旧HP2000/2/27---2021/6/22ブログへ掲載
新型コロナウイルスに対して変異株も出現してワクチンの効果は低下しますから、自分の気力・ヤル気と身体を強化する免疫力と自然治癒力を高めて乗り切るには、関連する知識が必要になります。
大脳と脳波の関係と心身は深い繋がりがある
人間は生きている間中、何らかの脳波を出し続けていて脳波の内でアルファ脳波を出している時が、大脳の機能は活発になり、潜在意識との交流・疎通が高まり、直感力や記憶力が増大すると共に、高次元の存在である先祖霊や指導霊の光明霊波を受け易く、自然治癒力も高まることが、最近の大脳生理学や宗教心理学の分野で証明されております。
今までの長い地道な脳研究によって、心の働きと脳の働きの関係がよく知られる様になったことから脳波の探究が始まります。
中でも睡眠中にアルファ波が現れている時は、夢を見ていることが明らかになったのです。
内容としては日頃から考えていた疑問に対して、答えを見い出していた場合が多くあり、大学生たちの学習への応用として研究されていた訳です。
ところが驚くべきことに、アルファ波の実験に参加していた大学生たちは、急に集中力が高まり成績が良くなったり、協調性に富んで積極的になり、健康的へと心身共に変わって改善したことから、脳波トレーニングの研究が広まったのです。
バイオフイードバック理論とは
人間の身体の仕組(体温や血圧や脈拍などの生理状態)は、基本的にはフィードバックによって、恒常性が保たれていますが、知覚器官が無いので私達は気が付かないのです。
自分の生理状態を感覚装置で知ることができれば、これらの生理状態を自分の意志でコントロールできる様になることが、研究と実験により証明されています。
今まで成功した人々は、大脳の活動を上手に利用して日常の実務に生かしていたのです。つまり、必要(肝心)な時にどれだけ長時間(集中時)に、不可欠なアルファ脳波を強く発生させて、その時をどの様に効果的に活用するかがキーポイントなのです。
大脳の左脳と右脳の分担と働き
人類にとって脳は長い間ブラックボックスと云われて、その働きは殆ど分からないまま過ぎてきました。
特に右脳に至っては、大した働きをしていないと思われていました。
ところが、1960年頃から、ロジャー・スペリー博士が「分割脳」の研究を始めてからと云うもの、次第に右脳の機能が解明されて来て、実は素晴らしい働きを秘めていることが明らかになったのです。そして、今の右脳ブームが起きて来た訳です。
人の脳には左半球と右半球とがあり、論理性とか現実性を必要とする外部的な事柄は左半球が司り、直感力や想像力や発想力を必要とする内部的な感覚の、芸術とか音楽等は右半球が司るのです。
この左脳と右脳を、瞑想・座禅時によるメンタル・トレーニングのアルファ脳波レベルで、バランス良く活動させると、大脳の機能は活発になって潜在意識との交流・疎通が高まり、自分が本来持っている個性である能力・才能を普通の人より、何倍にも活用することが出来ます。
つまり、アルファ(α)からシータ(θ)脳波の誘導による脳力活性化で才能発掘を始め、記憶力の強化・夢描力の強化・発想力の強化・独創性の発揮、超感覚などの誘発が出来る様になる訳です。
大脳の分担表
アルファ脳波の効用は抗暗示障壁が取り除かれる
アルファ脳波の発生により心(意識)は安定して、精神統一的な深い状態が容易に得られる様になります。
そして、大脳の機能は活発になって左脳と右脳はバランス良く活動し始めると、精神的な情報のネックである「三重脳」になっている伝達する働きの拒絶反応である、「抗暗示障壁」が取り除かれて行きます。
すると、顕在意識と潜在意識との交流・疎通が高まり直感力の高まりを始め、被暗示性が強くなって集中力や記憶力が増大して受容性が高まります。
