外溝&ガ-デニング(10) 出入口のポ-チを自作しました
正面出入口の段差を解消する為にポ-チを作りました。
以前からデザインを考えたり、レンガを探しに行ったりと、少しずつ進めてはいたけど
実際に作業をはじめてみると予想以上に大変で、今回も体力勝負の自作物語となりやした。
作業開始が2月上旬だからなんだかんだで2ヶ月以上掛かりましたが めでたく完成-
出来栄えは普通だけどblog的には超大作になったので写真だけでも見て行ってちょうだい^^

【費用】43120円(消費税込)
コンクリ-トブロック(CB) 30kg/個 × 6個 = 180kg (16080円)
レンガ 2.5kg/個 × 120個 = 300kg (18960円)
モルタル 240kg (6960円)
路盤材 80kg (1120円)
まずは妄想を見える化するところからはじめます。
いつもの感じで visio でまんが絵を描いて deburin と相談-
紆余曲折ありましたが最終的には ↓ こんな感じで作ることに決めました。


そしてホ-ムセンタ-へ
踏まれることが前提なので荷重耐性レンガといわれるものを使うことにしました。
下の写真は検討用として16個(40kg)購入した時の様子を撮ったもので
基地周辺ではお気に入りのレンガを見つけられずに今回も都内のホ-ムセンタ-で買うことに。
石柱を作った時にも書きましたが、レンガを車に積んで峠越えをすることを考えると
数回に分けて運ぶしか手立てがなくて面倒くさかったですかね。
やはり現地調達が基本なんだと身にしみました ・・・

*2017年 1月中旬 撮影
いよいよ着手-
レンガを置いたり仮掘りしたりしながら大きさと施工方法を決めて行きます。
この時はコンクリ-トブロックに鉄筋を通して基礎を作ろうと思っていたのですが
生コンの手捏ね作業を想像しただけでもね- ゲッソリしちゃうでしょ。
もう少し簡単な方法はないものかと迷走。
そして・・・
*2017年 2月中旬 撮影
いいものみっけたよ-
勝手口などのちょっとした段差を解消する目的で使われる高圧踏み台と呼ばれるCBで
これを6個使うとちょうど良いサイズになるので基礎に利用することにしました !!!
が、強度は大丈夫 ? 動いちゃったりしない ? などなど
不安と疑念を抱えながらのスタ-トとなりました。
*2017年 3月19日 撮影
本格的に作業を開始しました-
10~20cm掘ったところに路盤材を敷き詰めて踏み固め、そこに CB を置いて水平だしをします。
水平出しをするのも CB が 1個 30kg もあるから結構大変なのよ。
*2017年 3月25日 撮影
気温12℃、湿度55%、24時間以内の最低気温4℃ で 降水確率が40%
モルタルを入れるべきか入れざるべきか、悩ましい条件でしたがトライして基礎を打つことに・・・
中央の凹部に拳大の石を詰めながらモルタルを入れていきます。
*ドライアウト対策を忘れずに!
念のためビニ-ルシ-トで養生してこの日の作業は終了。
で、翌朝は雨でした。 こういうこともあるよね。
ビニ-ルシ-トで覆っておいてよかったよ。
さて、雨の影響はいかに ・・・

*2017年 3月26日 撮影
1週間後・・・
季節外れの湿雪が降る中、基地に向かいました。
なにやら白い粉が浮いていますね???
ネットで調べてみたら白華現象だということが判りました。
以下の条件が重なった場合に白華することが多い様で 80% 当てはまっていたから仕方ないね ^^;;
・低温時での施工 ×
・日陰での施工 ×
・多湿時での施工 ×
・短時間で乾燥する場合 ○
・練水の過剰添加 ×
白華は日常的な現象であり、強度的にも特に問題はないとのことです。
また主成分が炭酸カルシウムなので環境問題もないらしいのでスル-して先に進みます。
世の中 知らない事が沢山ありますね、自作したからこそ得ることができた知見です。
この知識が役立つかどうかというのは愚問で、経験して得た知見そのものに意味を持つのです。
真を説けば「知見とは経験してこそ意味を持つ」です。
*2017年 4月 1日 撮影
レンガ割りの時間で-す。
あんまり好きな作業じゃないけど仕方ない。
やっぱり荷重耐性レンガって堅いみたいです !? 1個割るのに20分ぐらい掛かりました。
全部で 10個 割ったので、なんだかんだ 4時間 ギコギコ♪ コツコツ♪ してたかな。
技術は必要ないけど、根気のいる作業です。
いよいよ木枠にモルタルを流し込んで両サイドと前面にレンガを積んでいきます。
この作業で重要なのがレンガと CB の面合わせです。
目地(モルタル)でレンガの高さを調整できるとは言え、慎重に作業を進めます。
前面と両サイドはイイ感じに仕上がりました。

次は CB の上面(上段・下段)にレンガを貼っていくわけですが
その前に仮置きしてデザインを再確認することにしました。
今回は最新兵器として目地冶具を作成して投入-
これでレンガを均等に貼ることが出来るかな !!!?

