞記録
「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー」👏
監督 :曽利文彦
出演 :山田涼介、本田翼、新田真剣佑
制作年:2022年
制作国:日本🇯🇵
2022年9月23日(金曜日・秋分の日)の夜までに数回に分け「Netflix」で鑑賞しました。
概要
荒川弘の漫画「鋼の錬金術師」の実写映画化2作目。2017年の映画「鋼の錬金術師」の続編で、次回作「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」との前後編の前編。
“銀の錬金術師”の二つ名を持つ国家錬金術師ジョリオ・コマンチ(岩崎ひろし)は、顔に傷のある男スカー(新田真剣佑)に襲われ戦闘になるが、スカーの人体破壊の技の前に殺されてしまう。
国家錬金術師の査定を受けるため列車で移動中の“鋼の錬金術師”エドワード・エルリック(山田涼介)とアルフォンス・エルリック(声:水石亜飛夢)のエルリック兄弟だったが、そこで行き倒れていた外国人リン・ヤオ(渡邊圭祐)と出会う。シン国から来たというリンは“賢者の石”を探しており、賢者の石の正体を知っているエドとアルは言葉を濁すが、リンの質問は執拗に続く。列車に過激派が現れ、この列車に乗っている重要人物を狙ってテロ行為を始めるが、これに反撃するリンと、今まで隠れていたリンの護衛ランファン(黒島結菜)、フー(筧利夫)ら、エルリック兄弟、更には生きていたホムンクルスのエンヴィー(本郷奏多)までが現れ、乱戦となる。計画が上手くいかない過激派は、最後の手段で機関車の一部を爆破破壊しブレーキが効かない状態にし終点であるセントラル駅に衝突させようとするが、エドは錬金術で線路を上方に傾斜させ列車を停めて惨事を防ぐ。セントラル駅では“焔の錬金術師” ロイ・マスタング(ディーン・フジオカ)の出迎えで、エドたちが乗っていた列車から、アメストリス軍大総統キング・ブラッドレイ(舘ひろし)が降りてくる。
感想
前作への批判に対し“中途半端”に反省し、“中途半端”な改善を試みた続編。
前作にあったような、微妙な変更(改悪)は形を潜め、基本原作準拠路線になりました。
とはいえ、前作の改悪を回避しつつの展開にせざるを得ず。
また、長い原作を盛り込もうとするあまりに映画だけを見ている人にとっては唐突な付け足し感も多々…このあたりは、よくあるダメな原作付き映画レベルに落ち着いた感かな。
(前作がダメすぎて、普通のダメ映画レベルになっても良くなった印象の意)
キャラクターはガンガン追加され(コミックガンガンだけに💦)供給過多です。
スカー(最近観る新田真剣佑はいつも復讐者)
ブラッドレイ(泣かないで)
リン一派
メイとパンダ🐼
キンブリー
(山田裕貴と新田真剣佑は筋肉でしか見分けがつかない私なのでやや混乱)
アームストロング
(酷い特殊メイクで誰だかわかんなかったんですが、山本耕史でした「ザ・マスクド・シンガー」の時の方がわかりやすかったわ😅)
あと、ピナコ
(風吹ジュンとか個人的には最近観ていなかったのに、なぜか「真夏の方程式」と連投で鑑賞)
等々
原作未読者に対し、ヴァン・ホーエンハイムとお父様に関するミスリードは良いんだろけど…原作を読んでいないと、誰が何の役割かは理解できず、スカーの腕の事とかまずわかんないだろうね。
このあたり、原作知っている人に対しては、つまんないトレース展開、逆に原作知らない人に対しては、情報不足というバランス。
あと、今回もCGはびっくりするぐらい酷い出来
ハリウッドだったら、使うか使わないか検討中なので仮に置いている(ソフト買った時のおまけで入っている未公開映像レベルの)CG映像は実に冷める部分。
総じて、
前作よりも随分良くなりはしたけど、
決して面白いというわけでも、良い映画になったというわけでもないのがコレです。
映画作りのコンセプトとかが未だに見えんのよね。
例えば、実写映画版「るろうに剣心」シリーズだったら、原作テイストを壊すことなく、しかし大人になった観客に観せるべく、ドラマ重視に偏らせた、バランスを目指していて、概ね上手くいっている(少なくとも頑張ってはいる)映画ですよね。
この実写映画版「鋼の錬金術師」シリーズは、そんな“思い”が伝わってくることもなく、やっぱり「作れと言われたから要望をできる範疇でなぞりました」みたいな映画なんよね
1作目…
とりあえず実写映画作れって言われたけど、映像化するのに難しかったり、展開が長引きすぎたりする部分は排除しよう…何とか仕上がるでしょ。
2作目…
前作で結構批判受けたよね…みんな映画の作り手でも無いのにこっちの苦労も知らないで勝手なこと言うよね。
特に「原作と違う」が多かったから、取り敢えず、原作準拠にシフトしちゃおう。
予算あるからCGはキツいんだけど、取り敢えずそこも原作準拠で映像化しようかね…もちろん予算はないから、映像が安っぽくしかならないのは至極当然よね。
みたいな作り手の声が、漏れ聞こえてくる気がするのがこの映画なんですよね
批判ばかりは簡単なので、誉めるべきポイントも記載しておきます。
追加キャラクターの役者さんたちは、全員ではないけど、割と頑張っていて良い感じ
渡邊圭祐とか、黒島結菜とかは、キャラクターに愛のある演技で良かったんじゃないかな
…年配の方々の“やらされている感”が伝わってくるのは否めないものの、全体的に前作の学芸会レベルよりも随分向上
前作から引き続きの方々は、基本相変わらず
本田翼だけは、多少良くなったような気もします。
(逆におもんない演技で、棒読みだった前作のままに感じるのはディーン・フジオカですかね。)
と言うことで点数は2点強(5点満点中)
前回よりアップです。
続編には全く期待していませんが、配信されたら一応観る予定です。
(当ブログ内の関連記事)
2015年03月22日 【映画】鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星(の記事をやっつけた)
2022年09月18日 【映画】鋼の錬金術師…本田翼は恥ずかしい演技力を魅せて変な人気を獲得している可能性に気づいた件
では、このあたりで
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