土地(5) 条件交渉
不動産業者と親しくなり過ぎたり、売主さんの人柄にふれたりすると
条件交渉がしづらくなるとよく耳にしますが、そんなことは気にしなくても大丈夫。
契約や取引の根底にあるのは信頼関係 !!
優先するは、向き合うこと (互いを良く知る作業) だと思います。
前にも書きましたが、売り買いなんて所詮はビジネス。
買ってあげる様な、売っていただく様な、言わば五分と五分の関係ですから
互いをよく知る作業の延長線上に、双方にとって納得いく良い結果が得られるのだと思います。
どちらかが得をする様なことだと瞬間風速的には良かったとしても
長い目で見るとダメなんじゃないのかな 、、、 やはり双方が得をするような条件でないと。
(逆の場合もありますね、マイナス面に対しては互いに負担を負う形でないと)
そして交渉の場面で注意していたのが議事録を残すこと !!!
私たちは電話での打ち合わせも多かったので、交わした会話はメールに整理して送るなど
必ずエビデンスを残すようにしていました。
仕事においては基本的なことであってもプライベートで実践をするのって意外と難しいですよ。
杓子定規にやり過ぎると相手の気持ちを逆なでしかねないですしね。
相手の顔色を伺いながら、正確に、そして確実にエビデンスを残して置くといったところでしょうか。
どんなに注意深く進めていてもトラブルは起きるものですが
トラブルの発生頻度としては確実に減りますからね、仕事と一緒です。
エビデンスは身を守る為のモノではなく、相手と良好な関係を保つための手段のひとつ !!! です。
つづく