
寒の戻りの冷たい雨が終日降っています。
今日はTVっこの一日でした。
NHKの映像の世紀でやっていた1920年代のアメリカNYについて、非常に興味深かったです。
第一次世界大戦終結や、マンハッタンの建設ラッシュ=1900年ごろからすでに重機を使って高層ビルの建設ラッシュだったアメリカの先進性を画像で見るとものすごい日本との格差を感じましたね。
中学生の時にフィッツジェラルドの小説にはまって、その後も映画を見たりもしましたが、1920年代のNYの「バブル期」とジャズエイジの社会を今日のTVで見られて、感慨深いものがありました。
NYジャズのカテゴリーなのか、キャブ・キャロウェイやデューク・エリントンの映像もありました。
好景気の時代を過ごすということは、それがバブル期であっても素晴らしい事だと思いました。衣食住足りて文化も開花するんですね、あらゆる意味で。
フィッツジェラルドの作品で、グレート・ギャツビーという作品があって、これは子供時代から私に大きなインパクトを与えた一作ですが、主人公の男性は、驚くべき真の「純愛」を貫くのですが、実はその愛はバブルと同じ幻想の上に成り立つ純愛なのです。
ですが、その純愛っぷりに子供のころから痛く刺さりました。今でも刺さっているかも!
その後は1929年秋にそのバブルははじけて金融恐慌が引き金で世界大不況に突入します。フィッツジェラルドも閃光のような小説を残しながら零落してゆきます。
日本でもどうであったかを母から祖先の話で聞いたことが有りました。日本は日中戦争から太平洋戦争に進みます。
戦争の根底には「貧困」があり、欧州ではそれがナチスを生みました。
別のTV番組で見た、バイオリニストの古澤さんという人の演奏もすごかったです。感動しました♪
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます