五次元世界へ誘う魂の道案内 ブログ

徳を積む生き方、運命の状態と境遇のシフト、想念と自己同一視の作用

当旧HP2002/9/16---当ブログへ再編集し再掲

幸運を呼び徳を積む生き方(主に霊脳通信1994年6月号より抜粋)

世の中を見渡すと実に様々な人々が暮らしています。
家柄も良くて、とんとん拍子に出世する人、あまり苦労もしないで何故か成功する人。
正直に生きていても、いつも何故か上手く行かず損ばかりしている人。
悪徳非道なことばかり繰り返していても、何故か調子良くて強運な人。
自分さえ良ければ、他はどうなっても構わないと利己的に生きて強欲が続く人。
善い事ばかりをしている積もりでも、何故か何時も不運な人。
この様な問題を考察してみることも大切でしょう。

現在が幸運で良い立場で楽々と生きている人たちは、運命的に観ると生まれた家柄が良く裕福で、かつ育った環境や境遇も恵まれて良かったことから、丁度そうなっていることが多いものです。
反対に、現在が不運で辛くて苦しい立場を精一杯に生きている人たちは、運命的には生まれた家柄も悪く貧困で、育った環境とか境遇も悪かったことから、丁度そうなっていることが多いものです。
世の中の人々の生き方を眺めていますと、一見して悪いことばかり繰り返しても、ちっともその報いを受けない様な悪運の強い人も居るように思えます。
そのためか、多くの人々は生きている内に自分の満足のために、日々をずる悪賢く、楽しく調子良く生活をエンジョイした方が得だと、考えている人さえある様です。
しかし、人の生きる道としてそれが本当に良いのでしょうか。
あなたも考えてましょう。

例えば自分のエゴや欲望のために何か悪さをして、知らずに罪を犯してしまうとすればどうなるでしょうか。
反対に人の為になる様な何か善いことを行ったらどうなるかと、考えてみることも大切なことでしょう。
あらゆる事象に因果は巡ると昔から云われていますが、数年ではその変化に気付くことは殆どなく10年単位で事柄を見る必要があります。
しかし、次元上昇でカルマ・業因縁が浄化し清算される時期でに入っていますから、そのサイクルは速まっており、これから年月を経るに従い数百年も要したものが、数十年となり、さらに数年となり、さらに数ヶ月へと、さらに数週間へ、さらに数日へと徐々に短縮されて行きます。
五次元の世界では、ほぼ同時に瞬時に近く浄化し清算されて僅か数秒や数十秒で、その作用は速やかに現れてきます。
現在が幸運の人は過去世から今までに「天の倉」へ貯えた、余徳・積徳の放出によってその様になっているのであり、さらにその恵まれた立場を活用して世の中へ奉仕・貢献する様に努力をすれば、より一層に自分のみならず家運も良くなり、子孫も幸運と安泰の人生となるでしょう。

反対に現在が不運の人は過去世から今までに余徳・積徳を食い潰して、無形の借財を背負った結果ですから、自ら生き方の反省をして困難は自らを高める試練であり、チャンスだと考えて、大いに世の中へ奉仕・貢献・報恩する様に心掛けて努力をすれば、借財を返済することが出来るでしょう。
無形の借財とは「天の倉」にある余徳・積徳が不足していることを意味し、世の中へ奉仕・貢献・報恩の精神で、生かされていることに感謝してベストを尽くして働けば、高次元の世界と波長が合いますから、何事にもスムーズに進み、自然と「天の倉」へ徳を積むこととなり、知らず知らずの内に少しずつ幸運と安泰の人生が訪れるようになります。
広池学園のモラロジーには「天爵を修めて人爵これに従う」と云う、格言がありますが、天爵とは天の倉に貯えた徳を意味して、人爵とは自分の運命や境遇に相当して日々の生活は徳の分量に従って展開して行くという意味になります。
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運命の状態と境遇シフト(主に霊脳研究1992年6月号より抜粋)

人間の現在から未来の運命は、会報・当旧HP(当ブログ)でも述べてあります様に、これからの心遣い(意識)と言動によって変えることが出来るものです。
人の心遣いと言動とは、その人の運命に多大な影響を与えて行くものであります。
しかし、心遣いは目には見えないために以前までは、とかく軽視される様に考えられ勝でしたが、心の時代に入り今日の精神科学や道徳科学の発達によって、作用や働きが明らかになり重要視される様になってきました。
以前の人々はただ単に、言動の形式的な面だけから人の生きる道の方法である、モラル(真理)の実行と人間の運命との関係を考えていましたから、人の目からして不道徳と見える人が必ずしも直ぐに不幸になったり、滅亡したりせず、反対に一見して道徳的な人が必ずしも安心や平和とか幸福でないと誤解される様になったのです。
つまり、人智により道徳的・善・正しいと考えられている事柄でも、一概に天界から観れば不道徳・悪・謝りと判断される訳で、その反対も同様で私たちの善悪の判断・法律は、天意に通じないのです。
現在、苦難の境遇にあって悩んでいる様な運命の悪い人も、自らの反省と真理に基づいた実践の努力によって、やがてその運命を改善して、確実に安心と幸福を得ることが出来るのです。

