#poem 新着一覧
bottomless swamp
呪詛のような蔦に巻かれ、痩せ細る夢を見た転寝の午後、少しずつ窓を駆逐せんとする強い西日、動乱めいた夕暮れが背中まで来ていた、コークスクリューの風が吹く十一月の終わり、ベルベッドにくるまれ...
〜ambition【野望】〜…
僕が、抱く…「無謀」過ぎる、野望に…未だにタラタラの未練も連れて…「夢」を描いてみたとして...
パーフェクト・ワールドはなにもかも未定
割れた鏡の破片を踏みつけた朝、床中に広がる、真赤な俺の血液、足首をきつく縛って、軟膏を...
定めの夜
ダイナーに置き去りにした昨日の心は椅子の上で干乾びていた、埃を掃うように手で落として腰...
欲望の経路
その日は三十五度死んで四十二度生還した、誤差の中に何があるかなんて俺にもわからない、き...
【因果応報】
物事の「結果」には…〜「原因(理由)」ってやつが…〜〜あるのか、ないのか…?〜そんな日常での「疑問符」を、検証してい...
真夜中の渇き
穏やかな夜だったかと問われればそうだったかもしれない、と答える程度の夜だった、考え事は...
雨の中で
歩道橋の下で雨を凌いでいた、空は灰色の絵具を混ぜた水のような色合で、それは逆に気分を少...
〜【流浪の旅】〜令和6年
こんにち(令和6年)の私を… ズッコケまくりの日々の暮らしを…「なにに例えようか…」今日は
キャンディー・バップ
朗読するマリオネット、解毒的なソナチネ、雨の路面に刻まれた幾つかの足跡は、澱み、歪んで...
言葉憑き
宿命は銃弾のように生身に食い込んでいく、それをペンチで引き摺り出すみたいに取り除くには...