季の鳥どり

身近なところを散歩しながら野鳥を撮影しています

ビンズイ~冷え込んだ朝に~

2024年11月20日 | 野鳥ブログ


遠くの山が雪化粧をし
冷え込んだ朝に
厚手の上着を着込んで
公園を散歩していたら
ビンズイに出会いました

 

 


英名 Olive-backed  Pipit
その名の通り背面がオリーブ色の
セキレイ科タヒバリ属のビンズイ
「ビンビン ヅィヅィ」
と聞こえる声が和名の由来で
「便追」と書きます

 

 


雌雄同色で
胸から腹にかけて黒い縦斑が目立ちます
眉斑は白く 耳羽に白斑があり
冬羽は眉斑や脇などが
やや黄色みがかります
正面から見ると
お腹がぽっちゃり
とても可愛らしく見えます😊

 

 


暫し辺りを歩き回って
撮影に付き合ってくれたのですが
トコトコ歩いて
さようなら~👋
ビンズイの可愛らしい仕草に
気持ちがほっこり
楽しい早朝散歩でした(*^_^*)



 

2024年11月14日撮影

撮影地  宮城県


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トモエガモ ハジロカイツブリ~コハクチョウ飛ぶ沼で~

2024年11月18日 | 野鳥ブログ


沼の上をコハクチョウが飛び
多くの水鳥で賑わう大沼で
顔見知りのbirderさんから
トモエガモがいるよと教えられ
1羽1羽丹念に探してみたら
見つけました!

 

 


雄の顔の模様が特徴的なトモエガモ
この模様を「巴」に見立てて「巴鴨」

 

 


雄の顔は緑・黒・黄色からなる巴模様
雌の嘴は基部に小さな白斑があります
雌雄2羽で泳いでいます
つがいでしょうか
たくさんいるカモ達の中から
やっと見つけました
トモエガモの求愛行動は
他のカモ類より地味で
少しうつむいて
何回か鳴くだけだそうです
(とてもシャイなトモエガモ君なのです😉)
*『野鳥図鑑』 著者 石田光史 ナツメ社より

 

 


こちらはハジロカイツブリ
虹彩が赤く
夏羽は目の後の金色の飾り羽が特徴的ですが
冬羽は頭と体上面が黒く
ほおの白い部分と頭の黒い部分の境界線が
ぼやけて見えます
カモ類と比べて小さいので
見逃してしまいそうでしたが
「羽白鳰」も
やっと見つけることができました

 

 


近くでのんびり泳いでいたのは
この沼で生まれたカンムリカイツブリ
まだ顔の縞模様が残っていますが
逞しく育っているようです

 

 


沼の周りの田んぼへ
餌を探しに
コハクチョウが飛んで行きます
長閑な沼で
水鳥達がのんびりと過ごしています(*^_^*)



 

2024年11月14日撮影

撮影地 宮城県仙台市

 

 

 


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爽やかミコアイサ君!

2024年11月16日 | 野鳥ブログ


仙台市内の大沼に
ミコアイサがやって来ました!
愛称“パンダ鴨”🐼
沼の人気者です

 

 


潜水採餌ガモのミコアイサ
さっそく潜水開始!

 

 


ポッチャーン!!

 

 

 


全長約42㎝ 主に淡水域に生息し
頻繁に潜水しながら小魚などを捕食します
上手く捕れたかな? 

 

 


水を弾きながら
浮上してきました
今回は空振り😓
それでも

爽やか~ミコアイサ君!(*°▽°*)

 

 

2024年11月14日撮影

撮影地 宮城県仙台市


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キセキレイ~なにかいいことありそうな♪~

2024年11月14日 | 野鳥ブログ


色づいた木々の葉が
ひらりひらりと川面に落ちて
静かに流れて行くのを眺めながら
歩いていたら
キセキレイが飛んで来ました

 

 


留鳥または漂鳥といわれるキセキレイ
雪が降る地方では
冬季に平地や暖地に移動します
胸から体下面と腰の部分は綺麗な淡い黄色
脇の真っ白な羽の色が水面に映えます

 

 


翼と尾羽は黒く
三列風切といわれる部分の羽に
白い縁取りがあります
セキレイ科セキレイ属「黄鶺鴒」と書きます
セキレイという名は
漢字の「鶺鴒」を音読みしたもの
藤堂明保『漢字の話』に
【鶺鴒とは次のような鳥である
 (1)古くは背令ともいった
 (2)背は「せぼね」「せすじ」を表した字
    令は冷(澄んだ冷たい水)や
    玲(冷たく澄み切った玉)を
    派生する字
 (3)つまり背令とは
    背筋が「清令な」鳥のこと】
と記されているそうです
*「野鳥の名前」 著者 安部直哉・叶内拓哉 山と渓谷社より
尾が長くスマートで
佇まいが美しい鳥ということですね😊


 

 


今季はもう会えないかなぁと思っていた
キセキレイに会えて
とてもラッキーな朝でした
なにかいいことありそうな♪(*^▽^*)

 




最後までご覧いただき ありがとうございました😊
一部再編集致しました
いつも貴重な情報等ありがとうございます

2024年11月13日撮影

撮影地 宮城県仙台市


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ベニマシコもやって来ました♪

2024年11月12日 | 野鳥ブログ


秋晴れの爽やかな朝
川辺をぶらりぶらり散歩していたら
体下面が淡い赤い色の
小鳥が飛んで来ました
ベニマシコです
ジョウビタキに続いて
ベニマシコもやって来ました♪

 

 


宮城県では冬鳥のベニマシコ
英名  Long-tailed  Rosefinch
漢字名 紅猿子 
「猿子」は猿の古名に由来します
雄のベニマシコは
顔 頭 体下面が赤く
この特徴から赤い顔のニホンザルにたとえて
この名になったといわれています
英名の”Rosefinch“から
“薔薇色のフィンチ”
とおしゃれに呼んでみようかな
やはり「紅猿子」のほうが
何となくしっくりくるように思います😊

 

                   


寄り添うように飛んで来たのは
雌のベニマシコ

 

 


雌は全体的に褐色で
背 胸から腹にかけて黒い縦斑があります
雑食性で秋から冬は
セイタカアワダチソウなどの植物の種子を
好んで食べます

 

 


今季初見のベニマシコ
雌雄一緒に見ることができて
心はずむ朝の散歩でした♪(^∇^*)

 

 

2024年11月10日撮影

撮影地 宮城県仙台市


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