ポッと 芽が出る うたが出る♪

Violinレイトスターター”ぽっとめ”の 日々のあれこれ。

映画「しあわせの絵の具」

2018-03-09 13:07:55 | 日記


職場の人におすすめされて、いろいろやりくりして 今朝 近所で観てきました♡

映画「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」

http://shiawase-enogu.jp/




”アールブリュット”という言葉が 巷に聞かれます。

なにが アウトサイダーか否かは、私にはあまり興味がありません。

Violinの プロとアマの違いを論じているように感じてしまい、

アートすることに なにも得るものがないからです。



それより 私のこころに響くもの。

いのちを感じられる感動が伝わってくるもの。

そういうものに出会いたいし、自分もほんのちょっとでも 表現できたらいいなぁと思います。

そういう点では、私も「アールブリュット」に入るのかもしれません。



チラシを見た時に、モードの絵に くぎ付け!

まちがいなく、わたしの 観たい映画でした。

私は モードが なにをみて なにを描いているのかが とても気になっていました。

それは モードとサンドラが 会話している中にありました。(*^-^*)



同じ世界を愛している人たちがいる。

なかなか 出逢えないし、そんな会話もする機会もないけれど でも、確実にいる。

そんな人たちに出逢いたいから、

未熟なりにも 細々表現して いのちを感じられるアートの世界に近づけたらいいなぁと思います。



全力疾走!

2018-02-15 23:55:32 | 日記


明日は、新月です。

先日は、皆既月食がありましたから、あっというまに2週間がたってしまったことになりますね。(早い!!!)



今日は、近くの 一宮に お参りに行きました。

初めて行ったときは、「よそ者がきた!」という感じで、

鳥居をくぐったとき、神社と自分の周波数が合わないような印象でした。

でも、年末だけでしたが 何回か 1年のお礼参りに伺ったところ、

だんだんと その神社の 清々しさを感じられるようになり、

今日は、「ああ、今日 伺うことが出来て、本当にありがたいなぁ、、、しあわせだなぁ」と思いつつ

参道を歩くことが出来ました(*^-^*)



参拝のあとは、おみくじを引くのが 習慣になっていて、

今日も 引いてみましたら、

「大吉」(*^-^*)

「全力疾走で、大きく成長!」とのお言葉が…(*^-^*)



ええ、全力疾走は 得意です(*^-^*)

Violinも 仕事も、家の中のことも 全力疾走で させていただきます! (*^-^*)




20180211

2018-02-10 20:39:45 | 日記


今日は 「紀元節」です。

のんきに、無邪気に Violinを楽しめる、今の生活があるのも、

その昔に、この国が成り立ち、いまも続いているからこそと思います。

当たり前の幸せを、Violinを弾くことで 忘れずにいられるのは、本当にありがたいです。



そして もうひとつは、弟の誕生日であり、命日です。

3つ違いの弟がいましたが、20年前に 若くして他界しました。

そのことは、本当につらくて 何年も どうやってこの時期を過ごしたらいいのか わからないくらいでした。

一方で、投げやりに生きていた私が、自分の人生を取り戻そうと 真剣に思い、

弟のことを心にとめながら日々を過ごす きっかけになった日でもあります。



今は、穏やかにこの日を迎え、静かに弟のことへの想いをめぐらし、

あちらの世界での弟の幸せを祈るばかりです。




国の成り立ちと、精神的な私の成り立ちを考える 大切な日でもあります。



弟に届けるつもりで、今日はスケールを練習しようっと!






