不安がなくならないことに自信をなくしている人の話をよく聞くのですが、不安は幸せの裏側であることに気づいていない人が多いように思います。
森羅万象全てで陰陽は離れないことは自明の理のはずなのに、それを学校で教わっていないという理由で知らなかったと言われる方もおられます。
スイカに塩をかけると甘く感じるように、幸せを感じるスパイスが不安だと僕は思っています。
同様に安定を求めすぎて、不安定を怖がりストレスを溜めすぎている人も多いと思います。
昔の日本人は不安定な所で安定感を作り出すことが上手だったのですが、いつの間にか日本人はその気持ちを無くしているように思います。
それは教育が悪いのでも環境が悪いのでもなく、自分だけが幸せならいいという気持ちが原因だと思います。
結局、あなたは間違ってない、過去の考え方や、親の育て方が間違っていたなどと甘い言葉を並べたりする人がもてはやされ、自身の意見のもてない無責任な人が増えているのではないかと思います。
まっすぐ頑張っている人がきちんと評価されないのは、そういうところが原因ではないかと思います。
自己責任で取り組むからこそ日本人は良いものが作れたのならば、もう一度その原点に立ち返る勇気が必要です。
東京で満員電車に揺られながらそんなことを考えてしまいました。
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