今朝の毎日新聞の記事
五輪代表最終選考会の全日本選手権への欠場を明らかにした羽生。右足首に怪我をした11月のNHK杯
に続く欠場となるが、回復を最優先にした妥当な判断だと言える。
羽生は現在世界ランキング1位で、今季世界ランキング、国際スケート連盟(ISU）公認大会で出した
今季最高得点ともに日本勢で2番目。男子3人目の選考基準を十分に満たしている。さらに「世界選手
権3位以内の実績がある選手が、けが等で全日本を欠場した場合は、それまでの成績を評価し、選考す
ることがある」とあり、世界選手権で5度メダルを獲得している羽生が選ばれても、異論の余地はな
い。
しかも、羽生は先週、氷上練習ができないと明かしている。調整不足で全日本に臨み、けがを悪化
させたり、新たに負傷してしまったりしたら五輪出場そのものが危うくなり、連覇にも挑めなくなっ
てしまう。代表が確実な羽生がリスクを冒す必要はない。
「試合勘」の懸念はある。今季は9月のオータム・クラシック後、10月のロシア杯に出場したのが最
後で、五輪連覇まで2カ月を切り、出場可能な試合も限られる。来年1月下旬には四大陸選手権(台北)が
あるが、五輪との試合間隔が短く、ブライアン・オーサーコーチも出場には肯定的ではない。ぶっつ
け本番となる可能性もある。
オータム・クラシックのショートプログラム(ＳＰ）ではトーループとサルコウの2種類の4回転で自
らの世界歴代最高得点を塗り替え、2種類でも高得点を出せることを証明している。ルッツに挑むに
あたって羽生は「守ることも、捨てることもいつでもできる」と言っていた。ルッツとループを回避
して4回転の種類と本数を絞った構成にしても、勝負は十分にできる【福田智沙】
フィギュアスケート男子の平昌五輪代表選考基準
＜1人目＞ 全日本選手権優勝者
＜2人目＞ 全日本の2、3位 ▽GPファイナルの日本勢上位2人(全日本優勝者を除く)―から選考
＜3人目＞ 2人目の選考から漏れた選手 ▽全日本終了時の世界ランキング、国際スケート連盟公認
大会で出した今季最高得点の上位3選手(代表決定済みの2選手を除く)―から選考
※全日本出場は不可欠だが、世界選手権3位以内の実績がある選手が、けが等でやむを得ず全日本を
欠場した場合は、それまでの成績を評価し選考することがある
世界ランキング
男子シングル(2017.12.08現在)
1位 羽生結弦(日本)4821ポイント
2位 宇野昌磨(日本)4488
3位 ハビエル・フェルナンデス(スペイン)3902
4位 ミハイル・コリヤダ(ロシア)3822
5位 ネイサン・チェン(アメリカ)3720
6位 ボーヤン・ジン(中国)3332
7位 パトリック・チャン(カナダ)3270
8位 オレクシイ・ビチェンコ(イスラエル)3160
9位 ジェイソン・ブラウン(アメリカ)3107
10位 アダム・リッポン(アメリカ)3041
18位 田中刑事(日本)2364
28位 無良崇人(日本)1851
52位 友野一希(日本)1091
61位 村上大介(日本) 920
62位 須本光希(日本) 901
66位 島田高志郎(日本) 809
79位 日野龍樹 (日本) 674
女子シングル(2017.12.09現在)
1位 エフゲニア・メドベデワ(ロシア)4710ポイント
2位 ケイトリン・オズモンド(カナダ)4228
3位 マリア・ソツコワ(ロシア)3702
4位 アンナ・ポゴリラヤ(ロシア)3330
5位 宮原知子(日本)3247
6位 長洲未来(アメリカ)2969
7位 ガブリエル・デールマン(カナダ)2964
8位 アシュリー・ワグナー(アメリカ)2806
9位 本郷理華(日本)2736
10位 カレン・チェン(アメリカ)2729
11位 樋口新葉(日本)2720
14位 三原舞依(日本)2610
18位 本田真凛(日本)2074
22位 坂本花織(日本)2030
27位 白岩優奈(日本)1803
54位 松田悠良(日本)1039
57位 村上佳菜子(引退)(日本)1010
59位 新田谷凜(日本) 990
61位 紀平梨花(日本) 985
74位 山下真湖(日本) 834
♯羽生結弦 ♯全日本欠場 ♯フィギュアスケート ♯平昌五輪 ♯代表選考基準 #全日本フィギュアスケート選手権 ♯世界ランキング ♯男子シングル ♯ピョンチャンオリンピック
