#遺体処置 新着一覧
輝ける日々Ⅰ ~共に歩く~
死は老若男女、全ての人に訪れる。その人生はもちろん、寿命や死に様は人それぞれ。しかし、死そのものは誰にも公平なものだ。日本人の平均寿命が物語る通り、亡くなる人の大半は高齢者だ。遺体処置業...
曇時々雨、のち夕焼け
もう、随分と前の話になる。死体業を始めて間もない頃、私が20代半ばの頃の話だ。曇時々雨の...
人間の価値
故人は老いた男性。遺族とは遺体処置の業務で、一時間余り時間を共にした。私が尋ねた訳でも...
まりも(後編)
「顔は見れないのですか?」「ご覧になりたいですか?」「ええ、できたら・・・」「個人的に...
まりも(中編)
「緑の怪物」は、沼から引き上げられたものだった。事故なのか自殺なのか、私には関係ないの...
まりも(前編)
「毬藻」を知っているだろうか。子供の頃、私の家には毬藻がいた。祖父が買ってきたものらし...
勇気
ある日、女性の声で電話が入った。タドタドしい喋り方と、的を射ない内容に、始めは間違い電...
一期一会
30代の男性。軽自動車で出勤途中だった故人は、生きて帰宅することはなかった。残された妻子...
死者への使者
よく、死がやって来ることを「お迎えが来る」とか、死を覚悟することを「お迎えを待つ」等と...
戦う日々
「死んだ方がマシだ」「死んでもいい」「もう死にたい」「死んでしまえ」「死ぬー」etc自分の...
雷
空は夏から秋へと変わりつつある。少しずつ過ごしやすい季節になってきた。こんな時季は大気...