当旧HP2001/3/16---2021/10/20ブログへ掲載
睡眠中に超能力が現れる(霊脳研究1990年4月号より抜粋)
夢には自分の気付かない能力が現れるものです。
今まで積み重ねられてきた研究や調査資料とか経験によって、夢には、人間の内側にある様々な神秘的な力、テレパシー、予知能力などが内在していることが明らかにされてきました。
しかし、その存在を信じ、それらを最大限に活用している人が少ないようです。
また、それらの存在すら知らず、認めない為に折角のチャンスを逃がしたり、災難に遭って後悔する人の何と多いことでしょう。
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一般的な多くの夢は、無意識(潜在意識)の中の想念イメージを表す内容のものであり、現実生活に直接的に大きく関わるものです。
例えば、現実に悲しい出来事が起こると、頭の中まで悲しみが渦を巻き、夢でも悲しい思いをします。一日中を何かに没頭していると夢にまで出てきます。
ところが、夢を実生活と照らし合わせて考える人はほんの僅かにしか過ぎません。
中には科学で解明できないから、非現実的だと言って夢を蔑ろにしている人も多くいるのです。
夢の中には守護霊の介在があり神聖なものも含まれており、決して忘れないように心掛けることが大切でしょう。
それは、普段の目まぐるしい日々の生活で、自分の意識していなかった事柄に気付かせてくれたり、未来を予知してくれるので、人間の頭脳的な知識だけでは困難なある問題に対して、何らかの解答を出してくれたりもするものです。
ですから、夢の持つ意味をしっかりと理解し把握することで、実生活の良きアドバィザーとすべきでしょう。
例えば有名なベンゼン環の発見とか、ミシンの発明などは霊夢によるところがあります。
つまり、夢は潜在能力の一端としてサイ情報のページにもあるような、意識の「変更状態・変性意識」に入っていると考えられ、意識の中に眠っていた超能力や超常現象が出たと、いうことになるのではないでしょうか。
一方、日常では、それほど人前で上手に話せない人が、何故か夢では流暢に話しているということが往々あります。
それは、その人の中にそういった能力が既に存在しているからなのです。
人間の脳には数え切れない程のひだがあり、脳細胞がぎっしり詰まっていて、このひだが知覚とは切り離すことのできないものだということは、すでにご存じのことでしょう。
しかし、これを全て使い尽くす人などは存在しないのです。
それと同じく私たちは自分に内在している能力を全て知り、使い果たすことなどとても不可能に近いと云えます。
ところが、夢は前記のように自分の気付かなかった能力を、容易に表すこともあり得るのです。
自分が夢で体験したことなのに現実では身内とか、友人が同じ体験をするということもあります。これはそれだけ物事に敏感であるのです。
夢には各々タイプがあり意味づけも大切です。
例えば、何かに熱中している場合とか、強い印象を受けた場合とか、純粋な心を持つ子供の夢とか、酒や薬によって睡眠した場合とか、室内の気温などの状態によって左右される場合とか、季節に左右される場合とか、人格(想念、思考)の霊的なレベルによって左右される場合とか、寝る前に食べた物や色によっても左右される場合などがあります。
夢のお告げが発明を生み出す(「自分を活かし自分を超えるα波操縦術」より抜粋)
夢と一口に言っても色々あります。夢見、正夢、逆夢、夢枕、ゆめ占い、夢現つ、夢幻などがあります。
昔から夢のお告げが、様々な発明や発見のアイデアを得たということは歴史的にもよく知られる話しです。
つまり、夢の情景がヒントになり壮大なドラマが始まったという、素晴らしい話しのことです。
この私にしてもよく夢を見ます。その夢のお陰で別ページで紹介しています研究を始めたという事実もあり、皆さんに真理の話しや世の中やこれからの話しとか、霊的な動向などの話しも旧HPを始め、今はHPから乗り換えた本ブログでも紹介しています。
ある種の夢には先入観とか固定観念を解き放ち、奇想天外で斬新な新しい着想を生むような、超自然的なパワーが秘められているのかも知れません。