五輪代表最終選考会の全日本選手権への欠場を明らかにした羽生。右足首に怪我をした11月のNHK杯
に続く欠場となるが、回復を最優先にした妥当な判断だと言える。
羽生は現在世界ランキング1位で、今季世界ランキング、国際スケート連盟(ISU）公認大会で出した
今季最高得点ともに日本勢で2番目。男子3人目の選考基準を十分に満たしている。さらに「世界選手
権3位以内の実績がある選手が、けが等で全日本を欠場した場合は、それまでの成績を評価し、選考す
ることがある」とあり、世界選手権で5度メダルを獲得している羽生が選ばれても、異論の余地はな
い。
しかも、羽生は先週、氷上練習ができないと明かしている。調整不足で全日本に臨み、けがを悪化
させたり、新たに負傷してしまったりしたら五輪出場そのものが危うくなり、連覇にも挑めなくなっ
てしまう。代表が確実な羽生がリスクを冒す必要はない。
「試合勘」の懸念はある。今季は9月のオータム・クラシック後、10月のロシア杯に出場したのが最
後で、五輪連覇まで2カ月を切り、出場可能な試合も限られる。来年1月下旬には四大陸選手権(台北)が
あるが、五輪との試合間隔が短く、ブライアン・オーサーコーチも出場には肯定的ではない。ぶっつ
け本番となる可能性もある。
オータム・クラシックのショートプログラム(ＳＰ）ではトーループとサルコウの2種類の4回転で自
らの世界歴代最高得点を塗り替え、2種類でも高得点を出せることを証明している。ルッツに挑むに
あたって羽生は「守ることも、捨てることもいつでもできる」と言っていた。ルッツとループを回避
して4回転の種類と本数を絞った構成にしても、勝負は十分にできる【福田智沙】
フィギュアスケート男子の平昌五輪代表選考基準
＜1人目＞ 全日本選手権優勝者
＜2人目＞ 全日本の2、3位 ▽GPファイナルの日本勢上位2人(全日本優勝者を除く)―から選考
＜3人目＞ 2人目の選考から漏れた選手 ▽全日本終了時の世界ランキング、国際スケート連盟公認
大会で出した今季最高得点の上位3選手(代表決定済みの2選手を除く)―から選考
※全日本出場は不可欠だが、世界選手権3位以内の実績がある選手が、けが等でやむを得ず全日本を
欠場した場合は、それまでの成績を評価し選考することがある
世界ランキング
男子シングル(2017.12.08現在)
1位 羽生結弦(日本)4821ポイント
2位 宇野昌磨(日本)4488
3位 ハビエル・フェルナンデス(スペイン)3902
4位 ミハイル・コリヤダ(ロシア)3822
5位 ネイサン・チェン(アメリカ)3720
6位 ボーヤン・ジン(中国)3332
7位 パトリック・チャン(カナダ)3270
8位 オレクシイ・ビチェンコ(イスラエル)3160
9位 ジェイソン・ブラウン(アメリカ)3107
10位 アダム・リッポン(アメリカ)3041
18位 田中刑事(日本)2364
28位 無良崇人(日本)1851
52位 友野一希(日本)1091
61位 村上大介(日本) 920
62位 須本光希(日本) 901
66位 島田高志郎(日本) 809
79位 日野龍樹 (日本) 674
女子シングル(2017.12.09現在)
1位 エフゲニア・メドベデワ(ロシア)4710ポイント
2位 ケイトリン・オズモンド(カナダ)4228
3位 マリア・ソツコワ(ロシア)3702
4位 アンナ・ポゴリラヤ(ロシア)3330
5位 宮原知子(日本)3247
6位 長洲未来(アメリカ)2969
7位 ガブリエル・デールマン(カナダ)2964
8位 アシュリー・ワグナー(アメリカ)2806
9位 本郷理華(日本)2736
10位 カレン・チェン(アメリカ)2729
11位 樋口新葉(日本)2720
14位 三原舞依(日本)2610
18位 本田真凛(日本)2074
22位 坂本花織(日本)2030
27位 白岩優奈(日本)1803
54位 松田悠良(日本)1039
57位 村上佳菜子(引退)(日本)1010
59位 新田谷凜(日本) 990
61位 紀平梨花(日本) 985
74位 山下真湖(日本) 834
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