#脳研究 新着一覧
未解決の重要課題
アルツハイマー病研究は約100年前に始まりました。当初は、臨床医学や古典的病理学による「現象論」でした。その後、病理生化学が神経病理の物質的実体を明らかにすることによって、因果関係検討の突破...
アルツハイマー病克服のための長期戦略‐ワクチン療法の威力と失望
前節までは、現在進行形で進んでいる研究戦略について述べました。これらに加えて、将来を見...
対メカニズム療法
「アルツハイマー病の最大の謎」の項で述べたように、Aβが蓄積して認知症に至るメカニズムは...
Aβ以外の治療標的‐対処療法
現在アルツハイマー病治療のために世界で最も使用されている医薬品はドネペジルです、これは、エーザイの杉本八郎博士...
Aβレベルを下げるアプローチ
現在、アルツハイマー病の根本的治療の対象として、脳内のAβレベルを下げるアプローチが精力...
ネプリライシンを活性化する
ネプリライシンを用いた遺伝子のは、アルツハイマー病の患者さんに対して成功する可能性は十...
βセクレターゼに注目
これらなかで、βセクレターゼは、新規の膜結合型アスパラギン酸プロテアーゼ BACE‐1であるこ...
アミロイド・ペプチドとその産生‐悪玉Aβ
Aβは、前駆体タンパク質からタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)で切り出されることによって生成します。ここで、ペプチドの構造につ...
脳老化の特異性とその本質
基本的に神経細胞は分裂後細胞です。つまり、肝臓細胞等と違って分裂し続けることができませ...
アルツハイマー病の最大の謎
このように、家族性アルツハイマーのと関連疾患原因遺伝子の同定は、病因論における因果関係...
タウタンパク質の過剰にリン酸化
では、タウタンパク質はどうでしょうか?アミロイド前駆体やプレセニリンの変異が同定され解析された頃は、かなり劣勢に立たされました。しかし、1990...