一方、現在は恵まれて、何不自由のない境遇にあって尊敬され羨望されている様な運命の良い人も、今日の幸運を齎してくれた祖先や父母などの苦労に対して感謝も報恩もしないで、何となく安逸な生活を貪り続ける様な心遣いと言動に終始したならば、やがては天の倉にある余徳・積徳も尽きて無くなり、不幸な人生に下降して不安と不幸に陥るのです。
この様な真実を述べても世の中の現実を見るかぎり、幸運な人は何時までも条件の良い立場に居る様に思え、少々の悪事・不正を働いても制裁を受けない様にさえ感じるものです。
反対に不幸な人は何時までも悪い条件の立場で苦しみ悩んでいる様に思え、少々の良いことを実践したところで楽にならない様にさえ感じるものです。
現代に於いては特に分業が進み、自給自足などと言う事は不可能に近いものです。
つまり、人が生きるということは他の人のお世話になり、何かをしてもらう事であり、借りを作ることなのです。
要するに、多くの人々から様々な恩恵を受けている(借財を背負う)訳です。
また反対に、人が生きるという事は人々をお世話して、為になる何かをしてあげる事であり、貸しを作る事でもあるのです。
これが報恩である訳で、歌手の永六輔氏も言われています。

この様に私たちが生きる道は、当旧HP「開運法は報恩と体験学習で」にある「カード型人生」で述べています様に、常にプラス(プリペイド・報恩・奉仕)に進んだり、マイナス(クレジット・借財・恩恵を受ける)に進んだりして行くものであります。
そして、それらの総計が年月を経て積み重なって行くと、その人の境遇・運命として形成されて決まるのです。
さて、あなたの人生は何方のカード型で生きているのでしょうか。
人間の運命が現象的に変化していく過程(プロセス)には、その人が自らの心遣いと言動により、天の倉に貯えた徳の分量に応じて、直線的や曲線的に随時スムーズに移行するよとは限りません。
それは、ある時期を経て一種のヒステリシスの軌跡を伴いながら、シフトのアップ、或いはダウンのステップを、何回も段階的に繰り返されて進んで行く様であると考えられます。
つまり、政界や経済界のパワーシフトならぬ運命の境遇シフトが起こる訳です。

ここでヒステリシスについて説明します。

少々専門的な話しになりますが、一例としてディジタル機器のフリップフロップ回路の変形であるシュミットトリガ回路の動作は、入力信号(vin)に対する応答は増加していった場合と減少していった場合とでは、動作開始電圧(トリガレベル)にv1とv2の様に、差を生じる様な現象を指してヒステリシスと言い、別名バックラッシュとも呼びます。
シュミットトリガのパルス回路では、パルス波のトリガ(引き金)信号の刺激を加えて高くしていくと、あるレベル(v1)を超える(オーバーシュート)と一つの安定状態を維持できなくなり、自力で他の安定状態(voはH)へと跳躍的に移行します。
今度はパルス波のトリガ信号を減少して低くしていくと、あるレベル(v2)を超えると一つの安定状態を維持できなくなり、自力で他の安定状態(voはL)へと跳躍的に移行(元に戻る)する回路で、マルチバイブレータとも呼びます。専門用語で馴染みがなく難しいかも知れません。
つまり、フリップフロップ(メモリー回路)の様に、ヒステリシスを利用した一つの安定状態(H)をONとすると、他方(L)はOFFとなり、ONの状態はプリペイド、OFFの状態はクレジットとも考えられます。

この回路の様にある入力信号のトリガレベル(臨界点)を越えた時にのみ動作する様に、人として日々の生活で世の中へ奉仕とか貢献などで天の倉へ積徳をしても、現象界に於いての境遇などはランク毎に設けてある臨界点を越えないと変化しない様です。
反対に少々の不正や悪事を働いても、ワンランク下の境遇への臨界点に達しないことには変化せず、その報いを受けない様です。
日々の生活では、善行をしたり、或いは悪行をしたりと、入り混じる場合が多くて、相互に打ち消してしまい、思った様に変化として現れないものです。
一般の人々の運命的な境遇としてランクをステップする移行は、余程の大きな善事とか不正や悪事をしない限りは、変化も少なく数年の経過では気付けないものです。
つまり、運命の境遇シフトは各ランク毎に異なったヒステリシスとトリガレベルが存在し、そのレベル以上か、或いはレベル以下にオーバーシュートで達しないと、移行せず同じ様な生活・境遇を送ることになる訳です。
まあ、私たちの運命は良いに付け、悪いに付け、それなりのトリガレベルにオーバーシュートをしないと、境遇に変化が現れない様です。
さてあなたの運命シフトの境遇レベルのランクは何処になり、これから何処まで上がれるのでしょうか。

