ビッグスクーターでキャンプに行ってきたのでそれについて書く。
キャンプは自己責任でやって下さい。
1.休暇村加太キャンプ場(自己責任でやってね)
最近、アウトドアがブームと聞いているのだが私も興味はある。
元々インドア派なのでそれほど積極的ではなかったのだがバイクに乗るようになって
出かける機会が増えた。キャンプ場は公共交通機関が不便な所にあるのだが
バイクなら問題なく行ける。荷物の量が制限されるのが問題だが。
そこで適当な所を調べていたのだが和歌山北部に休暇村加太オートキャンプ場というのを見つけた。
そこそこ離れているが2時間以内で行けてちょうどよい距離だ。
オートキャンプ場なので乗り付けて荷物を積み下ろしが出来るので便利だ。
初心者はこういう所で試してみるのが良いと思ったので申し込んだ。
予約はネットで可能。空いていたら前日でもOKのようだ。(中止したらキャンセル料は発生する)
プランがいくつかあり冬場特有の割引プランがあったのでそれを予約。日帰り入浴付きで3000円だった。
雨は嫌なので天気予報をぎりぎりまで確認。いよいよキャンプデビューだ。
紀州加太オートキャンプ場
2.キャンプ道具(自己責任でやってね)
キャンプするには当然道具が必要。カセットコンロといす程度しか持ってなかった私は購入。
今回買ったものだけ並べてみる。
テント Naturehike
シュラフ(寝袋) Naturehike
エアベッド Naturehike
エアベッド用空気入れ Naturehike
折り畳み机 rabbit-foot outdoors
テントタープ用ポール DoD
ランタン据え置き Lighting EVER
ランタン小型 Beszing
ケトル GGN
クッカー GGN
トートバッグL キャプテンスタッグ
グリーンシート ユタカ(1.8m2)
お出かけカトリス キンチョー
食品用ポリ袋 ワタナベ工業
クリップイット ウェーロック
水筒直飲み ブリタ(600ml)
やぶかマダニジェット アース製薬
テント等は少し安かったのでヤフーショッピングで購入。
残りはアマゾンで購入。大量に購入するにはアマゾンは使いやすい。
これ全部で4万円弱で済んだ。テントが安かったせいか。
元々、持っていたのは下記の通り
カセットコンロ イワタニ(スリムミニ2)
折り畳みいす コールマン
フライパン アイリスオーヤマ(取っ手の取れるもの)
モバイルバッテリー アンカー(10000、20000mAh)
スーツケース エース(22L)
3.キャンプ当日(自己責任でやってね)
・チェックインは13時からという所が多いのだがここもそう。少し余裕を見て14時で申し込んだ。
・11時頃に出発。一般道で加太方面を目指した。途中にあるオークワ岬店という所で食料を購入。
少し休んだ。休暇村に着いたのは1時半頃。ここのロビーにもカフェがある。
私は利用しなかったがくだけた感じで高くなさそう。
・平日のチェックインは丘の上のホテルで行う。休日はテントサイトで可能のようだ。
わざわざ電話で知らせてくれた。親切だ。
・日帰り入浴付きで13時からだったので早速入ってみた。
・ホテルが丘の上に建っているためかここの露天風呂は景色が非常に良かった。
・別府温泉の棚湯よりは小さいが良い。これは素晴らしい。
・サイトに入ったのは2時過ぎ。全部で20サイトしか無いので自分のサイトはすぐに分かった。
こじんまりしていた方が初心者には良いかも。
・サイトの境界に植え込みがあり分離されていた。これは隣のサイトが気にならず良かった。
・サイトは下が固い土だったのでテント設営でいきなり苦戦。
偶然近くにあった適当な重さの石を一部利用した。次回はソフトタイプの水袋等も考えた方が簡単そう。
・カセットコンロは便利で正常に動いてくれたが昼間は炎が見えにくいので注意。
・カップ焼きそばと肉を焼くだけなので簡単にできて食べられた。初心者はこの程度で良いな。
朝はコーヒーとパンで済ましたがこれも簡単だ。
・サイトは所々に照明があり夜でもランタン無しでも歩くのは可能。
