いくら取決めしていなくても、いずれ来てしまう給料を決めなければならない日はやって来る。派遣に出している建築士の世話で自分の事がおろそかになり、業務委託契約書を作りながら自分の出勤簿と会計報告をまとめていたら社長の方から話題を切り出してきた。金銭に超シビアな社長とおばさん専務相手に「いくら希望ですか?」と聞かれて、ここ3週間の純利益(2,645,000円)を基に来月・再来月までの予想利益を計算して40代半ばの技術系年収から賞与分を引いて導き出した金額。それを言う前に諸手当(住宅・残業・精勤・地域・交通費などなど)を確認したら交通費しか出していないそうだ。つまり基本給+交通費しか振り込まれない。色んな手当が付くなら基本給を低めに言っても残業などで振込額は多少調整や計算ができるけど、それが無いならモロに希望額を言うしかない。働き具合に関しては評価してくれているものと思い込み、でも本音を言ってまた「明日から来なくていい」と言われたら仕方ないけど、グッとこらえて8掛けの金額を紙に書いて出してみた…「わかりました」8割・「そんなのでいいの?」2割を予想していたのに「いや~厳しいな」と絶句された(大笑)。挙句の果てに「半分ならどうしますか?」と言われて今度はこっちが絶句。「試用期間なので会社の規定に従います…と言いたいところですが、その金額では家計が沈没します」と正直に答えた。半額というのは175,000円で、はっきり言って大卒初任給200,000円より問題外に安い。いくら優秀な人材を少しでも安い給料で使いたい気持ちはわからない訳じゃないけど、「対価」(仕事の責任感に対する報酬価値)を考慮して話にならないって感じ。それなら深夜~朝の時間帯でファーストフードのバイトをしていた方が月額100,000円以上高いし、具合悪い時、日中いくらでも病院に行ける。仕事のやりがいは感じていても安月給でコキ使われても明るい未来はやってこない。いくら取引相手から怒られても社長から怒られても休みが少なくても給料が高いなら耐えられる気持ちはキープやモチベーションは保てるんだけどな…。とりあえず社長はおばさん専務に希望金額を書いた紙を渡しながら「検討させてください」と言っておばさんも「わかりました」と言っていた。明日は朝から赤羽で調査してから会社に戻ってくるけど、そこで会社としての答えが出るだろう。そこでは返事をするつもりは無い。「家内に相談します」と持ち帰る。昨日も今日も同業の社長に挨拶に行って「新しい社員です」と紹介されている。折り合いが付かずに、それで後日に「もう辞めました」なんて言えるのかな?言えないだろうと思ってもこれだけはわかんないね。
【今夜の教訓】
ケチじゃなければ社長は勤まらない
【今夜の教訓】
ケチじゃなければ社長は勤まらない
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