宴の終わり 旅の始まり

「今井さんていい人だよね」…もう止めます。他人に気を使っても何の足しにもならない事がわかった。「いい人」というのは所詮どこまでいっても「いい人」止まり。これからは他人よりも自分の事を優先する。
昨日の体調は入院時もなかった位ひどかった。朝は大丈夫だったけど散歩済ませて朝食終えて一休みしてたら急に具合が悪くなった。四時間位ぶっ倒れていただろうか？歯医者に行く為にセットしていたアラームが鳴って気がついた。「いっそこのままくたばってしまった方がどんなに楽だろう」と思った。原因は朝と夜に必ず飲まなきゃいけない薬の副作用のせい。特に最近追加された鉄剤が半端じゃないぐらいひどい。年に二回位は「これだけ頑張って来たんだから、もう(死んでも)いいかな」と思う事がある。方法は簡単…薬飲まなきゃいいだけ。嫁から「大丈夫？また腹水溜まり始めてない？」と聞かれて我にかえった。何とか動けそうだったので歯医者に行けた。治療が済んで上野松坂屋の東北六県物産展に行った。川口そごうでは売っていなかった山形名産ふうきまめが手に入れるまたとないチャンスだったから。青えんどう豆をほんのり甘く炊いた和菓子。試食して25年前の思い出がよみがえってきた。今回の重度の貧血で色々送ってもらったり心配かけたので両方の実家に送った。夜になって随分元気が戻ってきた。これからは誰に気を使うわけでもなく
素のままの自分で過ごそう。義理人情にとらわれず、自由に生きて行こう。それと自分が家族以外で必要としてくれるお互いにかけがえの無い存在の真の友人を探す旅に出る。実際どこかに行くのではなく日常生活の延長線上で巡り会うであろう人を探す為に。