エアコンの使い方別・ぐっすり眠れる活用術
エアコンを使わないと眠れない人、眠っている間はエアコンをつけたくない人など、好みはさまざまです。そこでタイプ別に、上手な活用テクをご紹介します。
1. エアコンをつけっ放しにしたくない人は「眠る前に室温27度」に
部屋を26〜28度くらいのお好みの温度に調節してから就寝すると、就寝直後に促進される発汗作用で生じた汗が蒸発しやすいので、汗が乾いて寝やすくなります。
室温が急に上がると皮膚温や心拍数が大きく変化し、深い眠りの邪魔になる傾向があるため、室内の温度はできるだけ一定に保つことがよりよい睡眠には好ましいですが、その際は体が冷えてしまわないように注意が必要です。
そこでタイマーを設定する際は、1時間など小刻みにするより、3時間程度に設定するのがよいでしょう。深い眠りに入った最中に暑さで目が覚めることなく、3時間のうちに2回深い眠りに入ることができ、目覚めに向けて徐々に部屋の温度が高くなることで体温も上昇し、スッキリとした目覚めを促すことができます。
扇風機やサーキュレーターを壁に向けて送風して「間接気流(そよ風気流)」をつくることにより、同じ温度・湿度しつどでも肌は涼しく感じます。
このとき、気流は「弱」などのゆるやかな風にして、体に直接あたらないようにすることが、快適さを保つポイントです。
2. エアコンを一晩中つけても、冷えすぎずに朝までぐっすり眠りたい人は「除湿」に
就寝時に冷房運転ではなく、28度以上に設定した「除湿運転」に切り替えましょう。室温および体温を冷やしすぎず、それでいて部屋の湿度しつどが低くなるため汗をしっかり乾かすことができ、眠りやすい環境になります。
女性は冷房が苦手という方が多いですが、上手に使えば快適な環境をつくることができ、良い眠りのサポートになります。電気代も気になるところですが、高めの温度(28度)に設定した冷房運転や除湿運転は、それほど電力を消費しません。
今年の夏は冷房上手になって、寝不足知らずを目指しましょう。
(協力/奈良女子大学 研究院 生活環境科学系 久保博子教授)
今、二階の寝室に行ったら32度ありました。窓を開けていたけど下がりません。
例年は、寝るまで冷房でひんやりするくらいに冷やしておいて寝る時にエアコンを切って寝てました。
タイマーで切れるようにしたりも試したり
でも・・・必ず暑くて目が覚めてしまい今度は、扇風機にしてみたり・・・
いろいろ試行錯誤してます。
最近は、ドライで28度くらいにしてつけっぱなしにして居ますが・・気温が下がると止まっていて、また目が覚めたり・・・どうしたらよいのでしょう???