進めウエトレ道

2020年はパワリフ・ベンチ大会出ません

したたかなテク

2015年12月10日 | Weblog
再来週の引っ越しを前に、引っ越し侍のサイトから見積依頼を出したら、鬼のように業者が殺到。大小10社から我も我もと電話やメールがすさまじい。昼からトップバッターの大手さんがやってきて、社内の持って行く物に付箋を張りながら見積書を作っていく。金庫とコピー複合機は専門の外注さんに頼むらしく、総額がいくらになるか気になりながらボーカーフェイス。出てきた金額は税込み24万円と、想定の範囲内(予算は25万円ぐらい)。いきなり決断を迫られるが「明日別の大手さんがやってくるので、そちらの金額を見ないと何とも言えない」と、もっともらしい理由で即答しない。そしたらカバンの中から必殺アイテムのチラシを取り出して「これは法人引っ越し専用キャンペーンの電化製品プレゼントです。お好きな家電をご自宅まで配送します」。一瞬食いつきそうになるところを抑えて「どれも2~3年以内に買い換えた物ばかりだし・・・」と煮え切らない態度で演技。引っ越し代金の10%前後の品ならどれでもいいらしく、うちの会社なら25000円ぐらいもらえるらしい。さすがにドラム式全自動洗濯機は10万円以上だから、それを欲しいとは言えず、でも応接セットの脇にテレビを置きたいと思っていたから「このアクオス液晶テレビ32インチがいいな」と、つぶやいてみた(43800円也)。一瞬考える営業マン。「台数限定と書いてありますので、在庫確認します」と電話したら在庫切れ。「無いなら、しょうがないですね。明日くる業者さんの値段も知りたいので。それに約束しておいて断るのも不義理だから気が引けるんですよね・・・」と、燃える営業マンを尻目に、あまり乗り気じゃなさそうな態度をキープ。再び、商品センターに電話をかけていた営業マンが「型落ちじゃないアクオス32インチがあって、51800円ですが、それ付けて252000円じゃ駄目ですか?」と聞いてきたので「それじゃあ割引でテレビ買うのと一緒ですよね?」。「じゃあ24万円のまま、海外メーカーでは?」「アクオスだからいいじゃないですか。アジアンならいらない」と、どんどんやる気無し&撤収やむ無しの態度をとるわたくし。「でも頑張ってくれてるからなぁ・・・アクオスの今の型にしてくれたら判子押すんだけど・・・でも、あまり無理させて、営業マンさんが所長から怒られたら気の毒だし」。あくまでもガメツクごり押しを見せない交渉術。結局、基本料金17万円+外注費6万円+消費税+今の型のアクオスで合計248400円で所長決済通してくれた。何でもかんでも「安くしろ」「負けて」と言えない性格を駆使して、どうしても契約を取りたい営業マンから、出せるだけ条件を引き出すやり方が楽しいと思えるようになってきた今日この頃。赤字をぶっこくなら、交渉の途中で白旗を上げるはずである。まだ大丈夫そうでも、相手も利益を出させてあげないとWINWINの関係は継続できないからね。

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