さびしんぼう

今までは自分の病気の事で一杯一杯で相当突っ張っていたと思う。自分の弱い姿を見られたくない裏返しでもあり、心配かけたくない事もあり、自分は絶体大丈夫という根拠の無い自信と、やっぱりアイツは駄目だとレッテルを貼られたくない危機感でもあった。でも身体中、管が刺さっている壮絶な姿は隠しようも無く、周りのお陰で何とか元気になれた事で一皮むけたというか、ちっぽけなプライドなんて何の意味も無い事がわかったというか、もっと人間らしく優しくなって接して行きたいと思えるようになった。まだ性悪なトゲのある部分は直ってないけど、今自ら足しげく会っている仲間達とはずっと付き合って行こうと思っている。もう少し広げたい気持ちもあるけど、そこんとこは実に悩ましい。本音で生きていると本当は寂しがりやな性格だったんだな・・・と気付く。