あの頃には戻れない

大阪行きの話を振られたのが、去年の正月あたり。安請け合いしたくなかったので、一度は断ったのに信頼されついた事と、先行きが不透明だったので、自分の力で打破したいと思って、親の反対を押しきって引き受けた。国交省の嘱託職員の仕事は面白いと思った事は一度も無い。特に、毎月第三週の夜間点検週間はこの季節はキツく、要領よくさぼっていた(笑)。もう仕事も上の空で、管理技術者の上司からはよく叱られていたけど、今後の意思表示の時は無言で書類を提出して、後から大騒ぎになった(大爆笑)。おおごとになってからは顔では申し訳なさそうに振舞い、内心は「あっかんべー」。もう、あの頃には戻りたいとは一生思わないだろう。ちなみに、性格的に旺盛な野心というものは持っていません。目指すは「全くそうは見えない成功している経営者」です。