ワンコ社長の大人の冒険 秘密基地

我が家の「秘密基地」計画をワンコ社長の大人の冒険記録として綴って参ります。

パートナー

2016年06月30日 | 工務店を探そう
工務店(4) パートナー  


取得予定地から半径10km圏内の工務店を調べ、夏休みを利用して一気に5店舗 訪問することにしました。
全部書くと話が長くなるので結果だけ書きますね。

創業48年、現場まで車で10分、地元の工務店さんに施工をお願いすることにしました!!
経緯を掻い摘んで書きます。

朝から太陽が照りつける暑い日でした。
アポなしの訪問にも関わらず真摯に話を聞いてくれたのが O工務店Oさん(建築設計士)でした。
予算を伝えた時点でエビ下がりされちゃうかな ・・・ 半ば諦めムードの中、
〝 ご希望に添える形で提案したいのでもっと詳しい話をお聞きかせ願えますか!? " と好感触。
約3時間、私たちの話に耳を傾けて下さりました。

数日後、概算見積りをいただき、すぐに電話MTG。
対予算に対し128%オーバーの概算見積りではありましたが
〝 仕様を固めながら予算内に収められるように一緒に取り組みませんか !? ″
決め手となったのはこの一言だったかな。
Oさんとの出逢いに、理屈では語れない何か特別なものを感じたのでありました。

O工務店Oさん(建築設計士) ・・・ 実名&写真 etc 掲載許可を得ておりますので
秘密基地 完成の暁に、詳細 改めてご紹介させていただきます。




以下、工務店さん選びの感想です

       ↓↓↓

大手ハウスメーカーやフランチャイズ店は低予算の案件に消極的に思えたのでお見合いは不成立。
設計事務所にお願いしたかったのですが資金不足で断念。
結果的に私たちは地元の工務店さんをパートナーに選ぶことになりました。
工務店さんとお見合いする際は、自分たちの想いを(建屋の特徴やイメージを)見える化しておくことが大切で
フリーハンドで間取りを書いて伝えてもよいですし、雑誌やWEBの写真の寄せ集めでも大丈夫。
あとは予算をハッキリ伝えることですかね。
その上で工務店さんの特徴(強み・弱み、費用感、工期、メインテナンス、融通性etc)と照らし合わせて
自分たちの取り組みに見合ったパートナーを探すことになります。
有識者や先駆者の意見を参考にさせてもらうのが、失敗しない工務店選びの、はじめの一歩だと思います

       ↓↓↓

ネットや図書館を活用しての情報収集が不可欠ですね。

       ↓↓↓

蛇足ですが 〝 〇△工務店さんにお願いしてよかった!! ″ と、思えるか否かは、
建屋が完成して引き渡しの時にならないと判らないかも知れません。
業者(工務店)や人(担当者)の本質なんて数ヶ月の付き合いでは見極められるものではないですから。

       ↓↓↓

大切なのは “ ビジネスの相手として良好な関係を築くこと ” に尽きると思います。
良好な関係とは 互いの目的を協力して達成していく関係 だと私は考えています。
・工務店は自社利益と顧客満足度の為に!
・私たちは要求仕様を予算内で完成させてもらえる為に!
そういった協力関係を築いていけるかがカギだと思います。


*これにてカテゴリ-「工務店を探そう」 は 完 です。
次は 「建築設計あれこれ」 でお会いしましょう。

不安がよぎる

2016年06月26日 | 工務店を探そう
工務店(3) 不安がよぎる  


施工費を少しでも抑えられる様に、何通りもの間取りを考えましたが
そもそも私たちの考える予算では無理なのかも?! と、諦めかけた時もありました。
夢道半ば、これで The END かな ・・・

既に土地の取得に向けて具体的な動きを掛けていた時期でしたので
進むも、諦めるも、どちらを選択しても悩ましい状況でした。


deburin と、夜な夜な作戦会議を重ね、行きついたのが
 ・土地は予定通り取得する
 ・もし建屋が予算内で建てられない場合は「秘密基地」計画を白紙に戻す
 ・残された土地はタイミングをはかって売却
 ・今まで掛かった費用については、夢を追った結果なので悔いなし!!!


早速、ワンコ社長に報告。
 


つづく

初陣はあえなく撃沈

2016年06月25日 | 工務店を探そう
工務店(2) 初陣はあえなく撃沈   


手始めに自宅付近の工務店をネットで探して初陣です。
訪れたのはH建材さんという中規模の工務店。

対応してくれた方に間取り図を見せて 〝 予算 ¥***万円でお願いしたいのですが ・・・ ″ 単刀直入に伝えました。

結果は、あえなく撃沈
注文住宅というのは・・・的な話を 2時間ほど聞かされて凹んだ ・・・ オレをペチャンコにしやがって (--;
坪単価**万円が一般的だとか、平屋は2階建てより工費がかさむだとか、
通り一編の誠意のない話ばかりで、
私たちの要望に対して出来る手段を考えようとする姿勢が全く感じられなかっただけでなく、
工務店サイドの持論を一方的に私達に押しつける始末で、
私がおたくに何か悪いことでもしましたか???