ココで時間切れ-
そしてまた1週間後に作業再開・・・
うって変わってポカポカ陽気の生コン日和 ^^
前週はレンガを仮置きしてデザインを再確認したところで時間切れとなりましたので
今回は上段にレンガをペタペタ貼っていきます。
わかんなくなっちゃうからドアに貼ったデザイン図を見ながらの作業です。
次は下段に路盤材を入れて踏み固め、前面の板を外して下段にレンガを置いていきます。
画像をクリックして拡大して見てもらうとよくわかるのですが
最後に化粧目地で埋めるのでこの段階での目地埋めは6割厚ぐらいにしています。
また時間切れ-
レンガの表面に付いた汚れを濡れスポンジでキレイに拭って撤収-です
そしてまたまた1週間後・・・
実際の日付は 2017年4月14日 です。
今年初めての夏日となりやした。
化粧目地でレンガの隙間を埋め、そこそこ固まってきたところで木枠を全部外して
レンガの表面に付着した汚れを洗い流してあげます。
木枠を外した時にできた溝穴(淵)に化粧砂利を撒いて完成-です。
いやいや結構時間がかかりました。
作業した日数を数えると8日間 !? (買い出し除いて)
炉壁や土留めに比べて難易度が低い割に大掛かりな作業になってしまいました ^^;;
【後記】 なんで業者さんにお願いしなかったの!? と、よく聞かれるんだけど
当時は出来ると思っていたんだから、無知とは時にしてとてつもない武器になりますね ^^;;
で、いざ自分たちでやろうとすると そんな簡単な話じゃないことに気づく訳です。
知識もなければ重機もない、資材を購入するにしたって 0.1t 0.2t ・・・・ の世界でしょ。
こりゃ週末だけで済む話じゃないなと・・・ まぁそれでも経験してみたいという欲望が勝って自作の道を選択した訳です。
今の時代、勉強したいと思えば本やネットで幾らでも知見を広げられるけど
知見なんて経験してこそ意味を持つものだから秘密基地のことに関しても可能な限り(時間が許す限り)
自分たちの手で!! と思って、何に対しても自作の道がないか探る様にしています。
それに経験をしないと物事の本質なんてみえてこなし、いろいろ気づかされることも多いんですよ。
今回も自分で挑戦してみてプロ(職人さん)の凄さに改めて気付かされることが多かったです。
えっと 次はdeburinから頼まれた棚をいくつか増設してからPC机を作る予定です。
よろしかったら 自転車日記 もどうぞ
正面出入口の段差を解消する為にポ-チを作りました。
以前からデザインを考えたり、レンガを探しに行ったりと、少しずつ進めてはいたけど
実際に作業をはじめてみると予想以上に大変で、今回も体力勝負の自作物語となりやした。
作業開始が2月上旬だからなんだかんだで2ヶ月以上掛かりましたが めでたく完成-
出来栄えは普通だけどblog的には超大作になったので写真だけでも見て行ってちょうだい^^


【費用】43120円(消費税込)
コンクリ-トブロック(CB) 30kg/個 × 6個 = 180kg (16080円)
レンガ 2.5kg/個 × 120個 = 300kg (18960円)
モルタル 240kg (6960円)
路盤材 80kg (1120円)
まずは妄想を見える化するところからはじめます。
いつもの感じで visio でまんが絵を描いて deburin と相談-
紆余曲折ありましたが最終的には ↓ こんな感じで作ることに決めました。



そしてホ-ムセンタ-へ
踏まれることが前提なので荷重耐性レンガといわれるものを使うことにしました。
下の写真は検討用として16個(40kg)購入した時の様子を撮ったもので
基地周辺ではお気に入りのレンガを見つけられずに今回も都内のホ-ムセンタ-で買うことに。
石柱を作った時にも書きましたが、レンガを車に積んで峠越えをすることを考えると
数回に分けて運ぶしか手立てがなくて面倒くさかったですかね。
やはり現地調達が基本なんだと身にしみました ・・・


*2017年 1月中旬 撮影
いよいよ着手-
レンガを置いたり仮掘りしたりしながら大きさと施工方法を決めて行きます。
この時はコンクリ-トブロックに鉄筋を通して基礎を作ろうと思っていたのですが
生コンの手捏ね作業を想像しただけでもね- ゲッソリしちゃうでしょ。
もう少し簡単な方法はないものかと迷走。
そして・・・


*2017年 2月中旬 撮影
いいものみっけたよ-
勝手口などのちょっとした段差を解消する目的で使われる高圧踏み台と呼ばれるCBで
これを6個使うとちょうど良いサイズになるので基礎に利用することにしました !!!
が、強度は大丈夫 ? 動いちゃったりしない ? などなど
不安と疑念を抱えながらのスタ-トとなりました。


*2017年 3月19日 撮影
本格的に作業を開始しました-
10~20cm掘ったところに路盤材を敷き詰めて踏み固め、そこに CB を置いて水平だしをします。
水平出しをするのも CB が 1個 30kg もあるから結構大変なのよ。


