ひとりにしないで 園まり 1968
この曲を聴くと涙が出てくる。当時園まりは光り輝いていて甘ったるい声に哀愁が潜んでいた♪松本清張の作品映画タイトル『愛のきずな』の挿入歌として使われていて主演が藤田まことでサスペンスがコメディーになってしまうところ、相手役の妖艶な演技の園まりとこの曲のお蔭か映画も小品ながら輝き満ちていた!出会いのファーストシーンとエンディングはリンクされていて、繰り返すであろう「愛のきずな」が観客の心に落ちた。岩谷時子の詞も秀逸であった。
歌詞
ひとりにしないでね 悲しくなるから
あなたの手のひらに つつまれた私
愛ってこわい とても とても こわい
あなたの中で いつかくだけて散る
星になってしまいそう
夢なら消えぬまに も一度キスをして
あなたの唇が 残した幸せ
恋ってすてき とても とても すてき
あなたといると 夜の闇にとける
霧になってしまいそう
おやすみする前に 好きだよといって
あなたのため息に 私はふるえる
夜ってつらい とても とても つらい
あなたの胸に 燃えながら沈む
月になってしまいそう