・昼間は良い天気で暑いくらいだったが夜は急激に急激に寒くなって震えることになった。
テントの張り方が悪いのに気づいたのが夜中なのであきらめて寒さに耐えていた。
夏以外は内外のテントの間を開けないで密着させた方が良さそう。寒い空気が入ってくる。
死ぬほどでは無かったが初心者は防寒をよく考えた方が良さそう。
4.友が島で観光(自己責任でやってね)
・前日、寒くて余り眠れなかったのでどうしようか考えたけどせっかくだから友が島に行くことにした。
ラピュタに雰囲気がにているという島だ。加太港から船が出ている。
・気象条件で割と欠航が多いので行く前にHPで確認。午後便は早めに終了というのもある。
・駐車場は道路沿いと途中の橋を渡った南側にある。南側がメインでそのままチケット売り場に行ける。
道路沿いは分かり易いが置くと海沿いの道を行くか道路を渡った所の下りの階段を降りていく。
どちらも手すりが無く狭いのでお勧めしない。
南側は道は狭いが一方通行で対向車が来る事は無いはずなのでこちらに止めた方が良さそう。
・平日は9時と11時に便がある。それより遅い便もあるようだがお勧めはしない。
・時間があったら近くの淡島神社にお参りするのが良い。人形が多くインパクトあり。
・船は100人乗りらしいが2/3位は埋まっていたと思う。平日なのに人気がある。
・この船は天井が低く身長170cm弱の私が天井に頭をぶつける程だ。特に前の方は注意。
・約20~30分で島に着く。あっという間だ。チケットは帰りに回収。
・ガチで歩き回る人以外は2時間くらい滞在すると主な所は回れそう。
第3砲台 → 展望台 → 灯台 → 船着き場
私は灯台の代わりに途中で帰り道に入り第5砲台を見た。これも雰囲気は良い。
・展望台は素晴らしい景色なのでお勧め。ここで昼食を取るのも良さそう。
・第3砲台の中は暗いらしいので歩き回りたい人は懐中電灯かランタンが必要。
・軽い山登りになるので意外とハード。スニーカーが良さそう。体調を整えておく事。
・道は余り良くない。石が多数あるので乗り上げて滑らないように注意。
・マップがいまいちわかりにくいので立札をよく確認する事。
・土日で人が多い場合どうなるのか不明だが待たされる可能性はあるので注意。
最終便まで粘るのは止めた方が良さそう。
・私は11時の便で行って13時半の便で帰った。これでも楽しめる。
13時の便に多数の人が乗っていたのは驚いたか帰りは大丈夫なのか?
友ヶ島汽船
5.道具について、その他反省(自己責任でやってね)
・道具についての感想を書く。
(役に立ったもの)
・机、いす くつろいだり食事したり作業したり大活躍。組み立て収納も簡単でコンパクト。私には必須だ。
・エアベッド 固い土の上で寝るよりはるかに快適だし寒さも多少はカットしてくれる。これもコンパクト。
・カセットコンロ お湯を沸かしたり肉を焼いたり使った。小型の物を選んだせいかスーツケースすっぽり入った。
・モバイルバッテリー スマホの充電に使用。20000mAhもあればスマホの充電は問題なし。
・ケトル お湯を沸かすのに使用。意外と容量が多く沸くのも早い。
・ランタン 安全のために2台持って行ってひとつは机用、1つはテントの天井に付けた。
・フライパン 肉を焼くのに使用。取っ手を取るとコンパクト。
・スーツケース バイクの後ろ座席に鍵付きワイヤーで固定。バイクを離れる時でも安心。
(役に立たなかったもの)
・テント用ポール テントの入り口を簡易的なタープにしてみたのだがほとんど日よけ効果なし。小さすぎる。
いすとテーブルをテントの影にもっていってしのいだ。雨を防ぐのも難しそう。
自転車用の傘立てを机に付けて角度を変えた方が実用的かもしれない。
・水筒直飲み 水道水をろ過してケトルで沸かそうと思ったのだが直飲み専用で本体が固く水が出ない。
ふたを外して中の横に付いている白い部品を外すと水が出るようになった。
すぐに買い替えるのももったいないので一度これで使ってみる。
・グリーンシート グランドシート代わりに購入。意外とかさばるので持っていくのを断念。安いテントには不要か。