*2017年 3月25日 撮影
気温12℃、湿度55%、24時間以内の最低気温4℃ で 降水確率が40%
モルタルを入れるべきか入れざるべきか、悩ましい条件でしたがトライして基礎を打つことに・・・
中央の凹部に拳大の石を詰めながらモルタルを入れていきます。
*ドライアウト対策を忘れずに!
念のためビニ-ルシ-トで養生してこの日の作業は終了。
で、翌朝は雨でした。 こういうこともあるよね。
ビニ-ルシ-トで覆っておいてよかったよ。
さて、雨の影響はいかに ・・・



*2017年 3月26日 撮影
1週間後・・・
季節外れの湿雪が降る中、基地に向かいました。
なにやら白い粉が浮いていますね???
ネットで調べてみたら白華現象だということが判りました。
以下の条件が重なった場合に白華することが多い様で 80% 当てはまっていたから仕方ないね ^^;;
・低温時での施工 ×
・日陰での施工 ×
・多湿時での施工 ×
・短時間で乾燥する場合 ○
・練水の過剰添加 ×
白華は日常的な現象であり、強度的にも特に問題はないとのことです。
また主成分が炭酸カルシウムなので環境問題もないらしいのでスル-して先に進みます。
世の中 知らない事が沢山ありますね、自作したからこそ得ることができた知見です。
この知識が役立つかどうかというのは愚問で、経験して得た知見そのものに意味を持つのです。
真を説けば「知見とは経験してこそ意味を持つ」です。


*2017年 4月 1日 撮影
レンガ割りの時間で-す。
あんまり好きな作業じゃないけど仕方ない。
やっぱり荷重耐性レンガって堅いみたいです !? 1個割るのに20分ぐらい掛かりました。
全部で 10個 割ったので、なんだかんだ 4時間 ギコギコ♪ コツコツ♪ してたかな。
技術は必要ないけど、根気のいる作業です。


いよいよ木枠にモルタルを流し込んで両サイドと前面にレンガを積んでいきます。
この作業で重要なのがレンガと CB の面合わせです。
目地(モルタル)でレンガの高さを調整できるとは言え、慎重に作業を進めます。
前面と両サイドはイイ感じに仕上がりました。

次は CB の上面(上段・下段)にレンガを貼っていくわけですが
その前に仮置きしてデザインを再確認することにしました。
今回は最新兵器として目地冶具を作成して投入-
これでレンガを均等に貼ることが出来るかな !!!?


ココで時間切れ-
そしてまた1週間後に作業再開・・・
うって変わってポカポカ陽気の生コン日和 ^^
前週はレンガを仮置きしてデザインを再確認したところで時間切れとなりましたので
今回は上段にレンガをペタペタ貼っていきます。
わかんなくなっちゃうからドアに貼ったデザイン図を見ながらの作業です。


次は下段に路盤材を入れて踏み固め、前面の板を外して下段にレンガを置いていきます。
画像をクリックして拡大して見てもらうとよくわかるのですが
最後に化粧目地で埋めるのでこの段階での目地埋めは6割厚ぐらいにしています。



また時間切れ-
レンガの表面に付いた汚れを濡れスポンジでキレイに拭って撤収-です
そしてまたまた1週間後・・・
実際の日付は 2017年4月14日 です。
今年初めての夏日となりやした。
化粧目地でレンガの隙間を埋め、そこそこ固まってきたところで木枠を全部外して
レンガの表面に付着した汚れを洗い流してあげます。


木枠を外した時にできた溝穴(淵)に化粧砂利を撒いて完成-です。
いやいや結構時間がかかりました。
作業した日数を数えると8日間 !? (買い出し除いて)
炉壁や土留めに比べて難易度が低い割に大掛かりな作業になってしまいました ^^;;

【後記】 なんで業者さんにお願いしなかったの!? と、よく聞かれるんだけど
当時は出来ると思っていたんだから、無知とは時にしてとてつもない武器になりますね ^^;;
で、いざ自分たちでやろうとすると そんな簡単な話じゃないことに気づく訳です。
知識もなければ重機もない、資材を購入するにしたって 0.1t 0.2t ・・・・ の世界でしょ。
こりゃ週末だけで済む話じゃないなと・・・ まぁそれでも経験してみたいという欲望が勝って自作の道を選択した訳です。
今の時代、勉強したいと思えば本やネットで幾らでも知見を広げられるけど
知見なんて経験してこそ意味を持つものだから秘密基地のことに関しても可能な限り(時間が許す限り)
自分たちの手で!! と思って、何に対しても自作の道がないか探る様にしています。
それに経験をしないと物事の本質なんてみえてこなし、いろいろ気づかされることも多いんですよ。
今回も自分で挑戦してみてプロ(職人さん)の凄さに改めて気付かされることが多かったです。
えっと 次はdeburinから頼まれた棚をいくつか増設してからPC机を作る予定です。
よろしかったら 自転車日記 もどうぞ