その後、H建材さんからはフォローの連絡が1度もないのに
自社の宣伝通知 (ダイレクトメール) だけはしょっちゅう来ます。
その度に破り捨てているけど (怒


つづく

工務店を探そう

2016年06月19日 | 工務店を探そう
工務店(1) 工務店を探そう     


いちばん気がかりだったのが 〝 土地を取得したとして建屋が予算内に収まるのか?? ″ で
工務店を探して相談にのってもらうことにしました。 相談というか見積りかな。

工務店探しはもっぱらネット頼みで、口コミを読んだり、裏サイト的なところで情報を漁ったりしながら
まずはどういった形態の施工会社にお願いをするか、それらを知る作業から始めたのでした。

いろいろ調べていくと、施工会社は4つに大別できるみたいで、その特徴はざっくりこんな感じ

                     ↓↓↓

・大手ハイスメーカー
設計、施工、アフターサービスまでのプランをトータルでコーディネイトしてくれて、補償も万全。
安心して任せることが出来るのが最大の特徴。
仕様やデザインが規格化されているため、設計の自由度という点では乏しい。
費用は高めだが満足度の高い家屋が建つ感じ。

・フランチャイズ店
プランのコーディネイトは本部が行い、地元の加盟工務店が施工を行うスタイル。
建具や工法は規格化された仕様で行うが、設計の自由度という点では大手ハイスメーカーよりもある。
本部と加盟工務店との間で分業化されているのでコストパフォーマンスが良いのが最大の特徴。
請け負う工務店により技量に差があり、しばし問題となることも。

・地元工務店
施主の条件や希望に合わせた家づくりが得意で、きめ細かく対応してくれる工務店もあれば、
そうでない工務店もあるなどピンキリ。個人経営が多いので業績確認は必須。
地域密着型でコミュニケーションがとりやすく、融通がきく点が特徴。
仕様+品質=価格のバランスが良い。

・設計事務所(建築デザイナー)
それなりに費用が掛かるが、望みのデザインを具現化したいのであれば設計事務所に依頼するのが堅実。
設計事務所ではデザイン設計と施工時の管理業務を請け負い、施工自体は工務店が行うスタイル。
工務店に支払う施工費の他に、設計+管理費の名目で 施工費×10~20% を設計事務所に支払うことになる。
センスや価値観、さらにデザイナーの人柄など、思考や相性といった点においも見極めが重要。


なるほど-

番外編

2016年06月18日 | どこかいい場所ないかな
土地(13) 番外編     

“土地探しに翻弄された日” と題し、いくつか紹介させていただきます。


買う直前まで気持ちが揺らいだ物件が高麗(日高市)にありました。
巾着田のドレミファ橋を渡って直ぐ斜め右の脇道を上がったところの物件です。
巾着田の敷地内と言っても過言ではないこの物件は、理想郷とも言える場所で何度も見に行きました。
ただ、古家が残っていて、土地自体もかなりの荒地。
物件価格は予算内だったものの、ネックとなったのが古家の解体と整地に掛かる費用で
ここは道幅が狭いというか、道らしきものが無くて、重機が入らないんだよね。
土地以外に掛かる費用が予想以上に膨らむので泣く泣く諦めました。
*散歩日和


だだっ広い売り物件を見つけたので 緊急出動- したこともありました。
標高300m、視界良好、そして別荘地でしたが
実際に訪れてみると、そこはゴーストタウンと化していました。
ここはバブル全盛期に開拓されてバブリーな人達がこぞって買いあさったみたいで
土地の下落とともに人もいなくなった、そんな感じの所でした。
人里離れた場所と言う点では魅力的だったのですが
いくつかの不動産業者と管理会社が、組みつほぐれつ の関係にあるようで
私の様な素人は怖くて手が出せないな、と思ったのでパス。
*ママチャリ


奥多摩の物件を集中して探していた時期もありました。
都内だし、自宅から近いし、ハイカーやサイクリストもいっぱいいるし。
実際に住まわれている方へのヒヤリングを兼ねて自転車で物色しに行ったこともありましたが
良縁 叶わずといった感じで、良い物件にめぐり会うことはありませんでした。


総括すると、はじめは人里離れた場所がいいとか、交通の便が悪くても大丈夫なんて考えていましたが
現実に直面すると躊躇してしまうことが多々ありました。
あまり知ったような事は言えませんが、これから土地を取得しようと考えられている方は
焦らずに物件をたくさん見ることだと思います。
一発で良物件に出逢えている方もたくさんいますが、統計的にはそうでない人の方が多いですからね。
時間を掛けながら、少しずつ理想とする地を探るといった感じでしょうか。