4年前は門脈(肝臓内静脈)の血管壁に無数の穴が出来まくり、血流もめちゃくちゃな状況だった。その数え切れない穴を塞ぐ手術をしたのが2011年の3月10日の午後2時だった。翌日は安静解除になり、ベッドの上と個室内のトイレまでは動ける状態で、見舞いにきていた嫁さんとテレビを見ていた時に大地震が起きた。都内でも震度5を記録して、12階の病棟もしこたま揺れた。築浅の新病棟だったから、死なないとは思っていたけど、手術日が1日ずれていたら・・・と思うとゾッとする。なにせ、下腿動脈からカテーテルを入れて、門脈まで到達させながらの治療だから、その時にグラグラ来ていたら血管を突き破っていたかもしれない。金曜日の午後なら、関東一円の病院で、たくさん手術していたんだろうけど、幸い術中死のニュースは流れていなかったね。
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