別頁の「脳の働きと超能力」でも述べていますように、三重脳から神智学で信じられていた4層の不可視の脳へ交流(アクセス)が著しくなることから、指導霊やハイアーセルフからのインスピレーションを受け易くなるのです。
大脳へアルファ波として、8から10ヘルツの弱い電磁波を誘導すると心身は緊張から弛緩(リラックス)の状態へと入りますから、ストレスや不安感なども取り除かれて生理機能が活発になると共に、自然治癒力も高まることが明らかになっています。浅い眠りに入る人もあります。
一方、催眠誘導の実験では、覚醒している時の脳波としてベータ波の18~21ヘルツを頭部へ誘導すると、催眠状態に入っている人は速やかに覚醒できることも分かりました。
※注意 但しシータ(θ)脳波での誘導にはリスクがある
超(霊)能力が出易いと言われる、シータ波の4から7ヘルツで誘導する実験では多数の方々がほぼ一時的に霊媒体質になれて、霊(霊)能力と思われる様な不思議な事もある程度は出来る様になります。
ところが反面、体調の急激な変調などで気分が悪くなったり、疲労度が大きく現れて芳ばしくありませんでした。
このθ脳波による誘導には個人差が大きくて、人によっては急に不運になったり恐い夢を見たりするなどの副作用がありました。性格や生き方や体質とかカルマの違いに因るものと思われました。
逆発想の応用では、ノイローゼのうつ状態から抜け出せる方法も見つけましたが、傍に霊的な指導者が必要になります。
脳波と心(精神)の関係
旧HP2000/4/7
大脳と脳波シリーズ(主に霊脳研究1987年4月号より抜粋)
脳波と脳の働き
超能力や霊能力の開発には、脳波レベルとして単にアルファ波やシータ波が出現していれば、それで良いというものではありません。
それは本来に於いて脳波というのは意識の働きに伴い脳の活動状況に応じて発生した、生体の電気信号であるからです。
つまり脳の活動は心(精神)の働きから、肉体的な機関として細胞内に生じるものであり、付随的に発生した脳波信号を厳密に調べたとしても、今何を意識・思念し考えているのかは具体的に判らないのです。
人間の魂が地上に降りて霊体、幽体そして肉体(DNAを含む細胞体)を持った時に始めて、頭脳というニューロンやシナプスなどの集合体である高度の中枢機能を通して、心(意識)の作用が脳(神経)の活動として反映する訳です。
脳細胞の生理的な活動は神経網を通して身体の各機関へと連絡されて、感覚的な刺激を受けたり、身体を自由自在に活動させることが出来ます。
脳内では生理的な脳細胞の活動に伴って化学的な変化を生じ、活動電位すなわち脳波信号が発生します。ニューロンやシナプスでは神経の情報を伝えるのに神経伝達物質が生成されます。
これらの細胞膜では化学的にイオンの濃度が変化して、膜の内外では電位差が生じ膜電位の変化により神経インパルスとなります。それは局所的に生じて次々と隣り合った部位へと伝わっていきます。
脳波と心理的レベルとホルモンの分泌
脳の活動に於いては、脳波信号のレベルによって心の(精神)の状態がある程度のことは判断できますが、思考内容の問題までは判りません。
それは脳波信号は心の状態の一つのバロメータに過ぎなく、脳波レベルの状態によって覚醒状態か或いは平静状態か、それとも興奮状態なのかとか 眠りの状態なのかの程度しか把握できないのです。
一方、ある研究報告によりますと、血液を中介して情報を伝える化学物質として各種のホルモンの分泌量などを調べたところ、怒っている時と喜んでいる時、または平静にしている時の血液中に含まれる、ホルモンの種類と量が著しい違いを示していました。
特に怒っている時や悲しんでいる時の血液中に含まれるホルモンの成分を調べたところ、毒素が見つかったとのことでした。
ホルモンという言語はギリシャ語の「刺激するもの、呼び覚ますもの」から派生した言葉で、体内には色々な情報伝達物質があり、今では約80種類が見つかっていて各々に役割があります。
