遂にエスデス将軍の過去が語られました。
危険種専門の狩猟民族ということで、戦闘能力は自然に高くなってました。
弱肉強食の自然の掟を環境から学び、父からは天性の狩猟者と言われるほどできがよかったようです。
ある日希少種の討伐に行ってたら、異民族に仲間が皆殺しにされました。
しかし、仲間も父もそれが悲劇とは思いません。
弱肉強食の理にて生きてきたので、自分達より強い者に狩られただけのことと当然の如く受け入れていました。
エスデス将軍も同じ気持ちで、その異民族を恨んだりしてませんでした。
その後も一人で狩猟生活を続けていき、そこの危険種がいなくなったので帝国に降りてきたとのことです。
その後、職務柄で狩猟対象は危険種から人間に代わったという話です。
一連のエピソードがありましたが、このタツミとの話の中で一つだけ気になる点がありました。
エスデス将軍は初めから拷問が好きだとタツミに言いましたが、過去を見る上では拷問など全くしていません。
父親も仲間も自然の掟に従う純粋な狩猟民族で、とても拷問などという習慣があるようには見えません。
そもそも、感情があるかどうかも分からない危険種に拷問してるとは思えません。
拷問はあくまで人間相手にしか意味をなさないと思われます。
これは、帝国に来てから何かしら別のエピソードがあり拷問を覚えたはずです。
エスデス将軍にとっては、これまでの戦いも狩猟の一環だったわけです。
仲間には甘く、敵には冷酷に見えるのはそのせいだったようです。
狩猟対象に対して情けなど無いですからね。
山で狩猟者が鹿や熊をハントするのに情けなどかけませんよ。
作業の如く狙い撃つだけです。
仲間に優しいのはエスデス将軍の人間性というだけのようです。
ということで、エスデス将軍には心の闇みたいなものは無さそう?
しかし、タツミはそれを知ることでエスデス将軍を説得することを諦めてしまったようです。
タツミは自分の仲間に引き入れようと思っていましたが、エスデス将軍の強い自我を曲げさせてナイトレイドに入れるのは無理だと判断します。
だが、これで決別なんていうのは嫌だ。
エスデス将軍に裏表が無いなら尚更敵対してほしくない。
タツミの目的は、帝国による貴族主義みたいなのを無くさせて平等な社会を作ることだと思われる。
エスデス将軍は、帝国にあだ名す暗殺集団を掃討するのが職務だ。
まあ、帝国が滅んだとしても平等な社会なんて実現はできないだろうけどね。
状況が敵になるしかないようにしているのであれば、それを避けさせるのもまた状況だ。
今は、第三勢力っぽいのが出てきてるがそれをきっかけに・・・
でも、そんなの関係無しにタツミとエスデス将軍には幸せになってほしい。。
劇的な状況を求む。
何とかしてください。お願いします。お願いします。