それでも自然は酸素をくれる

忘れられつつある何かに少し訴えかけられたらいいなと思っています。何かって何でしょうね。自分も模索中です。

若者にまだ我慢をさせるのですか?

2019-12-22 22:56:00 | 日記
本決まりではないのですが、東京オリンピックの男子短距離勢はリレーのために一人一種目に制限する案が出ています。

まだ陸連はそんな前時代的なことを言っているのかと思ってしまいました。

サニブラウン選手が言っているように、リレーは二の次で個人の競技を一番に考えるのが普通で、陸連もそれを考えてやるのが当然なのではないかと思います。

自分の選手時代にもリレーのために棄権する強豪校といわれる学校の選手をよく見かけました。自分は中高とリレーの強豪校ではなかったので個人種目を棄権をしてまでリレーに懸ける気持ちはわかりませんが、今まで頑張ってきたことがそんなに簡単に棄てられることに違和感を感じていました。

それは「お国のために」という精神がまだあるのではないかという違和感でした。

今回の陸連の案にもその考えを強要しているような違和感を感じます。

若い子達の頑張りを、コーチ陣や陸連のメンツのためにつぶしてやってはいけないと思います。戦時中と同じ現象をまだ起こそうとしていることに、この国の成長のなさを憂えて仕方がありません。


最後に、固定メンバー化しているために日本選手権で結果が出なくても自分はリレーでは選ばれるだろうと高をくくっている選手がいるように感じます。

本当に一種目しか出れなくなったなら、100m、200mどちらもチャレンジしておかないと一種目失敗したらオリンピックに出ることができないと普通は思うはずですが、これは僕の穿った考え方なのでしょうか?

もし一人一種目にするのならば、日本選手権で結果が出なくても今までのリレーメンバーでの活動を評価して選考をする不平等な選考はやめてほしいなと個人的には思います。

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