それだけに睡眠中の夢と潜在意識との間には、何かの関係があるのではないかと思えます。夢を見たことはないという人はいないと思います。
時には空を飛んでみたり、誰かに追い掛けられたり、誰かと言い争っていたり、幸福感に包まれていたりと、色々な夢があるものです。
フロイト博士によると夢にも様々な意味が隠れていて、潜在意識の内容が夢になって表現されているということです。夢によって予知とか予言を行う霊能者もいます。
一般に夢は「見る」ものだと思われがちですが、見るだけでなく聞く夢や、動く夢とか、味わう夢や、触れる夢などというように各種あるそうです。
それだけに眠っている時でも、脳の働きと深く関係があるということがお分かりになると思います。
一般に眠りには、レム睡眠とノンレム睡眠の2種類あることが知られています。
この眠りのパターンを一晩の内に4~5回、交互に繰り返すわけです。
レム睡眠というのは、身体は深く眠っていても大脳が起きている時と、同じパターンに近いのが特徴です。
よく眠っているのに眼球がクルクルと不規則に速く動いている時が、レム睡眠の状態です。
一方、ノンレム睡眠の時は、大脳の活動もほとんど休息している状態を指します。つまり脳も眠っている状態にある訳です。
近年は大脳生理学の研究によって、夢を覚えているのはレム睡眠の時だということが分かっています。
といってもノンレム睡眠の時には夢は見ないのかと思われますが、そう言う訳でもなく見てはいるのですが、ノンレム睡眠の時に見た夢は覚えていない、というのが正確な言い方なのです。
つまり、ノンレム睡眠の時の夢は大脳の活動が低下していて、休息状態なので記憶に残っていないという訳です。
今は、夢の研究から心身の病気度をチェックしたり、知能レベル(IQ)を向上させたり、秘められた創造力や発想力さえも上手く駆り立てることが、出来るようになってきたのです。
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レム睡眠は頭脳を良くする(「自分を活かし自分を超えるα波操縦術」より抜粋)
一般にレム睡眠の時には、奇想天外な夢を見ていて、ノンレム睡眠の時には現実的な夢を見ていると云われています。
夢というのは、その人が日頃に体験した出来事や記憶していることが、脳の中から無差別に引き出されるのです。
その記憶は大脳辺縁系から古い脳に蓄えられ、海馬や大脳皮質へ移されます。レム睡眠の時には、大脳辺縁系の活動は活発なので、大脳の活動は抑えられます。
従って、過去の記憶が引き出され易くなりますが、その記憶を論理的に考える機能が低下しますから奇想天外な夢になる訳です。
この時、眼球がクルクルと不規則に動くのですが、夢の内容とその動きとは一致していると云われます。
事実、眼球が上の方へ向いている時に、その人を起こして聞いてみると見ていた夢は階段を登っていた場面であった、という報告もあるほどです。
つまり、眼球が動いている時は、記憶からイメージが引き出されています。
うとうとした状態でその情景のことを考え、次に眼球が動き、次の情景シーンが出てきて、その情景について考えます。それらの情景シーンの繋がりには全く無関係な場合が多いのはそのためです。
そして、ストーリーとして考えるのは無差別に引き出されてくる情景イメージを、自分の大脳が勝手に繋ないで物語を作るために話しとして奇想天外な内容になる訳です。
では、ノンレム睡眠を起こすのは何処の脳に当たるのでしょうか。
それは、レム睡眠の中枢前方にある大脳基底部という場所がノンレム睡眠の中枢になっています。
ノンレム睡眠というのは動物にはなく、人間特有の睡眠状態と云われています。大脳が異常に発達した人間ならではの睡眠という訳でしょうか。
睡眠というのは休息を取るためにあるのだから、レム睡眠で夢などは見ない方がいいのではないかと考える人もいるかも知れません。
しかし、レム睡眠は脳の学習能力を高めると云われます。
例えば、ダウン症の子供にある薬を投与して、レム睡眠を取るようにして教育を同時に行ったら、知能指数IQ50の子供はIQ57に上昇したという実験もあります。
同様にIQ60以上になれなかった子供はIQ70になったとも云われます。
つまり、レム睡眠には脳力をアップさせる力があるということになる訳です。