五次元世界へ誘う魂の道案内 ブログ

若者の生き様に心の指針を持ち見果てぬ夢と保身の術を学ぶ

真理に基づく心の指針は正しい人生観から生き甲斐を得る
幸福を掴む生き方シリーズ
当旧HP2005/11/18---2020/8/23 ブログへ再編集して再掲

若者の生き方に心を開き心の指針を持て(会報1995年4月号)

若い人たちには、よりエンジョイする収入源としての仕事・労働とはいえ、恋人との楽しい語らいや過ごす時間も、自分の自由な時間にも乏しく、煩雑多忙な日々が続く事があると、自己の在り方を意識していないと、青春の貴重な時間が早く過ぎていく様です。
中には、ただ今は仕事に対する意地とか根性で、何が何でもがむしゃらに突っ走っている様な気がするという人もあります。
そしてそんな人は、何かの切っ掛けでふと自分を見つめ直す機会があると、とても小さい存在や意義に感じたりして、あまりの無力さに思い悩むこともあります。
そんな時に精神的に成長してなく人格(魂的なレベル)の低い人は、何方かというと気を紛らわして一時凌ぎでパッと遊んだり、酒を浴びるほど呑んだりして享楽を貪ったり、邪悪な誘惑に負けて詰まらぬ遊戯に嵌ったりして、日頃の苦しさや寂しさや空しさを外に求めて紛らわす様になるのです。
そして知らない内に自らを見失い堕落させたり自滅へと向かわせているのです。
結局のところ基本的な心の指針と規律として、自ら真理を学び実践して人格・品性を高めて、自分の中に個性的な魅力の「明珠在掌」なる「霊性の輝き」である、天分の貴い「如意宝珠」と言う自らの役割を見出して知る以外に方法はなく、自らに内在されている個性・才能・特技を認識しないで、己の価値・魅力を自ら生み出すことなく、外に幸せを求めても心の影に過ぎず本当は得られません。

自己を高めていない人は自分が会社・団体や公務などで組織の一員、つまり一つの歯車・駒として、社員・従業員・公務員として仲間と共に、一体として我武者らに突っ走って来たことでも、今まで与えられていた仕事から離れたり辞める様なことがあれば、本当の仲間や友達も無い事に気付いて、自分の存在や意義は一体何だったのか分からなくなってしまうものです。
だから、退職すると多くの場合に「何だか足元にぽっかりと大きな穴が開いた様なんです。とか、人の利害も考えずに今まで自分では命を賭けて遣って来たつもりなんですが、それが一体何だったのかと、ふと我に返ると時々訳が分からなくなるものです。今の仕事・職業を辞めたら自分には何も残らない様な気がするんです。」と云う人もあります。
誰もが新たな旅立として入社当初に抱いていた夢・希望・目標・思惑と遣る気は、今の現状が違ったものとなってしまい、戸惑いや挫折や諦めを感じる人は多いことでしょう。
私たちは高等で高尚な生き物ですから悔いのない様に生きるには、先ず真理を学び出来る範囲から実践して新しい生活の習慣を始めて、少しづつ体得して仕事や生活に生かすことから始める必要があります。
私たちは掛け替えのない人生だからこそ、何かもっと出来るんじゃないかと心に抱いた夢・目標に可能性を賭けて、気を引き締めリフレッシュして有意義にエンジョイして、生きたいと若い内は思うものです。

例えば、恋人とのデートを重ねても、自分が小さく見えて「この人と結婚する相手に相応しくない」と思い悩むこともあります。
だから、「その相手に相応しい自分になれるまで、もっと大きくなろうと努力するんだ」と言います。
時には本当に一目惚れして好きな人と出会っても勇気が出なくて、愛を告白しない侭に時が過ぎてしまい、ふと自分を振り返った時に悔やんだり悩むことさえあるのです。
そして自分をもっとチャレンジしようと意欲を高め心に誓うのです。時には失恋もあるでしょう。恋人を失った悲しみを逆のバネにして立ち上がろうと、仕事に没頭して忘れようとする人もあります。
他には愛する肉親などの死や別離もあります。こうして人は涙を代償にして誰もが自らの大切な人生を学び乗り越えるのです。そして人は一歩一歩と成長し前進して行くものです。正に修行は生活の中に在りです。
生きて行く上で勇気を持ち続けることは案外と難しいものです。だけど、時には持てるだけの気力を振り絞り立ち向かって、行かねばならない場合もあるでしょう。
例えば、自分の歩む道に立ちはだかろうとするろくでもない奴らとか、災害や事件や事故や病気などから自分や家族や愛する者の生活を守り、自由になるために!です。

