諏訪市尾玉町情報

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雪の日に思う(融雪装置について)

2012-02-29 12:04:05 | 不動産
早朝から降り始めた雪が昼には17cmとなり、思いがけないうるう年の29日になりました。二つ玉低気圧が太平洋岸を進むと大雪の定説通りになりましたが、4年後の今日はどんな姿でしょうか。
朝方からの雪で、出払いの放送もないなか、融雪パイプを頼りに出勤したと思いますが、ボランティアによる除雪車の運行と、家庭を守る主婦達の雪掻きで生活道路は確保されております。

この機会に、町内を周回している融雪パイプについて触れたいと思います。

市の造成地に入居が始まってから冬場の道路対策について,何とかしようとの気運が高まり、区の機関として道路対策委員会を設けることになり、委員8名が選任されました。
丁度、組合員により開設されていた温泉浴場「尾玉の湯」の排湯を利用することとし、ロータリー横の宅地を借用、温泉を引き、土盛りした上に20本の温度計を置き、冬場の3か月連日交代で温度変化を測定しました。その間道路融雪の先進地草津町の視察を行い、合わせて試験結果を市に持ち込み、メーン道路の融雪パイプの布設工事を陳情しました。秋に区民総出の出払いで工事を行い、1車線2本の運用を開始されました。その間にも見回りと測定を継続し、年明けに市長の視察があり、急遽県道までの延長工事が決定され、2月に入った-13℃の朝、再度区民全員の出払いが行われました。なれない削岩機を持ったり、道具のない方は持ってきたドライバーでカッターの隙間に入れて持ち上げたり、掘り起こした塊を車に載せたりと大変な工事でしたが夕刻には完成しました。その後、各年度の委員の努力と市の協力で区内1周のパイプが延伸され、又様々な改良が行われ現在に至っております。最近は、パイプの布設替えや委員の要請を入れて市による改善工事が行われております。

町つくりには、「若者、よそ者、変わり者」が必要といわれますが、町民の理解と3条件が揃った工事と思います。資料等j興味のある方は、尾玉町のhpでお申し込みください。便宜をお計りします。http://odamamachi.suwa.jp/">値">こちらからどうぞ。

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