・やぶかマダニジェット 一応まいてみたが3月は寒く不要な感じ。カトリスのみで良いか。
・食品用ポリ袋 耐熱で湯せんも可能だがやらなかったので単なる袋として使用。ややもったいない。
・クリップイット これも湯せん用。小さいので持っていけるが高い。
・プライパン用取っ手 料理はしなかったので全く使わず。次回はもっていかない。
・トートバッグL 家からバイクまで荷物を運ぶのには役だったがオートキャンプ場は車でサイトに入れるので
現地にもっていく必要はない。折りたたんでも意外と大きく持って行ったのは失敗。
(その他)
・テント ネット上の写真のように張ったのだが冷たい空気が入ってきて寒かった。
内側と外側のテントを密着させて貼るべきだった。載っている写真は夏用の貼り方なので注意。
2人用だとテント内に道具を色々入れられて便利。1人用よりは収納サイズは増えるが初心者向きかも。
・ペグ 下が固い土だったので打つのに苦戦した。ハンマーは無く現地の石で代用。
それ以前にむやみにペグを打っても寒いだけなので4角を石で止めるとかで良かった。
・シュラフ 意外としっかりしていたが防寒効果は少なく寒かった。カイロが必要か。
・防寒具 荷物が増えるのは困るが最低レインコートの上下を持って行っていざという時に着た方が良さそう。
・保冷バッグ 安いソフトタイプに保冷剤を入れてを持っていたが効果はいまいち。無いよりましか程度。
・タオル 下が土だと手や物がが良く汚れるので濡れタオルが便利。
・ACコード 電源付きだったが2mのテーブルタップしか持っていかなかったのでサイトの手前に
テントをはるはめになった。最低5m位あれば便利。
・クッカー 意外とでかく荷物になりそうだったので小さい方のみ持っていって食器に使った。
紙皿でも良いのだが風で飛ばされる可能性もあるのでこれなら安全。
・袋 机やいす、エアベッド等収納袋があるので1か所に集めておいた方が良い。
私は机の袋をテントに巻き込んで収納してしまい机は袋無しで持って帰って来た。
・最低1回はテント等の大物荷物を載せてみるのは必要。私はその状態で近所を走ってみた。
・荷物を入れる所に余裕が必要。食料等は意外とスペースを取る。
・テントを出すのは適当でなんとかなるが収納は練習が必要。うまくたためるまで数回やった方が良い。
・出かける時、電気ポットONのままだった。夜中に自動でOFFになるけど注意。緊張したか。
・夜のキャンプ場は色々な音が聞こえてきて結構不気味かも。怖がりの人は難しそう。
6.全体的な感想(自己責任でやってね)
テントの設営と夜の寒さが大変だった。
初心者なので仕方ないが予想外にハードなキャンプだった。初心者への洗礼か。
オートキャンプ場で設備もそこそこに見えたので下も柔らかいかと思ったが甘かった。
次回からは固いサイトの上に設営するつもりに行こうかと思う。
夜の寒さも計算外だった。これは私のテントの張り方悪かったせいもあるのだが
意外とそういう情報は少ない。テントの張り方も良く調べた方が良さそう。
他に途中で寄ったスーパーの入り口の段差が怖かったりした。
これは違法な駐車車両があったせいもあるのだが迷惑だ。荷物が多いと怖い。
平日にオートキャンプ場に来る人は人生の成功者なのか私以外はRVやミニバンで
乗り付けて豪華そうなアウトドア用具を並べていた。妬みもあるけどガチだな。
うるさい人はいたけどガラの悪い連中はいなかったのは良かった。皆上品だ。
しかし、なんとか無事終了したのは良かった。良い経験になった。
しばらく頭の冷やして再チャレンジしたい。次は6月位に行けたら良いのだけどね。
余談だがフォルツァに大量の荷物を積んだせいか警告ランプが出ている。
これはホンダディーラーに問い合わせる必要があるそう。
(エンジンの酸素センサーが一時的に反応した模様で問題ないとの事。荷物の積みすぎか)
キャンプが楽しめたかというと微妙な所はあるけど続ける予定。
結論を出すのはもう少し先で良さそう。
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