日常の様々な出来事の中で何でも体験学習と、心を開いて素直になるって案外と難しいものです。
人は常に何かを得たり何かを学んでいるのですが、時として代わりに大切な何かを知らずに失っていることもあるのです。
心が沈んだ時は気持ちを切り替え「心機一転」して、陽気な暮らしを取り戻す様にしましょう。
若い人というのは、学校教育で道徳を確り学ばなかったが故に真理や倫理に疎く、正しい指針となる生き方や人生観を知らないために様々な失敗が付きまとったり、進むべき道を間違えたり踏み外したり、詰まらぬ事で悩んだりして生きる気力を無くしたりします。
でも見方を変えて、それらの体験を通して進歩向上していることを学んで頂き、本来の自己は宇宙の高次元なる霊・魂的な存在であると目覚めてほしいのです。
どんな事や物にも捉われ過ぎないで心底(魂)の侭に素直に生きてほしいのです。
そうすれば苦痛や悲しみは軽減され、あなたは少しでも自由な境地になれます。
シャーリー・マクレーンは、「決められた人生ではなく、与えられた[役割の]課題なのだ」と言います。そして、過去世(前世)が現生に関わっているからとも言います。

見果てぬ夢と現実からの保身(会報1993年10月号)

若い人は何時の時代でも見果てぬ夢を見て、抱負を他者に語るものです。
誰であろうと夢を見るだけなら楽だけど、実現させようと努力しても現実は厳しいものです。
世間を眺めていると、多くの人は人生の展開とか運命の流れについて、知らな過ぎてあまりにも無頓着過ぎる様に思えます。
例えば、夢が破れて希望や目的を見失うと、唯その日その日を自己の快楽のために無駄に過ごす人々も多い様です。
その為か大切な人生を築いて行くと云うよりも、今の時点のみ「喜怒哀楽」に重きを置き、刹那的に気侭な生活を楽しみたいと考えているのでしょう。
つまり、自分の利己的な感情の侭にしか思考したり行動しない人とか、偏狭な自分の信じることで得になることしか遣らない人が増えています。
世間一般の人々は、日常の生活で出会う様々な出来事の中で、利己心から困難とか苦難や不利と思える様な事などを、勘違いからなるべく避け様と「保身のため」と称して、目の前にある事実に目を背けていたり、事実を都合の良い方に解釈して歪曲して見たり、或いは真実に目を向け様とせずに逃げているのが現状でしょう。
それは成る可く楽な生き方をしたいと安易に考えているからです。

ところが、この様な狡猾で要領よく利己的な生き方では、年月を重ねる内に知らず知らずと、実は自らを不運に向かわせ滅ぼしているということを知りましょう。
人の生き方は自我から来る処の不相応な自己の利己的な欲望を始め、真心とか愛念に乏しく損得勘定から利益を優先したり、人に犠牲や害を及ぼしてまでも不正に金品の獲得を目指したりと、目先の損得判断や利害関係とか名誉とか嫉妬、世間体などのために往々にして見誤るものです。
それらが知らない内に積み重なって、カルマの解消・浄化という「天誅」が下り、清算する時期が訪れて慌てたり後悔しても遅いでしょう。
人というのは、何にしても本来の「自然体」から自分を少しでも嘘や偽りで、何かと取り繕い誤魔化したり歪曲していると、心に負担が重く伸し掛かり不安・心配が増す様になるものです。
始めは些細で軽微な事象であっても、月日が経つと複雑で大きな事態にまで発展し、何か変だと気付いた時には独りでは収拾が付かなくなるのです。二進も三進も行かなくなってからいくら悔やんでも遅いでしょう。
ですから何かのトラブルに打ちのめされて、一時の苦しみを紛らわす様な逃げの生活ではなく、心機一転して気を引き締めて、これからは正しい生き方や人生観を学び魂から湧く真の喜びや幸せと、有意義な人生や生き甲斐を得る方法を見付け様ではありませんか。

日々の出来事の中で一見して不利となり、困難と思える様な出来事でも真実は真実として、どんな事象も「人生の体験学習」と「心の窓を開いて」、柔軟に心から受け容れる様にして振る舞い、明るく「困難に戯れる」様な前向きな心構えで、真理(自然の摂理と秩序)を学び勇気を持って前向きの姿勢で思考し、打ち勝つ勇気で実践しましょう。
そして、この様な生き方が本当は自然体の「自然の摂理と秩序」であり、それに対処出来る知恵が湧く様になると共に気持ちは楽になり、本当の「保身の術」なのだと知りましょう。
夢を見たり描くのは簡単だけども、夢を追い求めて叶える為に努力をすることは必死(しんどい)なものです。
自分の描いた夢に近づいて叶える為に、自らの生き方に責任を持つ覚悟が必要であり、日頃から自分の好み(性格・個性・特技・適性)を良く知ることと、自己の感性や心のレーダーをよく磨いて鋭敏にしておくことも大切です。
人として何事でもよいですから、一つの目標(夢)が定まったと云うことは、願望(希望)や生きる目的を見い出して、それに向かう意欲が湧いてチャレンジやトライしていますから、日々が充実して有意義な生き方から生き甲斐と、充足感を見出せて幸せなのかも知れません。
何であれ初心を忘れないで目的意識を確りと持ち続けましょう。
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