ネコと王様と私。

3匹のネコ(♀)と王様(夫)と暮らす私の、たわいない日常の話。

おでん、あるいは鍋、時々シチュー。(2)

2010年11月20日 | 日記

2010年11月20日(土曜日) 天気;晴れ

日ごろ、ひきこもっている私は、日用品や食料品などの買い物は、週末にまとめ買いをしている。

なので、買い物に行く前に、洗剤が無いとか、日用品のチェックはもちろん、翌週の献立も、ある程度

考えてるようにしている。でないと、買い物から帰ったあとで、買い忘れがあったと気づいても、よほど

調子が良いときでない限り、一人では買い物に行けないので、我が家にとって買い忘れの痛手は大きい。

献立は、翌週メインになるものだけは決めるが、さすがに給食みたいに一週間の献立すべては決められ

ないし、そもそも、決めたものを作れる可能性だって、100%ではない。体調によっては全く作ることが

できない場合もある。なので、予定して買った材料を使って、別の簡単な料理が作れるように、二次的、

三次的に献立を考える。そして、メイン以外に、その日の安いものや、日持ちのするもの、冷凍しておける

もの、残りが少なくなった調味料など、万が一に備えて、というと、かなり大げさだが、予備的なものを買う。

というのも、洗剤などの日用品や、食料品でもパンやお菓子程度の、王様がある程度わかるものならば、

頼めば買ってきてもらえるが、さすがの王様も、料理の知識はほとんど無いので、野菜以外の材料や、

調味料など、細かいことになってくると、こちらも説明が難しい。そもそも、売り場からしてわからないし、

鶏肉と豚肉の違いくらいはわかるだろうが、料理によっては使う部位も違うし、量も値段も違う。調味料は

もちろん、インスタントラーメンにしても、自分の好みのメーカーがあるし、かといって、電話で聞かれても、

私も売り場の位置くらいならともかく、それ以上の細かい情報までは、とてもじゃないが伝えられない。

王様に限らず、私と同じような目線を持った人でないと、自分がほしいものを買ってきてもらうのは難しい。

 

そんなわけで、今朝、王様と相談して決めた、来週のメイン献立は「シチュー」です。ついにデビューです。

王様は「また鍋にする?」と言ったが、さすがに2週連続「鍋」というのも・・・。しょうゆ味は飽きたから味噌に

してみるか?という案もあったが、王様が「シチュー」の出番を待っていることは明らかだし、頑張ってみる

ことに決めた。いつも「別に何でも良いよ。お母さんの作りやすいもので良いよ。」と言ってくれる王様だが、

シチューを作ると決めたとたん、「お母さん頑張って!」と応援された。やっぱり、食べたかったのね・・・。

例の、じゃがいもの処理が面倒くさいと言っていたあれだが、さすがにおでんと鍋にも飽きてしまったので

食べたいのを我慢してくれていた王様のためにも、いつ買ったのかわからないが、ずっと使われないのに

無事でいてくれた、玉ねぎのためにも、ここは頑張ろうじゃないか!先週からの疲れが出たのか、ちょっと

体調が下降気味ではあるが、そこをちょっと頑張って作れば、しかも大量に作れば寝込むこともできるし。

 

材料は玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、鶏肉。あと、当然シチューの素。材料を、切って炒めて水を入れて

煮込んでシチューの素を入れるだけ。あ、牛乳も入れます。別に、小麦粉からホワイトソースを作るわけでも

ないし、かなり簡単じゃないか。そうなんです。簡単なのは、簡単なんですよね。切るのが面倒くさいだけで。

といっても、皮もピーラーでむくし、切り方も適当なんですけどね。じゃがいものが面倒くさいのは、ピーラーで

皮をむくのも、とにかく形があんなだから、にんじんみたいにサッサとできないし、ちょっと油断すると、爪とか

手を切ったりすることもあって。一番面倒くさいのは、芽の部分なんですけど、我が家の場合、買いだめして

おくことが多いので、買ってからかなりの日数放置されていることも多くて、そのせいで、ものすごく芽が出て

いることが、よくあるんです。(じゃがいもに限らず、野菜に限らず、よく食材をムダにしては「農家のみなさん

ごめんなさい。食べ物の神様ごめんなさい」と思いながら、捨てることが多い私・・・。)昔「じゃがいもの芽は

毒だから、取らないとダメ」って習いませんでした?私が神経質になりすぎてることもあるかもしれないけど、

芽とか、気になる部分をとってたら、かなり深くまでグリグリえぐるので、ボコボコ穴だらけじゃがいもになって、

そんなこんなで、じゃがいもが面倒くさいって思うんです。鍋にしても、他の何の料理にしても、皮をむいたり、

切ったりするのは、同じことなんですけど、なぜか、じゃがいもだけは、面倒くさいと感じてしまうんですよね。

なんなんでしょう?自分でも、よくわかりません。まぁ、個人的感情とでも言っておきましょうかね。(苦笑)

 

それにしても、ピーラーを発明した人は天才ですね。もう、感謝してもしきれないくらいお世話になってます。

もし無かったら、全部包丁で皮をむくわけですよね?いやいや、考えられません。料理なんかできません。

いつごろからピーラーを使い始めたのか忘れましたが、かなり昔(私はいったいどんだけ年寄りなんだ?)は

ピーラーなんて無かったような気がするので、包丁でやってましたけど、今ではもはや大根すらピーラーで

一気に皮をむいてます。時々、料理をしながら、義母様と同居でなくて、本当に良かったと、心底思うことが

あります。もし、同居してたら、私の料理のやり方を見て、かなり驚くと思うので・・・。(生活全て驚くかも?)

それと、王様が、同じ料理が何日も続いても文句を言わないこと、料理の品数や盛り付けにもこだわらない

(皿でなく、鍋ごとテーブルに出してもOKです)こと、味付けにも文句を言わないこと(王様はたぶん味オンチ

だと思う・・・)、だから、こんな私でも、なんとか食事の支度ができてるんです。そんな王様と、別居してくれて

いる王様のお母様と、そして何よりピーラーに感謝(笑)。あ、あと、便利で安全な、IHヒーターにも感謝です。

コメント (1)
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