お礼参り

2017-12-30 01:56:00 | 日記


昨日 12月29日は 誕生日でした。

何年か前までは、誕生日が来るのが怖くてたまりませんでした。

子どもの頃は、年末の忙しさのために、私の誕生のお祝いは、2月11日の弟の誕生日と一緒でした。

なので、実際の私の誕生日は なにもありませんでした。

経済的に厳しい中でも、弟と一緒であろうが、お祝いしてもらったのですから、それだけでも有難いことなのですが、

私にとっては、親の愛の確認日みたいなところがあり、せめて「おめでとう」のひと言くらいは欲しかった。

今から思えば、当時は 私はもちろんのこと、親の無知もあり、ネグレクト状態だったのでしょう。



ほぼ365日24時間、人様のことを心配して 人様のために自分を失くして生きていたので、

せめて 誕生日くらいは、自分が主役になりたかった というのが 当時の私の想いです。

つらい誕生日が 何回も 何十回も続きましたが、

幸い、私は勉強することが大好きでしたので、いろんな人の本を読んでいるうちに、

自分の誕生日の捉えなおしができるようになりました。

それからというもの、「誕生日には近くの神社へ感謝のお参りをする」という日にしました。



その頃は、近所にとても心地が良い 静謐とした神社があり、何かこころに引っかかるものがあり辛くなると

一人で 家を抜け出し、こっそりお参りしていました。

銀杏並木に囲まれた参道を歩いていると 少しずつ心が洗われ、

神様の前に立つ頃には、悩み事はどうでもよくなって

ただ、無心で お参りして

スッキリして帰ってくることが多かったです。



そういうことが積み重なっていくうちに 少しずつ 変化していき、

今は、自分の誕生日には ここまで 生きてこれたことへの 万物に対する感謝をする日になり、

一宮までお参りすることが出来る環境になりました。

母からは、毎年 お歳暮で 私の好物が届き、家族みんなで いただけるようになりました。



私のような ちっぽけな体験からいうのもなんですが

神様には お願い事をするのではなく、無心か あるいは 感謝の気持ちだけをささげることなんだなぁと思います。

あとは、自分の行動次第。



「自分の行動次第」と言いましたが、

これも 行動できるか否かも、大変難しいということも体験済みで、

行動できる環境にいられることに 本当に感謝です。






借り物

2017-12-21 19:23:26 | 日記


友人が 生と死のワークショップを受けてきた模様を話してくれました。

2日間に渡り、「生と死」をテーマにしていろんなワークをします。

実際の自分の半生を振り返ったり、

看取る人と看取られる人役に分かれて、実際に疑似体験ワークしてみるなど。

それぞれに 友人のこころに 深く深く刻まれる言葉が 参加者の中から出てきて

とても 有意義な時間だったそうです。

身体の痛みも取れてしまい、「痛み」とは何か?を 考えさせられたと言います。



私も 興味深く聴きました。

私の身近な人たち、 父、義父、祖母は、死の準備や、心構えなく

ポックリ 還って行かれました。

本人も、「あれ? 死んじゃったよ。。。」と 驚いているのではないかと思うくらい、あっさりです。

遺された私たちの方が、気持ちの整理がつかず、

なかなか 現実を受け入れるのが難しい感じです。



父の時は、東日本の震災の3か月後でしたので、

余計に 気持ちが 揺れました。

お通夜まで 日にちがあったので、

毎日、父の顔に触れ、少しずつ 冷たく、硬くなっていく様子を 実感として感じようとしました。

時間があれば、父のそばで、返事も何もありませんが、話しかけ

現実を しっかり感じて受け入れようとしました。

これが 私の儀式だったのだと思います。



数か月して、思ったことは

「人は、突然 この世から去るんだ。」ということ。

それまでも、”自分の寿命があと3年だったら”と日々を過ごしていました。

あまりに 辛いことが重なり、苦しい時に、

自分で自分に聞いたのです、「私の寿命は いつだ?」と。

その年齢が来ても、死ぬことは無く、こうやって生きているのですが、

あと3年と思ったら、辛さも和らぎました。



でも、父のときは、3年は長すぎると思いました。

その”とき”は、明日かもしれない。

そうなったときに、一番後悔することってなんだ?と また自分に聞きました。

そうしたら、「Violin」というではありませんか!!

なんだかなーーーと思いながらも、

Violinを 再開し、個人レッスンにも 通い始め、

合奏団にも入ってしまいました(*^-^*)



そして さらに Violinを弾くことで 心身ともに 元気になる先生にまで出会え、

やっぱり Violin といった、もう一人の自分は、正しかったのかな?と思います(*^-^*)



楽器は、私より長生きしますから

「借り物」と思って、大事に使わせていただいていますが、

それが 日常生活のいろんなところで 影響がでてきます。

私の肉体も、家も、なにもかも、すべてが 借り物。

汚さないように、壊れないように 大事に大事に使います。

すると

だんだん モノに対する執着がなくなってくるような気がします。



生きていることにも 執着がなくなるのかな…

そうしたら 本当に 楽しいだろなぁ (*^-^*)

おかげさまの世界なんだろうと 思います。