子供の頃、何かあると、このフレーズが出てきませんでしたか?
今日の話は、タイトルとはちょっと違うかもしれないけど、なんかこの言葉に似ている気がして。
また、王様の話になるんですが、ちょうど10日前になりますかね。例のあの事件があったのは・・・。
最初は、どうなることかと思った週末も過ぎ、話もなんとか良い方向に進み始めてくれたおかけで、
王様もかなり元気になってきました。もちろん、まだ完全に解決したわけではなく、少しずつ手続きを
進めている段階です。なので、毎日のように、「今日はこんなことがあった」と、帰宅後に報告があったり、
なぜか「仕事」を頼まれたりしています。(今日も頼まれたのですが、王様が寝ているので明日にします)
王様だけではなく、私を含め、大多数の人がそうなのかもしれませんが、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」とでも
いったら良いのか、あんなに落ち込んでいた王様が、元の元気な王様に戻ってくれるのは、とてもうれしいの
ですが、最初の「良い方に進んで良かった」という気持ちが、最近、どうも消えてしまってきているようで・・・。
人は、誰でも、自分の心の中にある「ルール」を基本に物事を考えると思うのですが、王様の場合、それが
特に強いというか、自分のルールと少しでも違うことに対して、なかなか受け入れることができないところが
あります。(パートさんが食事に行ったとか、そんな些細なことも許せないようなところがあったり・・・。)
正しいと思うこと、間違ってると思うこと、傷ついたり許せなかったりすること、人それぞれ違いますよね。
私にとっては「たいしたことじゃない」かもしれないことが、王様にとっては違ったり、その逆だったり。
今日も、帰宅後すぐ「人って信用できないよね・・・」と、暗い顔で言うので、また何があったのかと思って、
心配して話を聞いたんですが、その話というのが「自分の上司に報告したことを、そのさらに上の上司に
報告してもらえなかった」ということで・・・。たぶんこれを読むと「は?」となると思うんですがどうでしょう?
よくよく聞くと、その上司は風邪気味で具合が悪かったらしく、そのまた上の上司も、長い間席をはずして
いたというんです。そして、その報告した「話」というのも、予定では来週にならないとわからないはずの
「話」で、たまたま予定より早く今日わかったので、王様が報告したらしいんです。王様とすれば、すぐに
上まで報告されると思っていたことが、されなかったという訳です。それを「人って信用できない」って・・・。
(なんか、上司では紛らわしいので、風邪気味の上司を「A」、そのさらに上の上司を「B」とします。)
Aとしては、話そうと思っていたかもしれないけど、Bはいなかったし、体の具合も悪かったので早く帰宅
したかったのでしょうし、そもそも、来週にならないとわからないはずの「話」なので、そう急ぐこともないと
思ったのかもしれません。それに、元々その上司同士の仲は悪いらしく、そんなAとBだから、お互いに
話したくないと思っても、人間ですし、不思議ではないかもしれません。Bは特に朝はめちゃめちゃ機嫌が
悪く、時間によって機嫌が変わるような人なんだそうです。(会社なので、そんな機嫌とか仲の良し悪しで
仕事するとか普通では考えられないことなんですが、悲しいかな、それがあるのが王様の会社なんです。)
ここでは、これ以上詳しい内容は書けないし、私もその場で見ていた訳ではないので、話の内容を100%
理解してるとは言えないけど、「なんでこんなことでイチイチ人が信用できないとか言ってるんだ?」と・・・。
そもそも、最初は、話が良い方向に進んでいるということだけで、良かったはずなんですよね。それが日毎に
すごく些細なことが不満に思えたりし始めているようで・・・。元気になった証拠なのかもしれませんが、また
「自分のルール」に該当しないことに対して、過剰に反応しているような気がします。自分だけで仕事をして
いるならともかく、大勢の中で働いている以上、というか、社会の中で生きている以上、自分と同じ考えの人
ばかりいる訳じゃないですよね。「よそはよそ、うちはうち」ではないけれど、「人は人、自分は自分」、みんな
それぞれ考え方も違うから、思ったようにいかないこともあるのが当然なんですよね。例の事件が全く進展し
ないとか、どんどん悪い方へ向かっているときなら、考え方がマイナスの方へ行くのも仕方ないかもしれない
と思うけど、そうじゃない今、良かったと思うことの方が断然多いというのに、何をそんなに不満に思うことが
あるか?って、王様の話を聞いていると、つい思ってしまうんですよね・・・。(口に出しては言いませんが)
本当、あの週末があけて、少し話が進んで、良い方向へ向かいそうだとわかったときは、良かった良かったで
済んでいたのが、毎日少しずつ「小さなグチ」が増え、だんだんそれが大きくなってきていて、聞いている私と
しては、ある程度のグチや不満も仕方ないとは思いつつ、そんなことよりもっと良いことがあったのに、と・・・。
実際、良い人に恵まれて良かった!と思えるような出来事や、以前、王様がしたことが、恩返しみたいな形に
なって返ってくるという、信じられないような良い出来事が起きたり、なんてラッキー!と思えることがこの数日
の間に沢山あったんです。私に言わせれば「感謝こそすれ」ですよ。それを「人は信用できない」とか・・・。
さすがに、私も口に出しては言ってませんが、私がそう思ったように、王様も他の人も考え方は違うんです。
でも、それはそれで仕方ないし、当たり前のことなんですよね。そこを受け入れないと、自分が苦しいだけ
なんじゃないかと思うんです。って、そういう私も、よくものすごーく些細なことで落ち込んだり、クヨクヨと気に
病んだりするので、エラそうな事は言えないんですが・・・^^;。
感謝だけして生きていれば良いってこともないけど、かといって、不満ばかり言っていても、キリがないし。
王様も、自分の考え方だけで、物事を判断するんじゃなくて、あの人ならこんな考え方をするかもしれない
とか、そんな気持ちの切り替えみたいなことが、もっと簡単にできるようになれば、今よりずっと、ラクに
生きれるようになるんじゃないかとか、もう少し気持ちに余裕があると良いのかな?とか思うんですけど・・・。
まぁ、自分を含め、生まれ持った性格って、誰かに何を言われようが、自分で変わろうと思おうが、そう簡単に
変えられるものではないですからね。私なりに、やんわりと言いたい事は言ったりしてますが、難しいですね。