潜在意識の情報は自他の区別ができない(想念と自己同一視の作用)(霊脳研究1989年4月号より抜粋)
当旧HP2001/4/14---当ブログへ再編集し再掲

自然科学の法則では、物質が動けば運動エネルギーとなって現れますが、心の法則では「心」が動けば「想念」という波動エネルギーが発生し、想念はやがて具体化されて形の世界に現れることになります。
あなたは自分以外の人々の成功や出世とか、金儲けや諸々の幸福を自分の得た様な幸福の如く、それを悦んであげ、更に一層の幸福を彼らが得るように祈ってあげたことがあるでしょうか。
何故この様なことを述べるかと申しますと、人の幸福を羨んで「彼がもっと不幸であればよいな」などという「人の幸福を否定する心」が少しでも自分にある時、その「幸福を否定する心」が自分自身から想念として発するからであります。
ですから、その想いは知らず知らずの内に自己の潜在意識に情報として蓄積しますが、潜在意識はその情報が自分のことか、他人のことか区別は出来ないですから、心理的に「自己同一視」を起こして、自分自身の幸福をも否定することになり、やがて訪れようとしている自分の幸福に対して無意識に門を閉じてしまうことになるのです。
近年の深層心理学の研究と実験により「自己同一視」の、作用と働きが明らかになっています。
かってオスカー・ワイルド氏の言った様に「現実は言葉を模倣する」のです。
私たちは、それ故に善き言葉(想念)や明るい言葉を始め、楽しい言葉・称賛の言葉・感謝の言葉・建設的な言葉を使わなければ、自らの運命は好運を呼び寄せないのです。

一般の人々は他の人の失敗や災難などを、ゴシップにする悪い習慣を持ち勝ちなものですが、その様な「人の失敗などを語る言葉(話し・文字)」は言葉の持つ力(言霊)によって、潜在意識へと入り込み心理的に「自己同一視」をするため、自分自身の失敗をも知らない内に引き起こすことになるのです。
今、世間と国会でも話題になっている、ネットのSNSなど書き込みによる「誹謗中傷」が原因で悩み、自殺したと言われるプロレスラー・ 木村花さんの件を始めとして同様に、他者に向けた言葉の積りが実は自己へも知らない内に向かい、自らが傷つき害されて不幸へ向かうことになるのです。
ネットは匿名性から人々の過激な欲望を始め、日頃の不平不満・嫉妬・怒り・恨み・憎しみ・争いから荒らし、誹謗中傷などが顕に表現されて言葉・文字と意識の波動が乱れ汚れて、暗黒で邪悪な思考や想念が渦巻いています。
ネットの世界は底辺の者たちにより本当に言葉が汚れ切っており、暗雲が立ち込めて、ここままでは危機を招くでしょう。
汚れた言葉は人々の想念となり、世界を駆け巡り、大衆を邪悪な方向へと導くでしょう。
これでは顕在意識で幸せや豊かさを願いつつも、知らずに不運や災難を呼び寄せていると言えます。
だから常に人の繁栄を悦び讃える様にするならば、自分が繁栄することになる訳です。

あなたは今、不幸であっても、それはあなたの過去の想念が「ネガティブ・暗いこと」を想い続けて来た結果であります。
ですから、尚も「自分は不幸である」と悲観や暗いことを何時までも想い続けていては、その不幸は何時までも消える事なく続いていて、不幸から上手く脱することは出来ないのです。
つまり、暗く不運な運命の人は、自分の想念を「ネガティブ・暗い内容から、心機一転して明るい方向」へと、思い切って切り換えなければ改善にならないのです。
巷の出世・成功術などの出版物や自己実現プログラムの、書物兼カセットテープ・CDによるシステムセットなどを買い漁っている人は、どちらかと云うと劣等感を始め、心の力みとか心の焦りなどがありますから、その方法を実践しても思う様には達成しない訳です。
それは心から発する想念はエネルギーであると同時に、ものの実質であるのです。
私たちが強く持続的に想い念じることが、その人自身の人生となり運命となるのです。
そこで皆さんに当ブログでは、真理のメッセージを伝えて正しい言葉や思考から意識を高め、光明な思考や愛念で邪悪な思考や想念波動を払い浄め、各自の運命を改善し様々な危機や災禍から逃れ幸せを掴みましょう。
それは、正しく有益な人生観を学ぶことにより、正しい考えは正しい想いと正しい知恵と正しい判断が浮かび、正しく価値観からは正しい言動もできるからです。
真理を含む教育からは人格を高め良心に目覚めて、心の油断や隙からくる悪い誘惑にも動じなくなるのです。
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