雪だー、と窓に寄ったとき、下から(中層階に居る)女性が泣いているのが聞こえた。
のぞいてみたら、二人連れの若い女性。
一人は声をあげ泣いている。
もう一人は、相手の背中をさすりながらなぐさめてるように見えた。
そのうち泣いている女性が泣いているのに笑いが混じってきて
泣き笑い、とか言いながら、二人はなぜだかちょっと幸せそうだった。
雪がほどよく舞っていて、彼女らも上をちょっと見上げながら
なんだか楽しそうにも感じた。
きっといつか将来、雪が降った時、そういう何気ない思い出が蘇るんだろうな。
今を精一杯生きていればきっと、誰かが見てくれてるはず。
年齢と共に思い出が増えていくけど、ふとした瞬間、いつかの出来事を思い出す。
戻れない時を思うと、胸が苦しくなる。
この先もあるだろう胸の苦しさ。
そう、
私も雪を見上げて途方にくれたときがあった。
もういいや、と諦めようとした。
でも今生きてる。
そういうことが積み重なって、人生になっていくのね。
最期に、良かった、と思いたい。
…雪、今年は多いな…
のぞいてみたら、二人連れの若い女性。
一人は声をあげ泣いている。
もう一人は、相手の背中をさすりながらなぐさめてるように見えた。
そのうち泣いている女性が泣いているのに笑いが混じってきて
泣き笑い、とか言いながら、二人はなぜだかちょっと幸せそうだった。
雪がほどよく舞っていて、彼女らも上をちょっと見上げながら
なんだか楽しそうにも感じた。
きっといつか将来、雪が降った時、そういう何気ない思い出が蘇るんだろうな。
今を精一杯生きていればきっと、誰かが見てくれてるはず。
年齢と共に思い出が増えていくけど、ふとした瞬間、いつかの出来事を思い出す。
戻れない時を思うと、胸が苦しくなる。
この先もあるだろう胸の苦しさ。
そう、
私も雪を見上げて途方にくれたときがあった。
もういいや、と諦めようとした。
でも今生きてる。
そういうことが積み重なって、人生になっていくのね。
最期に、良かった、と思いたい。
…雪、今年は多いな…