#遺体搬送 新着一覧
まりも(前編)
「毬藻」を知っているだろうか。子供の頃、私の家には毬藻がいた。祖父が買ってきたものらしかった。小さな容器の水の中、いつまでもジッとしている緑の球体が不思議に思えた。実際にも摩訶不思議な生...
勇気
ある日、女性の声で電話が入った。タドタドしい喋り方と、的を射ない内容に、始めは間違い電...
死体市場
東京で最も有名な市場は、築地の魚市場だろう。テレビの食べ物番組でも、よく放映されている...
死者への使者
よく、死がやって来ることを「お迎えが来る」とか、死を覚悟することを「お迎えを待つ」等と...
戦う日々
「死んだ方がマシだ」「死んでもいい」「もう死にたい」「死んでしまえ」「死ぬー」etc自分の...
ホスピタル
この仕事は、夜中に電話が鳴ることもある。寝ていても、まるでずっと起きていたかのように電...
ちょっとドキッ!
遺体の眼がパッチリ開いていたとき。薄目を開けている遺体は珍しくはないし、完全に目蓋を開...
暑中お見舞い申し上げます
私のブログも何のお陰か二ヶ月続けることができた。訳あって現在は非公開にしている読者から...
冷暗室
「霊安室」と聞いて何を思いつくだろうか。言うまでもなく、そこは遺体を安置する場所。そし...
ま、間違えたーッ!
遺体搬送業務の話。もう随分と前のこと、遺体を自宅から葬儀式場へ搬送する依頼が入った。病...
そこのけ、そこのけ、死体が通る
死体業には色んな仕事がある。私は、一応、特掃隊の一員として死体と格闘する日々だが、時に...