夕方の散歩で

夕方に犬と散歩に行ってた。近所の小学校の裏手に差し掛かった時、通りの向こうから横断歩道を渡ってくる柴犬2頭連れてきたおじさん。両方とも雄なのだろう、うちの犬を見つけて必死に吠えたり近づこうと綱を引っ張っていたら…何と2頭で激しく喧嘩を始めて三角耳に咬みついたり悲鳴を上げるほどガチモード。内心「さすがにこの状態だと友達なれないよな…」と思いつつ通り過ぎざまに見ていたら、おじさんが綱の端部の金具（画像の安全帯の部分）で犬の頭を殴り始めた…しかも思いっきり。叩かれた犬は「ギャワンギャワン」と鳴いていた…いくら躾けとは言え、こんな15㎝もある金属金具で頭がい骨をぶっ叩かれたら痛いってもんじゃない。人間だってコブもできるし、打ち所が悪かったら頭がい骨骨折だってあり得る。それぐらい強く叩いてた…。柴犬は大型犬じゃないから頭がい骨だって大きくないし強くないはずだ。犬は人間の言葉は多少理解できても言い返せない。躾けで一番やってはいけない「暴力による支配」は人間不信に陥ったり、いつか鬱積したストレスが爆発して無関係な人にケガをさせる事故を起こしたりするかもしれない。遠ざかって行く2頭を見ていて気の毒だと思ったし、目の前で叩かれた事は悲しかったな。