ポッと 芽が出る うたが出る♪

Violinレイトスターター”ぽっとめ”の 日々のあれこれ。

なにをしているのか わかりづらいらしい…(+o+)

2018-05-31 07:01:31 | Violn


いま、はやくなったでしょ!



鬼の首を取ったかのように 言われてしまった。

鳴っている音楽とは かけ離れて、テンポが変わってしまうことがよくある方で、

速いとか遅いとか注意されることが多いので、敏感になっていたらしい。

今のチェロの盛り上がり、聴いていなかった?

すごく グッときて 一緒に盛り上がっていったんだけれど。

だから 厳密にいえば 速くなったかもしれない。



私が 合図を出すのは、役割だから。

。。決して「こうしろよ!」と音楽を押し付けている訳じゃない。

私が 速くなるのは、鳴っている音に反応しているから。

。。決して 独りよがりではない。

私の伝え方を もっと研究しなきゃなぁ…。





オーケストラの人って、指揮者の言うとおりに弾くんでしょ?

(主体性が無くて、言いなりだよね と言いたげ)



いや、ちょっと違うんだけど…。(;^ω^)



この、繊細で 微妙なバランスの上で成り立っている音楽のなかで

バランスとりながら 全身の感覚を解き放って

調和していく。。。としか 今は 言葉が思いつかないけれど。

それは、この宇宙と 一緒なんだと 思うけれど。。。



自分があるけど、ない。。。みたいなね。。。



自己主張のぶつかり合いのような 合奏(セッション?)もありだし、

溶け合って一つの響きになっていくのも 心地よい。

音は、形が無くて その瞬間しかないから

非常に 難しいけれど、

その瞬間が訪れた時は 至福♡







さいごまで ぽろろん

2018-05-28 06:00:00 | Violn


もし、不治の病になったら どうする?

と、娘が聞いてくる。



誰にも言わないかな…

秘かに フェードアウトして

人々のまえから いなくなるかな・・・。

だって、人の想いは 重いもの…。

弱っている時には、ダメージ大きいよ。

だから、大切なお世話になった人には、

お手紙を書いておくよ。

そして Violinが持てなくなったら

ひっそり病室で

ウクレレか、ライアーの小型版を ぽろろん するの…。



急に 娘の目が鋭くなる!!

幽霊か なにかと 間違うから

それだけは やめて!



いや、

もしそういう状況になったら

たぶん言うこと聞かないで やってしまうんだろうな、わたし。。。(;^ω^)








緩和のフロアにて

2018-05-27 08:57:43 | Violn


先日、緩和のために 入院している 合奏団仲間のために

トレーナーの先生方と団員有志と一緒に、ミニコンサートに参加させていただきました。

演奏会、発表会、お楽しみ会、新年会、告別式で 弾いたことはあるけれど

今回のようなコンサートは 初めてでした。



心の整理がつかないまま、

ちょっとパニクッていた私は、

個人レッスンの先生にも 変な質問をしてしまったり…。

モヤモヤのまま でしたが、

演奏するときは、一生懸命弾かせていただきました。



他の団員への報告や 諸々の整理をしながら、

このモヤモヤがどこから来るのか

自分の中を探っていました。



演奏したメンバーも いろんな考えがあって、

いろんな捉え方があり、

いろんな反応をしていて、

いろんな気持ちがあって、

でも どれも 共感できず

私は 一体何を 感じて、考えているのか?



ふと入院中の彼女の言葉を思い出しました。

「病気であっても 生活の質は落としたくない。」

そうやって 2年間一緒に弾いて 聴きあってきたじゃないか!




私は、対立的にとらえようとしていたことに気がつきました。

病人と、健康な人。

演奏する人と、聴く人。

癒す人と、癒される人。。。。

なんて 傲慢だったのだろう…。



きっと 彼女は この世を離れる瞬間まで、

音楽に 触れ続けたいだけなんだ。

身体の自由が利かなくなり 演奏はできないかもしれないけれど、

良い音楽を聴きたいだろうし、

一緒に弾いてきた仲間と 弾き続けたいだろうし。。。



そして 音楽がもたらす何かを 一緒に感じあいたい。






それには、もっともっと上達したいなぁ(;^ω^)






美しい方へ

2018-05-04 13:46:45 | Violn


青葉がまぶしい ゴールデンウィーク♡

心地良いものは、自宅にそろっているので

人ごみにでることなく、

休日を楽しんでいます。



ひさしぶりに 朝ゆっくり 書物や雑誌に目を通す時間をもっていたら

哀しいお知らせが…。

有名な 楽器の制作者が 天に還られていました。



10数年前、楽器の良しあしはもちろんのこと、制作者のことも無知だったころ、

1台の楽器に出会い、そーーーぉっと 音階を弾かせていただいたら、

その音に、恋してしまいました(*^-^*)

帰りの車の運転も、よくぞ無事に帰ってこれたなぁというくらい・・・。

ポーっとしてました(*^-^*)

1週間経っても 忘れられない音。

その制作者の工房に 運よく訪れることができました。

ご本人には お会いできなかったのですが、

思わず 制作台(机のような木の作業台)をなでなでしてしまいました。

ここから 生まれてきたんだなぁと 感慨深かったです。



美しい音を奏でる楽器を多く生み出した 美しい方へ

ご冥福をお祈りいたします。