ですからアルファ波やシータ波レベルの時、その人にとって能力開発になるのか、それとも悪霊や不成仏霊などに取り憑かれて気が狂い廃人同様になるのか、或いは病気や事故や事件などに遭い不幸の生活を送る事になるかは、その人の意識の在り方や生き方に由来する性格や人生観から来るところの日常的な思考・思念の問題や、人格とか品性と守護霊のレベルと力量とカルマなどによって大きく違ってくる訳です。
それは特にシータ波レベルの時には超能力を発揮し易い反面、心は霊界などの異次元との交流・疎通が活発になり感応し易くなります。
ところが心の状態がプラス・ポジティブ(感謝・調和・喜び・無欲・無我・明るい・正法など)の状態か、或いはマイナス・ネガティブ(不平・不満・疑い・憎み・妬み・呪い・心配心・羨む・咎める・迷いなど)の状態かによって、霊界の善霊と繋がるか或いは悪霊・不成仏霊と繋がるかも決まるのです。
つまり、シータ波の活用は「諸刃の剣」と言ったところです。
脳波と心構え
以上の事からして瞑想・座禅用のアルファ波が発生しているからと言っても、瞑想三昧に入っているとは限らないでしょうし、その時の心理的(心境・意識)レベルも人によって大きく違うのが当然でしょう。
同じアルファ波レベルの場合でも心は集中力が高まり受動的な状態でありますから、それを利用して自己催眠やマインド・コントロールにより性格を改善したり、病気などを治したり、学力を向上したり、願望を実現させることも可能です。
マインド・コントロール法には催眠法などによる、暗示法や映像イメージ(メンタル・スクリーン)法などが活用されます。
しかし、それらを実施する場合は受ける人の心構えとして、それを信じているかとか、素直に受け入れる心が有るかという思考や想念の内容が大きく影響してきます。
つまり、脳波をアルファ波レベルに保っておいて、良い意味においてマインド・コントロールを実施しょうとしても、信頼関係が築いてなく受ける人が拒否したり、懐疑的であったりすると「心(創化)の法則」により心の力は分散して効果は期待できなくなります。
さらに心の状態がプラス・ポジティブ的や建設的・積極的・協力的・調和的、感謝的・利他的な人は善い結果が得られます。
反面、マイナス・ネガティブ的や消極的・非協力的・不調和的・利己的、不満的・利己的な人は心の法則により悪い結果が現れてきます。
瞑想や座禅を通して脳内にアルファ波を発生させても、心(精神・意識)の状態として「創化の法則」により、思考に何を浮かべるかに因って人生上の幸運・健康・富・成功・安心が掌中に入るものか、それとも不幸や病気、貧困、失敗・事故・事件・恐れなどが訪れるものかが決まります。
要するに唯、何でもかんでもアルファ波を発生させれば良いというものではなく、日頃の生き方や人生観と利他心とその時(瞑想時)の心持ち・境地をどの様に有効的に、心・意識を自主的に働かせるかが重要なカギなのです。
これは本人だけでなく周囲の人々の思考(想い)にも感応して、同様に大きな影響・作用を受けます。
それについて私達人類は高尚で極めて高い意識を持ち、自分の自由意志によって日々精神作用を働かせて、自由自在に行動しているのですから、その働かせ方や言動に当然責任を持つ自覚が大切です。と、(財)モラロジー研究所では云われてます。
つまり、あなたの幸、不幸の運命はあなたの心(意識)の在り方に掌握されております。
J,マーフィ氏の著書では、『自分が頭の中で考えていることは間違いなく実現することであり、外的な状態の状況・境遇・事件・事故・災禍・体験などは自分が習慣的に考えたり、頭に描いたりしている内容(イメージの集合体)を正確に反映するものなのです。人間とは一日中その人が考えている事柄に他ならないという法則があるのですから。』と、書かれてます。
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