1993年6月9日

ニュースでは皇太子御成婚20周年と報道されていたその日は茨城の日立建機の教習所で、車両系建設機械の講習会に参加して実技もやって免許を取っていた。3ヶ月前からの予約制だったので、国民的イベントでも変更は無くて、いかにも系の兄ちゃん達と現場監督というガテン一色。現場内では無資格の人は重機に乗っては行けないルールと、受講条件で3ヶ月以上操縦経験有りという矛盾している中で、上司から「(土砂災害とかの)緊急時に対応する為には土木の現場監督は免許を持ってないといけない」と言われて、夕方に作業員が帰ってから土工事の職長さんに頼んで練習していた。穴を掘って、土で山を成型して崩して元通りに戻して斜面を登ったり降りたり4本のレバーと2本のペダルを操っての繰り返し。端で見てると簡単そうでも、いざやってみると思い通りに行かずにイライラしながら職人さんの技量を理解できた。自衛官は大型や特殊車両はみんな持ってたんじゃないかな？。ちなみに重機の教習所で取得しても現場内だけで、公道は走れません。これから3日後にお見合いして1年2日後に結婚する。